碧中海の戦争。オルジア帝国の皇帝と宰相、ヒトの世を守るべく戦った男達。
獣人戦争は終わりました。
獣人と半魚人が滅び、ヒトが生き残りました。
めでたし、めでたし。
…とは行きません。
ここからが本当の地獄だ!(©野菜王子)
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殲滅させられたロングシップの群れと獣人海賊に対して、オルジア帝国の三段櫂船は半数以上が生き延びていた。
もっとも、暁光帝の巨体から滴る雫、いや、流れ落ちる巨大な水の塊がとてつもない威力で、沈められる艦が跡を絶たない。その惨状を見るだけでオルジア司令官は心臓を握り潰されるような恐怖を味わった。
その上、物の重さが消え失せる異常な現象が起きており、それが暁光帝の重力魔法であることは明らかだった。
暁の女帝は去らず、天を覆うほどの巨大な六翼を広げたまま、上空を漂っている。
黒いカイゼル髭を貯えた熊のような大男が立ち上がった。豪奢なマントを羽織り、王冠をかぶり王笏を持っている。マントと同じく、両方ともずいぶんと豪華な品だ。
宇宙的恐怖により正気を失って錯乱していたオルジア皇帝である。
暁光帝を直に見た者は発狂してわけのわからないことをつぶやき続けることが多い。それは何ヶ月も続く症状だったり、そのまま一生治らず廃人になってしまう者も少なくないのに、皇帝は立ち上がった。
さすが、人の世の最高権威、帝国の統治者である。
心はその体と同じくたくましい。
『朕は選ばれたのだ。暁光帝はノアシュヴェルディ大王を殺めて朕を生かした。これは朕が天の龍に選ばれたことの何よりの証である!』
皇帝が演説していた。それを気の狂った宮廷魔導師が風魔法で艦隊全体に流している。
『喜ぶべし! 朕の配下であるお前達もまた暁の女帝に選ばれたのだ! 後ムツズ朝オルジア帝国は勝利したのだ!』
戦争は始まる前に終わってしまった。つまり、この戦は勝者も敗者もいないわけだ。ところが、オルジア皇帝は勝手に自分達の勝利に決めてしまっている。
そんな都合のいいことがあるかと疑われそうなものだが、皇帝の権威と勝利への渇望が人々の目を曇らせてしまっていた。
「うぉぉぉっ!」
「皇帝陛下ぁー!」
「万歳、万歳ぃー!」
「勝ったぞ! 俺達の勝ちだぁっ!!」
「獣人海賊どもめ、ざまぁみろ!」
周囲から一斉に歓声が上がる。
どう考えても勝手な言い分なのだが、船員も家来も信じ込んでいる。
戦争の勝敗はあいまいで歴史の判定によることが多い。しかし、現実の政治における戦争の勝敗は大勢に勝利を信じさせた者に傾く。
戦争の当事者の一方であるノアシュヴェルディ海上王国は艦隊が殲滅させられて残っていない。
対する、ヒト族の艦隊は半分以上が生き残っている。同盟軍であるポイニクス艦隊に至っては今の所、無傷だ。
ならば、今、獣人戦争の勝利者はヒト族ということになるのだろうか。
しかし。
突如として、天空を舞う超巨大ドラゴンが両方の前足を突き出して立ち上がった。背筋をピンと伸ばして後ろ足で立つ姿勢になる。
そして、巨大な六翼を広げて一回転した。
瞬き2回するほどの間に。
もちろん、そんなことをすれば広げた六翼も一回転するわけで。
翼の速度は音速の十倍を越えるわけで。
そんな勢いで空を覆うほどの巨大な六翼が大気を掻けばどうなるのか。
本物の真空が生まれて巨大な体積を成し、そこへ周囲の大気がなだれ込んで。
