復元された自然の中で幻獣達は何を思うのか? そりゃ、当然、暁光帝への感謝ですよ。まさか、忘れてたりしませんよね?
ペレネーの大破壊とペレネーの大再生で世界は大変な混乱に包まれました。
でも、それは人間達と神々の間でのこと。
はてさて幻獣達はどうしているのでしょう?
お楽しみください。
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翌朝、町外れの墓地の隣、死霊術師の屋敷の地下室に設えられた巨大水晶玉に町の様子が映っていた。
朝焼けの市場を大勢の人々がせわしなく働いている。
通常の食料と水は行き渡り、今は魚が人気のようだ。
これも海底都市の復興にともない、半魚人の漁業が本格的に再開されたおかげである。
実際、半魚人達は瞬かない魚眼で道行く人々を眺めながら声を張り上げ、客寄せに忙しい。
海中で得られない小麦や獣の肉と魚を交換しているようだ。
また、ヒト族の倍はありそうな巨人族が柱を担ぎ、肩に乗った童人の指示に従い、大きな天幕を準備している。
どうやら大店の仮店舗ができるようだ。
「まだ物々交換が主だけど道具や服も商われているみたいね」
恐るべき屍導師、死女イレーヌは感心しながら見つめていた。
人間はたくましい。
この町アリエノールは天龍アストライアーが無から創り出した、超巨大ドラゴンお手製の箱庭である。
しかも信じがたいことに等倍だ。
いくら丁寧に創られているとは言え、扉や戸など家の可動部が全て固定されていたり、クワやスキが壁から直に生えていたり、異様な部分がたくさんある。
それらを気味悪がる者も少なくなかったが、新領主が上手いこと言いくるめて使わせている。
人間にとっては恐怖の対象以外の何物でもない、“暁光帝”の名を出してルイーズは『これは龍の慈悲である』と人々をなだめたのだ。
つくづく見事な手腕だと思った。
「ええ。父親と違ってルイーズはよくやっていますね。屍従者の姿は見当たりませんが……」
同じく恐るべき怨霊、幽霊女中サロメも感心しつつ、少しだけ残念に思っていた。
「仕方ないわ。天龍アストライアーは墓場も元通りに戻してくれたけど墓穴はどれも空っぽで死体がなかった。これじゃ、うちは開店休業状態よ」
死女は肩をすくめた。
獣化屍従者の大量生産が完了した時点で死体は残っていなかった。天龍は見事なまでに墓場を復元してみせたが、そのまんま当時の状態に戻してしまった。
いや、戻してくれたのだと言わねばなるまい。
墓穴に死体は付き物なのだからそれくらい入れておいてくれればいいのに。
正確なのにもほどがあると思ったものである。
「それでも死出虫とか、その幼虫とか、気味の悪い虫だけは完璧に復活させていましたね。天龍が昆虫好きなのは存じておりましたが……」
幽霊女中がモグラの死体をひっくり返したら黒く不気味な虫達がわらわらと這い出してきた。
小指の第2関節ほどもある真っ黒で、イボ足の腹脚が目立たない、よく発達した胸脚で素早く走る幼虫だ。他の虫と明らかに違うのでひと目でわかった。
天龍が再生させたという、東の遺跡も蜘蛛の巣だらけで酷い状態だったと嘆く墓鬼の話が嫌でも思い出される。
あの死んだモグラも天龍が用意したのだろうか。
生きたモグラも死んだモグラも元通りに戻した天龍の大魔法“物質創造”には感心するしかないが、同時に呆れもした。
彼女は土中の生態系にも執着していたのだ。
いや、そこも直さないと作物の育成に影響が出るのだろうが。
「なるほど、天龍アストライアーの仕事は完璧にして過不足なし。私も見習わないとね。いずれ死体は向こうからやってくるだろうし」
イレーヌはほくそ笑んだ。
昨夜、やってきた新領主ルイーズの話は建設的かつ合理的だった。
「驚きましたね。冒険者ギルドを解体したから前の契約は消滅したなんて…いやはやなんとも思い切った手段に打って出たものですわ」
感心しきりでサロメはうなずいた。
一緒に夕食をと言われたので3人で食卓を囲んだのだが、死人と夕食をともにしてもルイーズは顔色1つ変えなかったのだ。
