暁光帝、ついに犠牲者を出してしまう。えぇっ! ボク、何もしてないんだけど!?
悪と戦って幾星霜。
『弱肉強食の掟には誰も逆らえないんだ』とか、世迷い言を唱えて世界征服を企む悪党を!
我らが暁光帝♀はついにやっつけました。
ようやく正義が勝ち、浜辺の平和を取り戻せたのです。
あ、世界征服って企むだけなら誰でもできますからねww
街のいじめっ子3人組だって十分、悪党になれるんですよwww
そういうわけで大勝利して正義を遂行した暁光帝♀です。
悪に立ち向かった勇敢な幼女にも感心して正義の心が焚き付けられたようですね。
暁光帝:「キミに勇気があるのなら、ボクとともに来たまえ」
幼女:「えっ、でもわたちはつよくありませんでち。むしろ、よわいでち……」
暁光帝:「だいじょうぶ。キミには正義の心と勇気がある。他に必要なものなんてあるものか。それでも足りないと感じるのならボクが補おうじゃないか」
幼女:「そこまでいってくれるのなら…あたちのちからをおかししまつ。ともにあくとたたかいませふ」
…
……
………
こ〜んな会話が交わされたような気がしたような気がしなくもありません。
エルフのナンシーも観察してましたが、しょせん、子供の言うことやることですからww
いちいち気にしていられませんからねwww
さぁ、ここからは大人の時間。
美女が艶やかな肢体で魅了するのです。
…って、誰を?
あれ?
あれれ?
周りにはしなびたおっさんと子供達しかいないじゃありませんか。
美女は? 美少女は? せめて、美幼女〜
お楽しみください。
キャラクター紹介&世界観はこちら〜>https://ncode.syosetu.com/n2816go/
この一連の様子を眺めていた妖精人のナンシーもまた感心していた。
「折檻する時は拳で拳打、攻撃する時は伸ばした指で一本貫手…いや、鉤爪で引っ掻き…か」
ずっと童女アスタを観察していたのだ。
乱暴なパトリツィオ少年が出てきた時は一瞬、止めようかとも思った。
パトリツィオは暁の女帝様に逆らったのだ。ふつうに考えれば帝に弓引いた者は処刑されてしまう。
だが、そうはならないと思ってもいた。
別に帝が慈悲深いからではない。
如何に冷酷な帝王でも自分が観察する虫を殺したりはしないだろう。コメツキムシに突かれても痛みは感じないのだ。
だから、止めに入らず、童女がどう対処するのか、観察していた。
すると、アスタは少年を叱った。
怒ったのではなく叱ったのだ。
驚いた。
童女は怒りに任せてあの醜い少年を攻撃したりしなかった。
言葉と体罰で折檻したのである。
意外だ。
パトリツィオの、あの横暴な態度は遠くから見ていてすら腹の立つもので、エルフ自身、許せないと感じていた。近くにいたらどうしていたか、わからない。それこそ、怒りに任せて生意気な小僧をブン殴っていたかもしれない。
だが、アスタはそうはしなかった。
童女には急所への一本貫手という凶悪な技があるのだ。リュッダ海軍の精鋭部隊をことごとく一撃で仕留めた、あの技を使えばたやすく少年達を打ちのめせただろう。
得意の四足で走ってもいなかった。
つまり、間違いなく手加減していたのだ。
手加減して拳打というのも珍妙だが。
おそらく、アスタにとって、指を伸ばして敵を穿つ貫手のような技は鉤爪による攻撃と同じ感覚だから使わなかったのだろう。
想像してみる。
ドラゴン同士、冗談を言い合ってツッコミを入れる、そんな時にどうするのか。手を、いや、前足を開けば鉤爪で相手を傷つけてしまうかもしれない。だから、前足を閉じて“拳”の形にして小突くのだろう。
そもそも、ドラゴンの物理攻撃はパンチではない。鉤爪の引っ掻きと牙の咬みつきと尾の叩きつけだ。
拳打と言うか、指を握って作った拳による打ち込みはドラゴン的にじゃれつくような感覚なのか。パンチは鉤爪をしまっているので、“攻撃”には該当しないのだ。
折檻に際し、アスタは自然と手を閉じて一本貫手を控え、拳で殴ることで手加減していたのである。
