最終試練! 暁光帝は冒険者になれるのか!? 〜童女の悪事は千里を走るけれどね〜
冒険者ギルドの手続きも残るは魔力テストのみ。
ここでボロを出したら最初からやり直し!
GAME_OVERからのタイトル画面、そしてNEW_GAMEということになっちゃいます。
名前の入力画面には「ああああ」でしょうか。
イヤです。それは避けたいです。
超巨大ドラゴンだって嫌なものは嫌なんです。
さぁ、最大最強の敵、冒険者ギルドの受付嬢を倒せるのでしょうか?
キャラクター紹介&世界観はこちら〜>https://ncode.syosetu.com/n2816go/
受付嬢はにっこり笑って。
「では、最後に魔法の力を測りましょう」
黒い石板を童女に差し出す。
石板は一冊の本くらいの大きさで、上下から一本ずつ紐が伸びており、カウンターの背後にある大型の機械に繋がっている。
これは魔気容量測定のためのマジックアイテムだ。スーザンの後ろにある装置と一体になってかなりの測定レンジを持つ。
近年、魔法が冒険者にとって重要な要素になりつつある。だから、どれくらい使えるのか、どんな種類に適正があるのか、冒険者ギルド管理部はそれを知っておくべきだと考えているのだ。
「まずは…一応、ヒト族の初心者として仮定して測りますね」
受付嬢は背後の機械を調節して測定レンジをアスタの人種“ヒト”の最低レベルに合わせて設定する。
「魔気容量測定の石板に手を乗せて下さい」
「承知した」
言われて、ためらうことなく石板に手を乗せる。
シュゥゥン
大掛かりなマジックアイテムが作動して、大人の目線くらいの高さにあるメーターが光る。
だが、目盛りはピクリとも動かない。
「えっ? ゼロgdr…えぇっ?」
受付嬢は当惑して測定器のレンジを調節する。
「変ですね…でも、0.010gdrのオーダーまで精度を上げれば…えっ、0.000gdr!? そんな馬鹿なっ!?」
スーザンは目を見開く。
この魔力測定器はギルド自慢の逸品だ。
領主お抱えの博物学者の肝いりで導入した。補助金も着けてもらい、大学でも使うような高性能な代物を購入したのだ。
それが『魔気容量0.000gdr』などという、非常識な数値をはじき出してしまった。
これはヒト族の出せる数値ではない。
ヒト族は魔法に関してはふつうである。魔道師になる前の、一般人であっても平均して魔気容量8gdrほどある。これは大人も子供も変わらない。性別で言えば女性の方が高い。
ヒト族で極端に低い数値は2gdrくらいか。この数値で全体の2%くらいであるから、0.000gdrはおよそあり得ない。
「まさか、故障した?」
マジックアイテムは壊れない。砕け散って、素人目から見ても魔術式が破壊されたとわかるものならともかく、装置自体に傷がなければだいじょうぶだ。
それでも万が一のことがあるかもしれない。
受付嬢は自分の手を石板に乗せて魔力測定器を動作させる。
「私の魔気容量は6.28gdr…正常だわ。えっ、装置の故障じゃない?」
不安げに童女を見つめる。
魔力の測定器は故障していなかった。
ならば、目の前の子供は本当に魔気容量がゼロgdrということになる。
あり得ない。
生物であれば、何らかの魔気を帯びる。魔力をまったく持たないのは水や石、朽木や死骸などの無生物くらいだ。
しかし、目の前の子供は喋って動いている。
「ええっ、生きてるのに? もしかして…不死の怪物?」
受付嬢は目を見開く。
しかし、アスタはあわてず騒がず。
「アンデッドモンスターと言えども魔力で動く。連中の魔力がゼロgdrなんてあり得ないでしょ?」
ササッと相手の思考の矛盾を突いてみせた。
「なるほど」
言われてみればその通り。
受付嬢は考える。
貴族や役人くらいしか使えないリザードマン文字が読めて書ける。今のように予想外の出来事にもきちんと筋道立てて反論できる。これだけできれば間違いなく冒険者ギルドにとって有為な人物だ。