超巨大ドラゴンの周囲に強風が吹いた。
大嵐もそよ風に思えるくらいの凄まじい強風が。
大風に煽られて大波も生じた。
船に乗っていても見上げるくらい強烈な大波が。
それは海上に地獄をもたらした。
まさしく天災。
山よりも高い大波がそびえて帝国の軍艦を持ち上げ、落とす。その衝撃だけで船員達が海へ放り出される。
逆巻く大風は帆を引き千切り、人間も吹き飛ばす。
大気とともに吸い上げられた海が水柱となって軍艦を巻き込む。世界を圧倒した帝国の三段櫂船がまるで卵のように砕かれ、船体が引き裂かれる。甲板、帆、舵、衝角の別なく、すべてズタズタだ。
船体の傾きに耐えきれず、可燃性の油“オルジアの火”を収めた陶器が割れて火災が起きる。次々に燃え上がる船体。煙に巻かれて逃げ惑う船員達が阿鼻叫喚の地獄絵図を描く。
だが、これだけは幸いなことにドラゴンの重力魔法が働いている。無重力下で大量の水が飛び交い、火災を消していった。
吹き上げられた海水が飛沫となって飛び散り、空気ですら塩辛い。
「げほ、げほっ!!」
「ぐわぁ!」
「ふぐふぅぅふー!」
塩水の飛沫を吸い込んで気管に入れてしまった人間達が苦しんでいる。ここでは空気と一緒に海水も呼吸しないといけないのだ。
苦しみあえいでのたうつ船員達。
オルジア帝国艦隊は地獄に飲み込まれたのだった。
途方もない量の水の塊が三段櫂船に襲いかかり、頑丈な艦を積み木のおもちゃのように打ち砕いてゆく。
人々が破壊された艦の割れ目から落ちてゆく。
白波を立てる、荒れ狂う海へ。
水中に放り出された人間達を大風が襲い、まともに息継ぎもさせない。泳ぎの得意な者であっても窒息して溺れた。
何とか、船の残骸にしがみついて浮く者だけが生き残った。けれども、大量の水と風が鼻と口を覆い、呼吸を妨げる。
まともに呼吸もできないので体力を消耗し、残骸にしがみつく腕からも力が抜けてゆく。
まだ、何とか無事な艦から絶叫が聞こえた。
「うわぁぁぁぁっ!」
「神様! 助けて、神様!!」
「だから、戦争なんてやめろと言ったんだぁっ!!」
「女帝様、お慈悲を! お慈悲をぉぉっ!!」
「戦が竜を呼ぶって言うから、海へ避けたのにぃー!」
「死ぬ! みんな、死ぬんだ! 誰も助からないんだー!!」
あちこちで、様々な叫びが上がっていた。
自分達の行いを悔いる声、神への祈り、苦痛と恐怖の悲鳴、後悔する声、龍の女帝に許しを請う絶叫、破滅を予感してあきらめるうめき声。
まだ旗艦はかろうじて無事だ。
帝国艦隊の象徴として海原を進んだ旗艦は大型の三段櫂船の中でもひときわ大きく威容を誇っていた。だが、打ち寄せる波に船首の飾りは剥げ落ちて、強風が美しかった白帆をズタズタに破ってボロ布に変えていた。
「くっ、これが暁光帝か……」
帝国の宰相は何とか正気を保っていた。
天を仰げば超巨大なドラゴンが浮いている。ありとあらゆる物体の重さが失せて飛び交っているから、これが悪名高い重力魔法だと悟っていた。
それを判断するくらいにはまだ正気である。
「人が死ぬ。たくさん死ぬ。降りると死ぬ。立つと死ぬ。座ると死ぬ。歩くと死ぬ。走るともっと死ぬ。跳ぶともう死に絶える。寝ていても死ぬ。もっともわかりやすい破滅の形。近づけば死ぬ。逃れても死ぬ。どれも同じだから笑って死ね……」
舳先の方で艦隊司令官がつぶやいている祈りは光明教団の龍戒である。中央教義よりも重要な、もっとも重要な教えとされるが、礼拝堂の外で唱えられるのは稀だ。