大層な胆力である。
また発想も大胆。
冒険者ギルドと決めた『屍導師イレーヌは自衛以外の目的で市壁の内部で戦闘行為を行ってはならない』という決まりを強引に消滅させたのだ。
町の冒険者ギルドそのものの解体という手段によって。
ついでに町の光明教会も潰してしまった。
これで約束を交わした相手そのものがいなくなったことになり、それに釣られて約束も一緒に消滅する。
何とも大胆不敵、何とも空中曲芸的な解決法である。
もちろん、冒険者ギルドにも光明教団にも話を通していたのだろう。
決断は大胆に、行動は緻密に、気配りは繊細に。
どうやらルイーズ・ロシュフォールという女性は相当に優秀なようだ。
凡愚の父親はもちろん長男と次男の兄弟も妹に及ばなかったらしい。
それなら上に立つべき者が上に立ったという意味で今回の新領主就任はアリエノールの町にとって好ましい結果を呼ぶだろう。
「その上でミシェルの愚行を家訓に残し、こちらにゾンビの大量発注まで…ご丁寧に私の法的な地位までも約束してくれたわ」
あまりの手際の良さにイレーヌは笑うしかない。
ルイーズは“名誉市民”としての地位を用意し、“公認一級死霊術師”の称号を贈ってきたのだ。
そんな地位も称号も聞いたことがないが、町が幻獣に“名誉人間”としての資格を与えたことに等しいと解釈している。
それなら町に暮らす幻獣の屍導師として協力することもやぶさかではない。
「お城に亡者女中達を向かわせましょう。今日中に王室御用達屍従者の一団を編成してちょうだい」
「承知しました。冒険者の家族も町の住民もわたくし達の活躍を見て感心していましたから素直に女中達の言葉を聞くでしょう」
死女が命じると幽霊女中はうなずいた。
これで町の復興もはかどるだろう。
「みんなが頑張ってくれるのだから私も少しは働かないとね」
イレーヌはニヤリ笑い。
「街道を整備します。王都まで」
おもむろに宣言した。
不死の怪物の最強格である屍導師が白昼堂々、王都を訪れるのだ。
強大な魔法で街道を整備しながら。
ゴール王国の国民は度肝を抜かれることだろう。
「新領主に驚かされるばかりではつまらないということですね」
サロメもニヤリ笑い返した。
主の行いは単なる無料奉仕ではない。
街道が整備されれば商人もやってくるだろう。
そうなれば移り住む人間も増える。
そして、人間は死ぬ。
病気で、怪我で、戦で、犯罪に巻き込まれて、そして、幻獣に襲われて。
でも、それは町の営みの一部だ。
死女が責任を問われることはない。
死んだ住民は死体となって死霊術師の商売に役立ってくれるに違いない。
もはや領主公認なのだ。
復興したアリエノールは大きな亡者市場に育ってくれるだろう。
死者と生者、それぞれの夢が交錯するのだ。
実に楽しそうである。
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今日も曇天。
ラナス大森林の奥、天龍アストライアーの大魔法は淡水湖と葦の茂るそのほとりも蘇らせてくれていた。
曇り空の下で水竜ガルグイユが頭を悩ませている。
「うぅむ…従って一辺が1であるような正四面体の高さは3分の√6だから体積は12分の√2であり、同じく一辺が1である正八面体の体積は3分の√2だから…星型二重正四面体の体積は中心の正八面体が1つ、各面に張り付いた正四面体が8つなので12分の√2掛ける8プラス3分の√2イコール3分の3√2…すなわち√2なのだな」
葦を刈り取った空き地に鉤爪を走らせ、計算した。
「うぅむ…これは! 星型二重正四面体に外接する立方体の一辺が√2だからその体積は2√2なので……」
水竜は空間幾何学の面白さに取り憑かれていた。
「はい。きれいなものね」
光の精霊魔法を操って魔女が一抱えもある多面体を空中に描いてくれた。
重なった正四面体を2つに分けて“星型二重”の意味を示したり、外接する立方体を表して体積に対する空隙率を目で見てわかるように表現してくれている。