如何にもドラゴンらしい。
それによく見ると少年らのダメージはさほどきつくない。
鼻からの出血は派手だし、顔も酷く腫れているし、痛みもそれなりにあるようだが、意識を失ってはいない。
失神させてしまうと反省もさせられないから手加減したのだろう。
しかも、アスタはパトリツィオ少年らにしっかりお説教もしている。
彼らの過ちを指摘して丁寧に考え方を矯正した上で制裁しているのだ。
もはや、至れり尽くせりである。
人間は幻獣にとって必ずしも良い存在ではなく、冒険者に至ってはむしろ敵である。アスタには人間社会を尊重する義理がない。それなのにここまでしてくれた。
ずいぶんと親切なことだと感心する。
「『暁光帝はこの上なく優しくて美しい、おしとやかで、上品な貴婦人である』…か」
女精霊と一角獣の言葉が強い説得力を持つ。
上品な貴婦人だからこそ、子供達をいじめる乱暴な少年らをきちんと折檻したのだ。
「それにしても…『支配するということは支配されるということ』か……」
先ほどの言葉が思い出される。
“この世の真の支配者”とも呼ばれる暁の女帝だが、実際にドラゴンや他の強力な幻獣を率いて何かをしたという話は聞かない。
『世界一強い奴に面倒を見てもらおうって話じゃないか』とも言っていた。
それこそがアスタにとっての“支配”という言葉の意味なのではないだろうか。
“強者による支配”とは“強者が弱者の面倒を見る”とも言い換えられる。
人間のように王が権力を振るって国家を支配するのとはわけが違う。
王は貴族や神職ら有力な集団の支持を取り付けて、その権威を背景に権力を振るい、兵士や役人を働かせる。そして、その権勢を以て国家を運営する。
だから、人間の王には突出した能力はない。せいぜい、話術のテクニックと勢いと血統があるだけだ。後はトラブルを調停する能力くらいか。
けれども、超巨大ドラゴン暁光帝は違う。
暁の女帝様ご本人が臣下の幻獣を全部、合わせたよりも強い。
圧倒的に強い。
天候さえも操作する膨大な魔力、大陸の地形すら変えてしまう凄まじい怪力、何者にも揺るがせられない超質量、遙か上空から何もかも見渡す眼力…と、個人の能力そのものが桁違いだ。
世界は、暁の女帝が君臨して何人も逆らうことができない。只、その命令に唯々諾々と従うのみ。
だから。
絶対的な強者である暁光帝にとって、“支配”とは弱者の世話をすることに等しい。
「それは面倒くさがりもするわね。フフ…」
自然と笑みがこぼれる。
支配を疎み、君臨しても統治しない、超巨大ドラゴン暁光帝。
彼女の感覚が少しだけわかった気がした。
「ところで……」
ナンシーは隣で敷物に座っている人物に話しかける。
「何で貴方はここにいるんです?」
「死ぬ前に海を見ておきたくてね……」
博物学者のビョルンは疲労を隠そうともせずに答える。
目の下には明らかな隈が出来ており、表情は絶望の色に染まっている。
「えーっと…まだ世界は滅びませんよ」
訝しく思って見つめる。
今、ナンシーは水着を着ている。極めて肌の露出が多い、非常に大胆な水着だ。何しろ、紐をまとめて仕立てたと言うか、いい加減にでっち上げたビキニである。胸乳も股間も大切なところをかろうじて隠しているに過ぎない、全裸よりもいやらしい格好である。
乳当ては3つの結び目が紅い実を支えるだけ、下履きは3本の紐が割れ目と恥ずかしい肉の唇をかろうじて隠すのみ。本人の曰く『デブじゃない』との弁解だが、お腹の肉はふるふると震え、白い乳肉が紐の間からはちきれんばかりにはみ出して揺れ動く。
海辺に顕現した、驚異のエロティシズム。
魔法の得意な、多くの妖精人がスレンダーで清らかな容姿を讃えられる中、異端も異端。食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、育てに育てまくった扇情的肉体である。