アンデッドモンスターでなければ何でもいいし。
受付嬢スーザンは納得した。
「では、魔気容量ゼロgdrのヒト族として登録しますね」
にこにこ笑顔でまとめる。
もしも、ここに博物学者がいたら『そんな人間はいない』と激しく抗議されていただろうが。
冒険者ギルドにとっては残念なことに、そしてアスタにとっては幸運なことに、スーザンは学者ではない。
虹色の瞳も、金属光沢で輝く紫色のロングヘアーも、驚異の魔気容量ゼロgdrも、『珍しい人間』の一言で片付けてしまう。
それでなくとも様々な人種がいるのだ。ゴブリン、ドワーフ、エルフ、ミュルミドーンなど数え上げればきりがない。ぜんぶ“人間”なのだから、探せば魔力をまったく持たない人種もいるかもしれない。
おそらく目の前の童女がその1人なのだ。
あっさり納得すると。
「では、冒険者の登録証を作りますね」
背後の装置を操作する。
カチャン
大型の魔力測定装置が動作して下方の穴から木札を吐き出した。
「はい、出来上がり。必要な事項は記録されていますね。こちらが貴女の冒険者登録証となります。大切にしてくださいね」
責任者としてササッと署名し、童女に渡した。
「おおっ!」
アスタは木札を見つめる。
紐が付いていて、人種『ヒト族』、性別『♀』、年齢『子供』、出身地『不明』、住所『不定』、親戚関係『親なし』、そして名前が簡潔に書かれている。
それだけではない。
渡された木札には魔法の刻印が押されていた。
人化しても天龍アストライアーである。人間の目には見えない魔気力線も虹色の瞳が見つめる。本来は個人の魔力の波形を刻まれるのだろう。だが、アスタは魔力を完全に抑えていたのですべてゼロgdrだ。
これはこれで他にそんな奴がいないので、アスタの特定には十分役立つ。
この木札は世界で唯一、アスタだけを示すのだ。
「木札なのでアスタさんの冒険者ランクは“初心者”ということになります。様々な依頼をこなして実績を積むことで木札から素焼き、瀬戸物、金属製の札へと昇格してゆくので頑張って下さい」
「おまかせですよ。何しろ、ボクはブタよりも小さいんで☆」
アスタは上機嫌で木札を首から下げる。
「冒険者への依頼はいろいろあります。私や案内人に聞けばお勧めの依頼を教えてもらえますが、アスタさんの場合は自分で文字が読めるのでそちらの掲示板に貼ってある依頼書を直に読むことも出来ます」
「なるほど…」
説明されてカウンター右手の掲示板を見つめる。
人間離れした視力のおかげで近づくことなくすべての依頼書が読めた。
『はぐれた奴隷を探してほしい』とか、『畑を荒らす化けウサギを退治してほしい』とか、『ポーションの材料となる薬草を袋いっぱい採ってこい』などの依頼が目立つ。
中には『戦力を求む。屈強で武器の扱いに長けていること』など単純に力自慢の戦闘要員を探すものももあった。
あまり興味をそそられない。
他に何か面白いものはないかと探すと、およそあり得ない依頼が目に着いた。
「えっ? この『最近、火山島に棲むようになったドラゴンについて調査されたし』とは……」
声が上ずりそうになるのを何とかこらえて尋ねる。
この“ドラゴン”とは間違いなく自分のことだろう。
なぜ、気づかれたのか。
人間の視覚に捉えられるような動きはしていないはずだ。
どうして火口に潜む自分が人間に気づかれたのか。
「あ、それはダメです。お勧めできません」
受付嬢は声を潜めた。
「暁光帝ですから」
「ぎょうこうてい…」
アスタは謎の単語に目を白黒させる。
初めて聞く。
海魔女や人魚、女精霊など人語を解する幻獣との付き合いは長い。人間の言葉も彼らから憶えた。
だが、“ぎょうこうてい”なる単語は聞いたことがない。
合成獣や人面獅子などの人間と積極的に関わる怪物とも話す。その記憶を探ってみても、やはり聞いたことがない。