「ふぅむ、体積がちょうど半分になっているぞ!」
水竜は大いに感動した。
「各頂点が内側から球に接していているわね。星型化したらずいぶん見かけが違っているのに…さすが、正多面体だわ」
外接球も描いて見せて魔女も感動していた。
やはり、幾何学は奥深い。
幻獣達はすっかり魅了されていた。
「お見事。素晴らしい。正解です」
ハゲ頭の吸血鬼、ハミルトン男爵は別の意味で感動しながら拍手していた。
光魔法と空間幾何学の組み合わせは全く新しい表現の可能性を示している。それを元・人間の自分ではなく幻獣達が開発してみせたのだ。
これほどの技術力は蜥蜴人のフキャーエ竜帝国でも実現できていまい。
学問の発展には、かつて満月の夜にラナス大森林を臨む沖に降りた天龍アストライアー、彼女が唱えた言葉が大きな影響を及ぼしていた。
『2以上の任意の整数は一意的に素因数分解されることが証明されなければならない』という話が広まるとそれまでの曖昧な表現や定義、それらとともに何となく受け入れられていた命題の真偽が問われるようになったのだ。
そして、個々の命題について厳密に記号論理的かつ定量的な取り扱いが重視されるようになり、こうして幻獣達の学問にも少なからぬ変化をもたらしていた。
「うんうん。なんて…素晴らしい☆」
男爵は意識の上でも自分は人間を辞めたと自覚している。それ故、幻獣達の思想がヒト文化圏を越えたことが無性に嬉しいのだ。
「ホント、きれーねー」
妖人花が踊りながら拍手している。
「今のワシより美しいかもしれん」
大きな空色の蛾にたくさん集られまくった樹木人も見やすく虹色に彩色された星型多面体に息を呑んでいる。
老木は天龍アストライアーが撒いた大型の蛾“オオミズアオ”を気に入って飼うことに決めたらしい。幼虫には自分の葉を食べさせてやる予定だから餌要らずだ。
「そのホシガター? あーしの周りでそいつをたくさん踊らせてみてくんないー? たーのしそーぉ♪」
妖人花が提案すると魔女は星形正多面体を3つ飛ばしてリズミカルに動かし始めた。
「ちゃらちゃらちぉんちぉん♪ あらえっさっさ〜♪」
淡水湖のほとりで半裸の美女が踊り狂う。
「ウヮォォーン!」
「キャゥキャウ!」
「ワン! ワン!」
「ワサワサワサ!」
「シャコシャコ!」」
官能的な芸術はわかりやすい。人食いオオカミの群れが吠え、三叉樹達も枝を掲げて鳴らした。
これら様子を見て男爵はうなずき。
「皆さん、私は決断しました。学校を作ろうと思います」
高らかに宣言した。
「ふぅん。悪くない発想ね」
「学校? ようやくその気になったか」
「うむ。今か今かと待ちくたびれたぞい」
「へー、いいじゃないのー」
「キャンキャン! ワォーン!」
「ワサー! ワサワサー!」
意外にも幻獣達は口々に賛成してくれた。
どうやらみんな考えていてはくれたらしい。単純に最初の提案者になりたくなかったのだろう。
「ありがとうございます」
吸血鬼は確かな手応えを感じ取った。
幻獣に学問や芸術なんてと考えなくもなかったので悩んだのだが、こうして一部の人食いオオカミや三叉樹まで興味を示してくれたのだ。
元・人間としても現役の学者としても応えずにどうするという話である。
「するとラルーン峰の…何と言ったかな、例の計画にも関わるのじゃな?」
十匹を越えるオオミズアオを舞わせながら樹木人は何とか思い出そうと努めたが、記憶は曖昧で言葉が浮かんでこない。
有翼七首竜の陣地で骸骨達と暮らし始めた悪霊が何やら計画していると聞いたが、はてさて上手く行くものかと首をひねっていたのだ。
樹木に首はないけれども。
「あぁ、シャルル・ロシュフォールの提唱する死者の都市構想ね。幽霊貴族はすでに相談役みたいな仕事を始めていていち早く学校を作ったらしいわ」
通信用水晶板を操作して魔女が映像を空中に大きく映し出した。
羊の牧場の隣に大きな石造りの建物が建てられていて多くの骸骨達が何やら筆記石版に書き込んでいる。
教鞭を取っている教師が校庭に出ているのはご愛嬌か。
大きすぎて教室に入れないからだ。