龍戒は祝儀の席でも葬儀の席でも唱えられない。慶弔のいずれにもふさわしくないからだ。
礼拝堂の他に唱える機会があるとすれば、旅先でたまたま出会った暁光帝に殺されるときくらいか。
まさしく今である。
こうして聞いているとほんとうに何もかも終わりだということが骨身に沁みて理解できる。
「やはり、戦争は間違いだったか。暁の女帝様を怒らせてしまったんだ……」
帝国の第二位にある、皇帝の次に偉い男、宰相は豪華な服の上から自分の肩をつかんで、おびえ、震えていた。まるで、母に捨てられた赤子のように。
他にやることがなかったからだ。
頭に白いものが混じり始めた、働き盛りの、功成り名遂げた男が泣いていて、それでも、誰も助けようとはしない。それこそが帝国が陥った状況を示している。
宰相は皇帝の側近であり、獣人戦争の立役者であり、このデティヨン海の決戦を計画した人物であった。帝国の行く末を案じ、皇帝や将軍らと夜を徹して話し合い、他に手段はないと結論を下した。この決戦を制しない限り、帝国は緩慢な死を迎えて滅び、ヒト族の命運は尽きる。
そう思ったから、災禍で苦しい状況でも、兵士をかき集め、艦隊を動かした。
その結果がこれだ。
この地獄だ。
帝国の中枢にまで上り詰め、古今東西のありとあらゆる知識を修めてみたところでしょせんは人間。神ならぬ身の思考ではこの結果までは予測できなかっただけだ。
だから、宰相は嘆くしかない。
向こうでは皇帝が気丈にも叫んでいる。
『世界は、暁光帝は、帝国を祝っている! この祝福がその証である! おおっ、暁の女帝よ! 幸いなるかな、汝に賛辞をっ!!』
この期に及んで超巨大ドラゴンがもたらした災厄の大嵐を“祝福”と言い張る強弁、まさしくヒト族の支配者、オルジア皇帝である。
しかし、その時。
天空の暁光帝が海面を見下ろした。
虹色の瞳が旗艦に迫る。
銀河を散らして輝く瞳が海面の地獄絵図を映していて、それを覗いた者を絶望の色に染め上げていた。
宰相はつぶやく。
「獣人は有罪だった」
暁の女帝は獣人海賊に有罪の判決を下し、即座に罰したのだ。その証拠にロングシップは一隻も見えない。眼下の海にマーフォークの姿はない。ノアシュヴェルディ海上王国は暁光帝の手で滅ぼされたのだ。
恐ろしい疑問が湧き上がる。
「ならば、ヒトは?」
宰相はもう自分の命を顧みてはいない。家族と友人、それを守る国家の行く末を見つめていた。
天空の超巨大ドラゴンは敵国を滅ぼして、こちら、味方の艦隊も半壊させている。それはためらっているということだろう。碧中海の平和を乱した獣人海賊とともにヒト族の国家もまた滅ぼすべきか、否かを。
ためらっているからこそ、こうして海面に浮かぶヒト族を見つめて、どう処断すべきか、暁光帝は思い悩んでいるのではあるまいか。
『獣人と半魚人は滅せしも、さて、ヒトはどうしてくれようぞ』、とか。
『ヒトも半ば滅ぼせど、残りは生かしてやるべきや』、とか。
『されど、罪の軽重、左右に同じ。ヒトの罪も変わらぬか』、とか。
帝国の命運は暁光帝の胸先三寸なのだ。
強烈な衝動に突き動かされて宰相は立ち上がっていた。
それは人間のそれではなく、国家の生存本能。
「他に方法がなかったのです! 獣人海賊を放っておけばいずれ帝国は滅ぼされていました! だから、滅亡を避けるための戦争です!」
宰相は自然と叫んでいた。
天空の暁光帝に向かって。