「そのぎょ…」
その“ぎょうこうてい”とは何か? 尋ねようとして口をつぐんだ。
親友の緑龍テアルの曰く『不用意な質問は馬脚を露わす元だから気をつけるべし』と。
この親切な受付嬢が事前の説明もなしに話した言葉は誰もが知っていて当然なのではあるまいか。
それについて尋ねたら『何? “ぎょうこうてい”を知らない? おまい、実は人間じゃないな!』と見破られかねない。
だから、質問を変える。
「それはどういうことでしょうか?」
丁寧語できちんと尋ねてみた。
この態度にあらためて好感を抱いた受付嬢が答える。
「ええ、まだ冒険者ギルドとして確認を取ったわけじゃないんですけどね。昨日、火山島の島民が来たの……」
受付嬢スーザンの曰く。
破格の依頼に釣られた冒険者が火山島に押し寄せたものの、山腹が鏡のように加工されてつるつるすべる。魔法も武器も受け付けない。それでも冒険者達は努力と根性でイケると勢い込み、必死で登ろうとするもすべり落ちるを繰り返した。
すると、火山のてっぺんから雷のような物凄い音が鳴り響き、村中の人間と建物を震わせた。それは笑い声のようにも思えて皆が目を向けると。
火口から6枚の巨大な翼が生えていたのだ。
それは小さい2枚と大きな4枚で、太陽を遮って紫色に輝いていたと言う。
もう、それだけ見れば十分だった。
火山の噴火口からはみ出して太陽を遮るほどの巨大な翼が6枚。
しかも紫色と来れば正体が知れる。
疑う余地もない。
馬鹿でもわかる。
大騒ぎになって、調査に赴いた冒険者も全員が瓦礫街リュッダに逃げ帰ったのだ。
そして、悪事千里を走る。
暁光帝が火山島を大改造したこと。
調査に来た冒険者が失敗する様子を眺めて大笑いしていたこと。
火山島の山神が殺されてしまったこと。
これらのことが喧伝されて。
もはや街に知らぬ者がいなくなるほど有名になっていること。
これらの話を聞かされた。
「火山島のてっぺんにはね、暁の女帝様が潜んでいたのよ」
まるで怪談でも語るように重々しく喋る受付嬢だった。
アスタの驚くまいことか。
「しまった! あれは…」
笑い声か。あの時の笑い声が人間に聞かれたのかと悔しがる。
自分の超巨体は火山の噴火口に収まりきれない。マヌケな冒険者を眺めて笑っていたとき、ついつい、翼を広げてしまった。それが噴火口の縁からはみ出していた。
それを見られた。
頭隠して尻隠さずならぬ、頭隠して翼隠さずの形になってしまっていた。これではマヌケな冒険者たちを笑えない。
否。
冒険者は意図的に滑稽を演じ、自分を笑わせて正体を現させたのではないか。
か弱い肉体と少ない魔力を嘆いて地べたを這いずり回る定命の者、それが人間であると言われているが。
いやはや何とも、魔法も武器も使わずに“笑い”で、この天龍アストライアーをたばかるとはやるではないか。
「それなら…」
この依頼、自分が受けてやろうかとも考えた。
『急募! 優秀な冒険者を求む。最近、火山島に棲むようになったドラゴンについて調査されたし。報酬は金貨10枚なり!』ということなら自分がくわしい。世界中の誰よりも。
“火山島に棲むようになったドラゴン”とやらについても事細かく報告してやろうじゃないか。
…とも思った。
いやいや、そんなことを喋れば、こんどは『どうしておまいがそんなことを知っている?』と尋ねられるだろう。
そうなれば今度こそ、『超巨大ドラゴンは人化の術で小さな女の子に変化して街に潜入している』などと真実が知られてしまう。
それは避けたい。
この場合、“暁光帝”については関わらぬが吉だ。
「それにしても…」
“暁光帝”だの、“暁の女帝”だの、好き放題、言いやがってと憤慨する。
自分には天地開闢以来、ずっと名乗って来た“アストライアー”の名があるではないか。
なぜ、そちらで呼ばない。
いや、人間に名乗ったことはなかったかと思い直す。
