風邪を引いた有梨華さん
「こほっ...こほっ...太陽くん。起きて〜朝だよ〜こほっ 」
俺はいつも通り有梨華さんに朝起こされた。
目を開けると写り込む有梨華さんの顔は頬が少し赤く染まり目がしんどそうだった。
「こほっ...太陽くん。おはよう。」
「有梨華さん。」
俺は何となく察して額に手を当てると一瞬で熱さを感じた。有梨華さんは熱がある。
「ちょ、ちょっと太陽くん。」
有梨華さんは俺の手を剥がそうとするが思うように力が出ないみたいだ。
「有梨華さん熱ありますね。今日は休んでください。」
「嫌だっ。絶対に学校行くよ。他の先生に迷惑かけられないし。」
俺は有梨華さんの弱った身体をそっと抱きしめた。突然のことに有梨華さんは身体をビクッとさせていた。
「有梨華さん。お願いです。今日は休んでください....」
「太陽くんがそこまで言うなら....」
有梨華さんは折れて休むことになった。
電話内で凄く申し訳なさそうに必死に謝っていた。
有梨華さんが熱ならば看病する相手が必要だ。
俺は電話をして学校を休んだ。
「ちょっと太陽くんっ。何してるのっ。学校行きなさいよ。」
「嫌です。俺は今日有梨華さんの看病するので休みますよ。もちろん欠席理由は熱ですけど。」
「ばかっ。私の為に休まないでよ。太陽くんには学校行ってお勉強して欲しかったの!太陽くんには良い大学に入って欲しいから...それなのに...私の為に休まないでよ。太陽くんなんて嫌いっ」
有梨華さんは顔を布団の中に隠した。
俺は有梨華さんの看病をしたかったが有梨華さん的には学校に行って欲しかったのだ。
「すいません。」
「太陽くんごめんね。嫌いじゃないから。大好きだから。私の為に休んでくれたのに言い過ぎだよね。ごめん。」
有梨華さんは布団の中から頭から目まで出して俺を見ていた。
「有梨華さん。俺お粥作りますね。今日は寝ててください。」
俺はキッチンへ行きお粥を作り始めた。俺が熱を出した時によく祖父が作ってくれたのを思い出しながら俺はお粥を作った。
そして近くの自動販売機でポ○リを2本買った。
和室に戻ると有梨華さんは閉じていた目を開けた。
「太陽くん。」
「お粥できましたよ。あとポ○リも置いておきますね。」
「ありがと...」
俺はお粥とポ○リをテーブルの上に置いて部屋を出ようとした。
「待って太陽くん。お粥...食べさせて 」
「はい。いいですよ。」
俺は木製のスプーンでお粥を取りふーふーして程よい温かさに冷めさせる。
「はいどうぞ。」
有梨華さんは小さな口を開く。
俺は木製のスプーンをゆっくりと有梨華さんの口へ近づけて中に入れる。
有梨華さんはゆっくりとお粥を口の中に運んで食べていた。
「あの、味どうですか?」
「美味しいよ。太陽くんの心がこもってて。」
俺は綺麗に食べ終わった器を持ってキッチンへ行き綺麗に洗った。
そして和室に戻り勉強を始めた。
「太陽くん何してるの?」
「勉強ですよ。学校休んだから有梨華さん看病しながら勉強しようと思って。静かにするんでここでさせてください。」
「太陽くんえらいね。私太陽くんの勉強してる姿眺めていたいからここでしてね。」
「有梨華さんは寝てください。」
俺は得意な数学や物理よりも苦手な日本史や国語、英語を重点的に勉強した。
同じ問題を繰り返して解いていた。
勉強を開始して1時間が経った。
俺は休憩することにした。
ふと有梨華さんの顔を覗くと大量の汗でびっしょりだった。
「有梨華さん1度身体拭いて着替えますか?」
「うん。そうしようかな。」
俺は有梨華さんのパジャマをタンスから取り出した。下着は自分で取ると言って有梨華さんがふらついた足で下着を取り出していた。
その間にタオルと水を取ってきて準備をした。
和室に戻ると有梨華さんの服を脱がせる下着は有梨華さんが自分で取り両手で胸を隠していた。
「有梨華さん拭きますね。」
「お願い。」
俺は有梨華さんの背中をゆっくりとさするようにタオルで拭く。とても柔らかそうで綺麗な背中にうっとりしていた。
背中を綺麗に拭いた後、前を拭くか拭かないかをすごく悩んだ。
「有梨華さん前どうします?」
有梨華さんは顔を後ろに回してニヤッとする。
「太陽くん。前拭きたいんでしょ?エッチだね。」
「そ、そんなことは...」
「少しだけ拭いていいよ。」
俺は有梨華さんの鎖骨から下にかけてゆっくりと拭いていく。そして胸の部分にくると有梨華さんが両手で隠しきれていない所を優しく拭く。
おっぱい付近は他の部分と違って肌が一段と柔らかてもちもちしている。
俺は時々フニフニさせながら拭いていた。
「太陽くんのエッチー。」
「す、すいません。調子に乗りました。」
「もういいよ。ありがと。あとは自分でできるから。見えないように後ろ向いててね。」
俺は有梨華さんが残りを拭いてパジャマに着替えるまでずっと後ろを向いていた。
着替えが終わると有梨華さんは再び布団の中に入って眠っていた。
◇
夜が来て夕食のお粥を作り持って行くと有梨華さんは目を覚ましていた。
「体調どうですか?」
「うんいい感じ。明日には完全に治ってると思うよ。ありがとね太陽くん。一日中看病してくれて。それにちゃんと勉強もしててえらいよ。」
「治って良かったです。」
「太陽くん大好き。」
有梨華さんは俺に笑顔を見せた。不意の言葉と笑顔に俺はドキドキしていた。
とにかく有梨華さんが治って良かったなと思う俺だった。