「決して! 決して、貴女様の御代を乱そうとしたわけではございません! ヒトは貴女様の忠実な下僕でございます! 永遠の奴隷でございます! 我が命を捧げます故、どうか…どうか、お慈悲をっ!!」
謀反の心はない。
永遠に奴隷として仕えるからどうか助けてほしいと懇願する。
自分の命を差し出すからどうか国を滅ぼすのだけは止めてほしいと懇願する。
一心に天を仰ぐが、暁光帝の表情は変わらない。
宰相の想いが通じる様子も見られないが、通じない様子も見られない。
「有罪か、無罪か……」
今、暁の女帝が判決を下す。
ドラゴンと人間が見つめ合う、永遠とも思われた時間が過ぎると暁の女帝は目をそらした。
そして……
六翼を広げて、一瞬、静止すると。
次の瞬間、神殺しの怪物は力強く羽ばたいて南へ向かった。
その羽ばたきは最後の仕上げとばかりに海上へとてつもなく強大な風を吹きかけ、膨大な量の大気が凶器となって艦隊に襲いかかった。
超巨大ドラゴンが去ったことで陽光が戻り、周囲が明るくなった。
その結果、もたらされた地獄も鮮明になる。
旗艦の前後左右で僚艦が破壊されてゆく。目の前で中央から割れて、浸水し、沈み始めた。
「おぶぐぇっ!!」
風圧で床に叩きつけられた宰相は内臓が口から吐き出されるかと思うほどの苦痛を味わわされた。
そして、皇帝も同じく甲板に這いつくばるのを眺めていた。
「やはり…ヒトも有罪か!!」
哀願して憐憫を誘い、自らを奴隷に差し出してまで国家の存続を祈ったが、無駄だった。
海上の地獄を映し出した虹色の瞳は物語っていた。
『ヒトよ、汝らは無価値なゴミなり』、と。
『如何な理由を並べんとて碧中海が平和を乱し、妾の治世に挑んだ罪は見過ごせず』、と。
『ヒトもまた獣人や半魚人の如く懲罰を受けるべし』、と。
それは、限りなく冷徹で、何者にも揺るがせられない、女帝の眼だった。
「この世の真の支配者……」
やはり欺くこと能わず。
宰相は悔恨と絶望を味わっていた。
そびえる大波が旗艦に衝突し、頑丈な材木が悲鳴を上げて裂け、割れ、砕ける。
「これは!?」
耳をつんざく轟音である。艦の背骨とも言える竜骨が割れたのだろうか。
旗艦が断末魔の悲鳴を上げていた。
目の前で甲板が真っ二つに割れて、船体が傾いてゆく。宰相は自分の体が滑り落ちてゆくのを止められない。もはや、配下は逃げ出すか、気が狂って海に落ちるか、そんな運命をたどっていた。もう誰も助けてくれない。
もう駄目だ。
そう思ったものの、最後まで足掻かずにはいられない。バラバラに割れ砕けてゆく甲板の一部にしがみついた。
オルジア皇帝が叫んでいる。
『朕はヒトの世の帝なるぞ! なにゆえ、空飛ぶトカゲごときにおびえるか!? 端女がっ! 疾くここに来て頭を垂れよっ!!』
あくまでも傲岸、あくまでも不遜。
人の世の皇帝が天空の女帝に向かって吠えている。
その罵倒を狂った宮廷魔導師が風魔法で伝えてきた。
「ああ、あの御方は最後まで……」
心中で『皇帝だなぁ』と続ける宰相。
心底、嫌な奴だったと思う。他人を侮って尊重せず、ふんぞり返って、威張りくさって、尊大に振る舞っていた男だ。
だが、偉そうだったから皆、オルジア皇帝に従っていたのだ。血筋と正義と勢いから見て、皆、この人に着いていけば幸せになれると思ったのだ。
最低の男だったが、最高の皇帝だった。
最後まで、死ぬまで皇帝でいてくれた。
自分のように命乞いせず、天空の女帝に向かって挑み続けてくれた。
だから、冥福を祈った。