ここは海水浴場。どうせ脱いで泳ぐのだ。自分をみすぼらしく化けさせる逆さ化粧も落ちてしまう。ならば、本来の美女としての自分を曝け出した方がアスタも喜ぶだろう。古着屋で派手な色の紐を買って、その場で紐ビキニに仕立て上げたのである。
金髪なので、はみ出した恥毛も目立たないのが本人としては不満だ。
このナンシー、魅せる時は徹底的に見せる。
恥じらいなどゴミ箱に投げ捨てるのだ。
相手が美女なら女性同性愛者の矜持に賭けて手を抜かない。暁の女帝様と遊ぶならなおさらだ。
この姿の爆乳エルフはまさに眼福であり、見かけた者は幸せになれる。
とりわけ男性は老人ですら思わず胸がときめいてしまうくらいの麗しさだ。
それほどの美女がほぼ全裸で隣りに立っているのにビョルンは砂地に腰を下ろしたまま、ぼんやりと海を眺めているだけ。
これはいくら何でもおかしい。
「でも、もうすぐ滅びますよね…」
ボーッと口を空けたまま、みすぼらしい博物学者が答える。
覇気が感じられない。
これでも街の有力者の1人、領主の懐刀だと言うのに。
「いやいや、少なくとも今日は大丈夫ですよ。お城で何かあったのかしら?」
エルフははちきれんばかりのだらしない爆乳をことさらに揺らしながら尋ねてみる。
だが、ビョルンのメガネは曇ったままだ。
「あー…あれからですね。奥方様に呼ばれて諸般の事情を説明したんですよ」
一瞬、メガネの裏で涙が光った。
「私は人間が壊れるところを初めて見ました……」
博物学者は語り始める。
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童女アスタとエルフのナンシーが去った後、玉座の広間で街の有力者から尋ねられたのだ。
紫色のロングヘアーを金属光沢に輝かせる、謎の童女について。
ビョルンの前には領主ジャクソンと奥方のコンスタンス様、ギュディト百卒長、そして、執政の老人セバスティアーノがいた。
瓦礫街リュッダの政治を担う、賢明な人々である。
だから、博物学者は童女の正体について一切の説明をしなかった。予断や解釈は交えない。只、自分が見たもの、聞いたこと、アスタについて事実を列挙して後は自分で考えてもらうに任せたのである。
自分の背丈よりも長い、紫に輝く金属線のようなロングヘアーを自由自在に動かせること。
そのロングヘアーを操って新品のロングソードを剪断し、薄っぺらな金属の薄片に切り刻んだこと。
口にはまともな歯が1本もなく、凄まじく頑丈で鋭い、肉食獣の牙がズラリ並んて白く透き通っていること。
超人ギュディト百卒長の鎚矛で殴られまくったものの、傷の1つも負わなかったこと。
街を守ってくれるドレイクの調査を依頼したところ、『そのドレイクが縄張りを守るために出張って来ているだけだからね〜』と一発で見抜いたこと。
更にドラゴンの話を向けられると、彼らの群れを前にして『まぁ、人間がボクらに何かして来るとも思わないけどね』『でもさ、じゃあ、ボクらは控えましょうってことにもならないんじゃないかな?』と語ってニヤリ笑ったこと。
これに驚いて一昨日の異常な現象、昼間に夜が訪れた奇っ怪な天体現象について尋ねてみたところ、『街を真っ暗にすることで人間を眠らせようとしたんだよ』『人間が眠っているうちに巣を作ろうと思ってさ』と返されたこと。
とにかく私見を交えず、只、観察された全ての事実をつぶさに語った。
すると、説明が続くに従い、百卒長を除く3人の有力者達は顔色がみるみる青褪めてゆき。
話の後半は傍目にも心配になるくらい震え始めて。
最後のアスタの言葉を伝えた頃にはもうすっかり出来上がってしまっていた。
領主のジャクソン・ビアズリー伯爵は腰を抜かしてうずくまり、『彼女が来た』『彼女が来た』とガタガタ震えて頭を抱えてしまった。
奥方のコンスタンス様は目の輝きを失い、だらしなく開けた口からよだれをぼたぼた垂らしながら『暁光帝、降りる』とつぶやくだけだった。
執政のセバスティアーノ老が一番ひどかった。玉座から立ち上がれない奥方様の口から“暁光帝”の名が漏れた途端、全てに気付いた。宇宙の真実に気付いてしまったのだ。