逆に考えるべきだ。
“アストライアー”の名が知られていないのなら、その略称である“アスタ”が“暁光帝”と関連付けて考えられることも少ないだろう。
それはチャンスだ。
堂々と“アスタ”を名乗って活躍できるというものである。
そう思い直して。
「では、ボクが大活躍できるような依頼はありませんか?」
丁寧語を使って謙虚に尋ねる。
「そうね、貴女に見合う依頼となると…代筆や会計ね」
受付嬢は頭を使う仕事を勧めてくる。
代筆は文字の書けない平民に代わって恋文や檄文、書類を書く仕事だ。場合によっては個々の文章まで考えてやることもある。
時に大したことのない男を英雄として壮大に持ち上げ、時につまらない代物を価値ある宝と思い込ませる。
達筆で描かれた印象的な文章は驚くほど大きな効果をもたらすことがあるのだ。
また、計算できない平民に代わって計算する仕事も人気だ。
商人の銭勘定、建築や工事のための見積もり、軍隊の備蓄と今後の兵站、計算の種は世の中にゴロゴロ転がっている。
幸いなことにアスタは連続的な計算尺も離散的な計算補助具も一通り使いこなせる。
どちらの仕事も請け負うことができるが。
「う〜ん…」
緑龍テアルの言う『めくるめく冒険とロマン』にはほど遠い、地味な依頼に思える。
今や、小説を書くために必要なものはPCです。
ところが、何をとち狂ったのか、本日、小生はOSのアップグレードを試みましたぉ☆
それも上書きアップグレードですぉwww
我ながら馬鹿ですね〜
いや、すぐに終わると思ったんですよwww
3時間位かかりました…o| ̄|_
んでもって。
自作プログラムが動きません\(^o^)/
流行のPython言語で組んだんですが、「pyperclipが無いぞ、この野郎!」と怒鳴られます(>_<)
素直にC++言語で組んどきゃよかった……
何で、さっきまで動いてたプログラムが使えなくなるんよ(ToT)
答え、「それがOSのアップグレードというものだ」
無慈悲です。理不尽です。
仕方ない、真っ黒画面のコマンドプロンプトと向かい合い、がんばってpyperclipをインストールしましょう。
だけど、僕らの仲間、信頼と実績のapt-getコマンドが効きません(ToT)
正解は…
>pip3 install pyperclip
…でした\(^o^)/
なんだ、これ? そういや、pip3なんてあったなぁ…忘れてたよ(>_<)
さぁ、自作プログラムが動いたので一通り、作業も進み…
じゃあ、小説『人化♀したドラゴンが遊びに来るんだよ』の校正に取り掛かりましょう。
誰だよ、こんな頭悪そうなタイトル付けた奴……o| ̄|_
ところで、今や、小説の執筆に必要なものがPCであるとして。
それなら、小説の執筆に必要なアプリケーションは何でしょう?
それはテキストエディターとGNU_Octaveです。
前者はGoogleドキュメントを使ってますよ、そりゃ、どのPCでもどのAmazon_Fire_HD10(←安くて便利!)でも使えますからね。
で。
GNU_Octaveのnormcdf()が使えなくなってました…o| ̄|_
何でだよ!?
答え、「それがOSのアップグレードというものだ」(2回目)
いえね、このnormcdf()っつー関数は正規累積分布関数って奴でして。
今回、作中の「ヒト族」については「魔法の能力は普通でMPは平均8.00,標準偏差3.00」と設定しました。
ところで、キャラクターの能力ってそいつが敵だとものすごく強いんですが、味方になると平凡だったり弱かったりするのってありますよね?
小生、あれが大っ嫌いでしてww
本当に強い奴が敵から寝返ってくれた! やったー! あれ? 全然強くない…いや、弱いじゃん、こいつ!?…みたいな感じ。
ふざけんな、どんだけ苦労して倒したと思ってんだ。
作者、出てこい!
