表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/16

甘えながらも無意識にエロい子っていいよね

———ゆかり視点———


ピアノ弾きながら、大丈夫そうだなって分かった。

だって、ゆうくんめっちゃ笑顔なんだもん。


弾き終わった。

『泣き笑いのゆうくん、可愛すぎ、まじそそる…』

とか思ってたら、

ベッドをポンポンしながら

「ちょっと隣に来て」

とかベッドに誘われた。


「え、ちょっとそれは・・・」


「やだ?」

ちょっと強引だし!


「嫌じゃないです。」

美少年+ベッドで理性が心配なだけですよ!!!


とか思ってたら肩にもたれてくるし!!!!!


ちっさい!細い!すごくいい匂いする!


もう私ダメかもしれない…

なんかシリアスっぽい話をしてるんだけど、とりあえず衝動に負けてゆうくんの頭ポンポンする。


あ、髪すごいサラサラ…

そのまま撫でるのに移行。


髪に指を通すと..

「んっ….」

ちょっとーー!なんかエロい声出てるよ!!


肩から起き上がってまっすぐこっちを見る。

よく目を見る子だよね。

涙目で幸せそうな笑顔って、超いい。


「戻ってきてくれてありがとう」

なんか、ゆうくんにお礼言われた。


なんにも聞いてなかったけど、ここは頼れるお姉さんを出さなければ。

「どういたしまして。」


「えへへ。」

ゆうくんめっちゃ幸せそうに笑ってる。可愛すぎかよ。


右手で髪を撫でているときに、ちょっとだけ左耳に触れる。


びくっ!

「あっ….」


「ご、ごめん…!」

「…...」


赤い顔、涙目で見つめてくる。


「どうしたの?」

「変な感じした。フワッてした。」

感じてるのを自己申告とか、エロすぎかよ….


「お母さんには内緒だよ!」

「なんで?」

「なんでもダメなの!」

可愛い小学生の一人息子を、女子高生が誑かすとか殺されてしまう...!


「そっか。」

そう言ってまたもたれてきた。

そのままずっと1時間くらい、サラサラな髪を撫で続けていた。


たまにちょっと耳を触るイタズラして、ぴくっとなるのを楽しんでいたのは私だけの秘密。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