「むぅっ…有翼七首竜が先生やってるのか……」
ガルグイユが唸った。
同じ竜種がそんな活躍をしているとは思いもよらなかったのだ。
「有翼七首竜は得意の十四行詩を教えているようですね。おそらく文芸について教える学校なのでしょう」
男爵は感心した。
あの野蛮な人食いドラゴンがずいぶんな変わりようだ。
さすがは幽霊貴族。シャルルは相当上手くやっているに違いない。
「同じような学校を建てても面白くありませんからね。我がラナス大森林の学校は……」
一瞬、間を置いて。
「四元数を教えようと思います」
自信満々、胸を張って堂々と宣言した。
四元数はあの天龍アストライアーをも魅了した最新の理論だ。
初学者から愛好家まで多くの学生が胸を躍らせるに違いない。
「男爵が代数を担当するなら俺は幾何学を教えよう。『点とは部分のないものである』からみっちり教えてやろうじゃないか」
有翼七首竜に負けじと水竜も意欲を示した。
「数学ばかりじゃ華がないわー あーしがダンスを教えてあげるぅー」
「うむ。ならばワシは博物学じゃ。友人が培養している芽殖孤虫を例に扁形動物の生活環がもたらす寄生虫症の影響を論じてみるぞい。きっと天龍もビックリ仰天じゃ」
「じゃあ、魔法は私ね。みんな、ついてこれるかしら? フフフ……」
他の幻獣達も口々に担当する教科を語りだし、会合は大いに盛り上がった。
こうしてラナス大森林に開設した学校は大いに発展し、後にラルーン峰の学び舎と並んで幻獣の教育を担う代表的な場所として知られるようになる。
そこに未来を目指す全国アンデッド地位向上連盟ペレネー支部の面々が見られたことは言うまでもない。
ここまで読んでいただきありがとうございます♪
子供の頃、シデムシはそんなに珍しくありませんでした。
ガマガエルの死骸、モグラの死骸、犬猫の死骸をひっくり返せば必ず出会う昆虫です。
あ、わざわざひっくり返さないって?
何を言ってるんですか!?
小学生はそういうものを見かけたら必ず棒で突っついた後、ひっくり返すものなんです。
それだけは明治も大正も昭和も平成も令和も変わりませんwww
小学生の習性ですねwww
で、シデムシの幼虫ですがちょっとあこがれでした。
いや、成虫はただの珍しくも何ともない甲虫でしてつかんでみても口から防御液を吐くくらいでやっぱり面白いことはありません。
でも、シデムシの幼虫は素早く走る面白い生き物で捕まえてみても芋虫らしさは皆無。
長く発達した胸脚で素早く元気に動く。
非常に面白い。
で、何があこがれかって言うと飼えないんですよね、これ。
何しろ飼うためには死骸が必要……
……だと思いこんでいたのです。
実際は死骸でなくてもそれっぽいタンパク質、腐肉とか飼育できたんでしょうが……
大人になった今なら飼育できるでしょうが、もうモグラの死骸を見てもひっくり返そうとは……
あ、思いますね、今でもwwww
だけど、シデムシの幼虫を飼いたいとまでは思わないかも(^_^;)
子供の頃には宝物のように思えて平気で触れた昆虫が大人になると不気味に思えて触れなくなる…なんて話もたまに聞きますが、幸いなことに小生はそんなふうにはなっていません。
そりゃ、ズアカムカデやスズメバチには今でも触れませんけどね。
あれらは昔も触れませんでしたからwww
水竜ガルグイユがやっていた計算は星型二重正四面体ですwww
入浴中とか、何ということもない時間の暇つぶしにやってみると意外に楽しい……
……というか、去年の2月に急性心筋梗塞と肺水腫で集中治療室に担ぎ込まれたときにやってましたぉwwww
忘れもしない、去年2023年2月14日バレンタインデーの早朝、美少女の幼馴染みからチョコレートをもらう代わりに救急隊員から車椅子をもらいましたぉwww
あのときは本当にありがたかった…えぇ、チョコの百倍くらい……
強烈な胸焼け(と思い込んでいた心臓の苦しみ)と肺から来る謎の異音(肺に水が溜まってた)に悩まされ続けてましたからね。
急性心筋梗塞の死亡率が60%で肺水腫の死亡率が20%!
合計して死亡率80%!!
やったね、しあわせひとりじめ!!!!!
あぁ、その後は低酸素血症とチアノーゼによる手足末端の壊死…と、地獄の苦しみ一週間フルコースてんこ盛り(オプション全部のせ)でしたぉwwwww
二度とゴメンですね(^_^;)
しかも気絶しない(>_<)
いくら苦しくても気絶しなかったんでひたすら苦しむばかりでした(ToT)
結局、人工呼吸器も着けてもらえなかったし…o| ̄|_
いや、医師から「あなた、自発呼吸してますよね」言われてしまいまして(^_^;)
そりゃ、自力で呼吸してるんなら人工呼吸器は要らないわなwww
まぁ、自発呼吸して意識があったから助かったらしいんですけどねwww
普通は…意識が混濁して失神→自発呼吸できなくなる→人工呼吸器つけてもらう→でも徐々に衰弱→異世界転生\(^o^)/
…という経過をたどる患者さんが多いようですから、そっちの幸せ独り占めコースにいかなかっただけの話ですわwwwww
そういや、昨今と言うか、結構以前から「インターネット小説投稿サイトのファンタジー作品は主人公が苦労したり苦しむ描写が足りない」という批判がありますが。
小生はそういう描写を好みません。
理由:リアルでさんざん味わっているから\(^o^)/
はぁ?
おまいはそんなに主人公が苦しむ姿が見たいのか?
マゾヒストか、おまいは?
何なら主人公が集中治療室で七転八倒する様子を一週間分は描写してやろうか!?
実体験のストックは大量に余ってるぞ!
読むんだな?
読みたいんだな?
じゃ、救急車に乗せられて集中治療室に担ぎ込まれて実際に体験してみろや!!!!!!!!!!!!!!!
文字で読むよりもたっぷり体験できるぞ!!!!!!!!
…ってなわけで小生は主人公と仲間達が苦労したり、苦痛に追い詰められるシーンをたくさん描写する必要を認めませんwwww
まぁ、冗談はともかく(^_^;)
苦悩する主人公がかっこいいという声はわからないでもありませんが。
余計な苦労や苦痛や苦悩は描き手がすでに味わっていればですね、事さらに描写しなくても匂わせるくらいでいいと思っています。
読み手が味わう必要なんてございませんし。
味わってほしいとも思いませんね(^_^;)
その手の描写は作品のスパイスとしてほんのり入れとけばいいんです。
昔々、ペッパーライスを作ろうとして胡椒を入れすぎて辛いだけで他に何の味も感じられない料理を作ってしまったことを思い出します(^_^;)
とりあえず、『お兄ちゃんはお○まい!』の続きが見たくて地獄の底から舞い戻ってまいりましたwww
冠状動脈血栓のせいで心筋がだいぶ壊死していまして、寛解とまでは行きませんが……おかげで今は『魔法少女にあこ○れて』を観られます(^o^)
当時はPlayStation5も購入したばかりでしたしね。
漫画に、アニメに、ゲームに、小説に…まだ観ぬ名作を見逃して異世界転生などできるものですかwwww
今期はこちら『魔法少女にあこ○れて』と『悪役令嬢レ○ル99』にハマってます(^o^)
『悪役令嬢レ○ル99』はコミカライズ版が最高でキャラクターがやたらかわいい。
「そして、主人公たちの前に立ちはだかる裏ボス…何と、私である」は爆笑しました。
アニメ版もキャラをコミカライズ版に寄せてくれているので実に楽しい♪
また、白オカメインコを飼っている身としては『佐々木とピーちゃん』も見逃せないし。
そういや『異世界でもふもふなでなで○るためにがんばってます。』も気になってます。
やたら可愛らしいアニメなんですが…なんで真夜中に放映してるんだろ(謎)
幼女が主役だし、動物達と仲良くする物語だし、ふつうに日曜日の朝に放映しときゃよくない?
さて、そういうわけで次回は『馬車が盗賊団に襲われている!? しかも中にはお姫様が\(^o^)/ ついに定番のストーリーが始まります。暁光帝はワクワクが止まりません☆』です。
請う、ご期待!