その結果、宇宙的恐怖に呑み込まれた。
広間全体に響き渡ったその絶叫は窓を震わせ、人々の心臓を鷲掴みにして恐怖のどん底に叩き込んだ。
「おぐうぇっ! ぎおこぉてぇぇっ! うんぶゎぶふぐゔぁえぇぇぇっ!!!」
もはや人間とは思えないほどに開ききった口。
焦点の合わなくなった目からとめどなくあふれる滂沱の涙。
唾液と泡と胃液が入り混じった液体をその口から絶え間なく吹き出しながら、声帯の限界を越えた悲鳴で聞く者の鼓膜を攻撃した。下女や下男、心臓の弱い者は次々と失神し、勇敢な兵士達ですら立っていられず、うずくまった。
恐怖に精神を破壊されたセバスティアーノ老は床を転げ回って手足をバタつかせ、耳をつんざくような絶叫を撒き散らして広間の外にまで恐慌を広げた。
それはもう人間の所業に見えず、たった1人の悲鳴がここまで人々の恐怖を煽り立て、戦慄させるのかという驚きでビョルンを震え上がらせた。
神々は人間を憐れみ、心に枷をはめたという。様々なことを知ってもそれぞれの知識を結びつけて考えられぬように。
そうすることで人間が宇宙の真理に気づけないようにしてくれたのだ、と。
けれども、中には余計なことを考えるほどに賢しい者もいる。哀れな彼ら、賢しい者は己が知り得た様々な事実を結びつけて考え、宇宙の真理に気付いてしまうことがある。
そうなれば今ある平穏が仮初なものだとわかってしまうのだ。
この世界には途方もなく巨大な、絶対に抗えない、真の支配者がいるのだ、と。
自分達の信じる神々が実はか弱く頼りない、とても小さな存在なのだ、と。
世界に冠たる大国がテーブルにこぼれたパンくず程度の意味もないのだ、と。
おだやかな日常の背後に、とりとめもない日々の喧騒の裏に、怪物が潜む深淵があるのだ、と。
思い知る。
神々が哀れな人間達のためにかけてくれた、慈しみのヴェールを通して、賢しき者は宇宙の真理を垣間見てしまう。
深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ
それこそが真の恐怖であり、思い描いてしまった者は正気を喪う。
「あぉごっ! えぶゎっ! ぎおこぉてぇぇっ! ああっ! 窓に! 窓に!」
人間の限界を越えた絶叫で声帯が裂けたのだろう。気の狂った哀れな老人は口から血の混じった泡を吹き出しながら指差していた。
ビョルンの目には何も映らなかったが、目を凝らすと窓から覗く梢に小鳥が見えた。
紫の小鳥が。
どこにでもある光景だ。それが何に見えたのだろうか。
けれども、老人の狂気が伝染ったのかもしれない。
黒と赤の縞模様に蕩けた瑪瑙が流れる、冥界の大河からゆっくりと立ち上がる亡者の腕のように紫の線の群れが絡み合い、昏く蠢いて自分を捕まえようと這い寄る、おぞましい幻影が見えた。
そして、一瞬、意識が飛んだらしい。
気がつけば、背筋が凍りつくような恐怖を感じていた。
「あぐゔぇぇぇぇっ!!!」
最後にセバスティアーノ老は凄まじい絶叫を上げて倒れていた。
その手足はピクリとも動かず、開ききった顎が外れて体液がボタボタ溢れ、わずかに開いた目蓋の隙間から痙攣する眼球が覗いていた。
あまりの事態に広間は完全な恐慌に陥ってしまい、誰もがわぁわぁ騒ぐばかりで役に立たない。兵士長も兵隊も呆然として動けず、何とか機転を利かせた者によって医術の心得のある神官が呼ばれた。
けれども、回復魔法の使えるビョルンも神官も倒れた者達を治療できなかった。皆、狂人の絶叫で恐怖が伝染してしまい、心をやられていたのだ。
傷や病を癒やす回復魔法も狂った精神は治せない。
博物学者は唖然として立ちすくんだ。
只、ギュディト百卒長だけがこれだけ語られても真実に気づかなかった。それだけ賢さが足りなかったのだろう。
けれども、愚か者であることは必ずしも悪いことではない。
真実に気づかないことで精神の安寧が得られるのだから。
