表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
永遠に幼い僕の心  作者: わた
1/1

プロローグ 0歳から3歳まで

1995年2月19日、僕は生まれた。

この頃の日本では阪神淡路大震災やらなんやらで大騒ぎしていたらしいけど、正直どうでもいい。

僕は生まれた頃の記憶は曖昧であんまりよく覚えていない。だが年齢的に途切れ途切れの記憶は何故か覚えている。

例えば0歳くらいだ。言葉では上手く表現出来ないのだが、目に映るもの、『真っ暗闇の中に大きくて丸い、青白くて気体のような』、言ってしまえば『魂』である。笑ってしまうかもしれないが、僕は至ってマジメである。

次に覚えているのが2歳頃だったような気がする。(「気がする」と言っておきながら、僕の本心の頭のなかでは「2歳頃の記憶だ」と明確に打ち付けられているのだが。)その記憶は2階の寝室にある、兄と姉の二段ベッドに掛かっている梯子に登っているというものだ。

これらの記憶がどうなのか、というものははっきり言ってしまえば『どうでもない』のだが、僕は『記憶には自信がある』ことを言いたい。記憶といっても暗記とか『覚えたいことに対して使う記憶』ではなく『見たこと、感じたこと、思ったことをインプットする』方の記憶だ。この力を使って、僕は今一度過去に遡ろうと思う。自分がこれまでどんな人生を歩んできたのか、それを無駄にしないために。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