…なのでキャラクターのステータス、数値上のズルはしません。
ここは個人的にこだわりたいところです。
けれども、「こいつは悪魔だからめちゃくちゃ強い。同種の悪魔の百倍くらい強い」とか、いくら何でもおかしいでしょう。
そこで便利なのが正規分布です☆
ありがとう、カール・フリードリヒ・ガウス♪
…にしても、二項分布を連続関数にしようと考えるとか…ナポレオンとか、信長とか、軍事や政治の天才はまだ理解できるけど……同じ天才でもやっぱり数学の天才は一桁狂ってるよな〜
そういうわけで正規累積分布関数normcdf()の出番なのですよ。
ええ。
たった今、壊れましたけどね\(^o^)/
泣きながらインストールし直しました……
コマンドプロンプトから…
>sudo apt-get install octave
>sudo apt-get install octave-io
>sudo apt-get install octave-statistics
…と、入力。
動きませんwww やっぱり動きませんwww エラーしか返ってこない\(^o^)/
仕方ないのであちこち調べると…くわしく解説しているサイトが見つかりました(^o^)
きゃー! ぜんぶ英語だよwwwww
でも、外人さんも泣きベソかきながら『GNU_Octaveのnormcdf()が動かない(ToT)』と嘆いていたので、小生だけじゃないんだな〜…と、感動。
そして。
調べている内にOctave内のコマンドプロンプトで…
>pkg load statistics
…と打ち込めば良いとわかりました。
わかるか、こんなモンwww
いや、なんか、Octaveご本人のエラーメッセージにもあったような…いや、気のせいですね。
あ、"statistics"を"statics"と打ち込んで怒られたのは小生です(>_<)
まぁ、これで何とか、うちのGNU_Octaveも正規累積分布関数normcdf()が動くようになりました…
長かった………
おかげで、こちらをお届けできたのですからよしとするべきでしょうか。
ちなみに何のためにnormcdf()使ったかと言うと受付嬢スーザンのMP6.28がどのくらい平均値からずれているのを確かめるため、でしたww
うん、がんばるとこ、ちがくね?
描き手のこだわりです♪
あー、うん、「こだわる」ってもともとは悪い意味だったんですよね……
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『ときめきメモリアル』という美少女ゲームがあります。
キャラクターが可愛らしい美少女だったんですが、それ以上にゲームとしてもシステムが良くできて多くのファンが生まれました。
基本的には高校生ぐらいがターゲットで、プレイヤーは架空の恋愛を楽しむという、何とも愉快なゲームでして。
PCエンジン版をスルーしちゃった小生もプレステ無印版にハマったんですが…個人的には高校生活の疑似体験シミュレーション・ゲームでしたね。
いやはや何とも懐かしく。
一番、驚いたのは小学生の反応でした。
そりゃ、面白いゲームですからたとえ恋愛シミュレーション・ゲームでも小学生はやりますよ。
でもね〜
「やった! ついに藤崎詩織を倒したぞ!!」
この反応ですぉwwww
いや、小学生的に間違っちゃいないんですけどね〜
並み居る美少女キャラの中でゲーム中、もっともステータスの高い“藤崎詩織”さんは完璧キャラでプレイヤーもきちんとイベントをこなし、自分のステータスを育てつつ、好感度も上げていかなくてはハッピーエンドを迎えられません。
だから、藤崎詩織はラスボスなんです。
でも…「やった! ついに藤崎詩織を倒したぞ!!」って言われちゃうと。
あー 美少女って倒すものなんだ…………o| ̄|_
さて、今回、我らが暁光帝の気分もこんな感じだったのでしょうか。
「やった! 受付嬢を倒したぜ!!」的な?www
ようやく彼女も冒険者として登録してもらえした。
8月末から連載を始めて10月頭に主人公が冒険者ギルドに登録するってどういうことよ。
遅筆にもほどがありますわwww
うん、まだ、ぜんぜん冒険してねぇわ……
まぁ、いいや。
では次回、ついに新しい仲間が!? お楽しみに〜