百卒長から介抱してもらえたのでコンスタンス様が真っ先に平静を取り戻せた。後に本人の曰く、『みんな気が狂ってしまったから自分だけでも正気を取り戻さねば』と街を案じたのだそうだ。
その後、コンスタンス様とギュディト百卒長が気つけ薬を配り、心をやられた者らを寝かせて事態の収拾に努めた。
ジャクソン・ビアズリー伯爵は何とか立ち直った。いや、初めからアスタの正体に不安を抱いていたらしい。さすが、元勇者の勘といったところか。
失神した下女や下男も幾人かは意識を取り戻すことができた。皆、何が起きたか憶えていなかったし、その後、しばらくはショックで仕事にならなかったが、目を醒ましてくれたのはありがたい。
しかし。
完全に発狂したセバスティアーノ老は何をしても元には戻らなかったのである。
ここまで読んでいただきありがとうございます♪
我らが暁光帝、恋愛能力がありませんwwまったくwww
うはっwwwOKKKKKKKwwww
…主人公が恋愛しないんでエロい要素も百合♀×♀要素もありませんww まったくww
…なので、ナンシーさんにエロい格好を披露してもらいましたww ひとりでwww
格好がエロいだけですねww
シーンそのものはエロくもww何ともwwないwww
本来、隣にこんなエロいお姉さんがいたら暁光帝も顔を赤らめるんですが。
悪党がうじゃうじゃやってくるのでやっつけるのに余念がありませんww
悪党やっつけるのに忙しくて美女を見ている暇がないww
鈍感系? 鈍感系なの? 今、はやりの鈍感系♀主人公なの!?
はい。
違いますね。
さすがにそのくらいはわかりますww
しなびたおっさんと子供達ばかりで色っぽい展開が欠片もないのでナンシーさんに頑張ってもらいました。
あ、暁光帝が子供用ビキニ着てますねww
う〜〜〜ん……童女ですしね。
無乳<微乳<貧乳<美乳<豊乳<巨乳<超巨乳<爆乳<だらしない爆乳…
…という(・人・)ランキングで一番下の無乳です。
つるペタ絶壁wwww 駄目じゃんwww
いずれ、正統♀ヒロインが出てくれば暁光帝も恋愛に目覚めて百合ん♀×♀百合んになるんですが……
さて、乱暴なパトリツィオと子分ども、小生としては初の悪役キャラです。
十分、憎たらしく描けたでしょうか。
正直、心もとない。
『少年漫画は“倫理”を描かねばならない』と言われますが、うちはギャグ小説なんでいいかな?
悪党を悪党たらしめているのは主義主張です。
単純に主人公の邪魔をするだけのキャラなら“悪党”じゃなくて“壁”でしかありません。
だけど、“悪党”の主義主張は間違ってなければいけない。
そうでないと主人公が“正義”になれないからwwww
うはっwww おKKKKKKwwww
面倒くさいわぁ……
明らかに間違った主義主張だと只のギャグになっちゃうし、一見、正しそうに見えて実は間違っている主義主張なんて都合のいい命題がその辺にゴロゴロ転がってるもんですか。
詐欺師か!? 詐欺師ならそういうのたくさん持ってるのか!?
残念www 詐欺師の知り合いがいませんwww
そして、物語の本編でついに暁光帝の犠牲者が!!
うんww 暁光帝、何もしてませんけどねwww
ビョルンの話、聞いて勝手に発狂しただけですwww
『過失なくして責任なし』
十分な注意義務を果たしていたのに事件が起きてしまっても、その責任を問われることはないのです☆
えっ、暁光帝は十分な注意義務を果たしていたのかって?
自分の行動を勝手に観察して、勝手に報告して、それを勝手に聞いた奴が勝手に発狂しただけですぉwww
知りませんって、そんなのwww
何ですか、あなたは誰かが他の誰かに話した自身の行動の話についてまで責任をとるんですかっ!?
はぁっ、はぁっ!!
すみません。取り乱しましたね。気をつけないと。
まぁ、だいじょうぶでしょう。
瓦礫街リュッダの法律は民事の損害賠償について構成要件が厳しいんでwww
無罪ですわー
そういうわけで次回はお友達の紹介です。
乞う、ご期待