人間として、あの世でもあいつの下でおべんちゃらを使いたいと思うほどに。
「ぐゔぁぁぁっ!!」
甲板の傾斜がきつくなって滑り、荒れ狂う海に放り出された。
真夏の海なのであまり冷たくないことだけが幸いだった。
『おぐうぇっ! ぎおこぉてぇぇっ! うぉのれっ! 末代まで! 子々孫々に至るすべてを恨んで…おぶぐぇっ! 恨み尽くしとぅうぇぇぇっ! ぶぐぐふぉっ!!』
熊のような、皇帝の黒ひげが海水に浸かり、怨嗟の声も途切れがちだ。
オルジア皇帝が波間に消えてゆく。
すると、勅命を伝えていた宮廷魔導師も使命を果たしたと覚悟するかのように沈んだ。
その周りで木材につかまれなかった将軍が溺れていた。
砕けたオールの破片をつかんだ奴隷が最後の息を終えている。
「ああ…唯一無二の、大いなるアストライアーよ…畏れるべし…障る…べから…ず……」
狂った艦隊司令官が龍戒を唱えながら顔を海水に漬けている。
「あぁ…」
彼の命も長くは持たないだろう。
自分の命と同じように。
「おげぇぇっ!」
「死にたくないぃぃっ!」
「ぐぶ…ひゃっ! うっぴぃー!」
「儂は将軍だぞ! 助けろ!」
「うぎゃあ! お助けぇぇっ!!」
「俺を…俺を助けないと…帝国がどうなるか!」
「ほぶうぇっ! 水がっ! 水がっ! 息が出来な…いぃぃっ!!」
あちらこちらで悲痛な叫び声が上がっている。
どれも耳をつんざくような絶叫だったが。
暁の女帝が飛ぶ彼方の空へ届いた声は1つとしてなかった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
小生、クリスマスイブに何を描いているのやら(^_^;)
目次の左上に燦然と輝く「この作品には〔ガールズラブ要素〕が含まれています」が目に眩しい。
ねーから。そんな天国、ねーから\(^o^)/
今回、偉そうなおっさんと深刻なおっさんしか出て来てませんね。
ちなみにオルジア皇帝は熊のような大男ですが、オルジア宰相はロマンスグレーの初老イケメンです。
自分、♂キャラ嫌いでして。
純粋な百合♀×♀物語ばかり描いているつもりなんですが、こうして、ちょこちょこっと描いていると♂キャラが出張ってきますね(汗)
二人ともシリアス一辺倒で、思い込みが激しい。
後、宰相的に暁光帝は古めかしい言葉で喋る古文キャラwww
海面を見つめた暁光帝の虹色の瞳にいろいろ思うところがあったようですがwww
真相は前回に描写した通りでございます\(^o^)/
ちなみに、暁光帝の虹色の瞳は分解能が高く、遥か彼方の人魚さんの表情が見えます。
…けれど、海面のおっさんとか目に入りません。
関心がないからww
真面目な話、人間は魔力が弱いのでドラゴンの魔気感覚にも感知されないんです。
そりゃ、海面に浮いたゴマ粒に気づくわけもなく。
せいぜい、木くずくらいしか気づいてませんね。
それもフナクイムシの餌にしかならないからいいや、と。
オルジアの火も燃えているし、気づきそうなものですが、新種の渦虫を発見しましたからね。
そりゃ、大発見に心が踊る暁光帝が海上のゴミに気づくわけもありません。
それにしても……う〜ん、これ、R−15タグ付けたほうがいいのでしょうか?
まぁ、この程度なら、歴史の教科書レベルの表現だとは思いますが。
壇ノ浦の戦いで安徳天皇が崩御されるシーンの方がよほど……
さて、スペクタクル悲劇はお終い。
次回こそはポイニクス連合の艦隊が活躍します。
お楽しみに〜




