筋肉理論ガチ勢ボディビルダー、異世界で無自覚チート化 〜魔力を“超回復”と誤解した結果、とんでもない事になっていた〜

◆【世界観補足：三大理派設定ページ】 ― 白理／赤理／黒理 ―

（ネタバレ最小限・読者向け）

◆ ■ 白理（はくり）

【理念】

「理（ルール）こそ世界の秩序。

　乱すものは、例外なく是正（削除）する。」

【解説】

世界を構成する“理層”を絶対視し、

理に従わない存在を「世界を揺るがす危険」と判定する集団。

彼らにとって剛は、

“意図せず理を上書きする存在＝最も危険”。

【特徴】

白い外套

無表情

理術（世界のルールに干渉する魔力）

感情より冷静・規範重視

【能力例】

理層切断（存在を“なかったこと”にする）

理層圧縮（重力・圧力を強制的に平均値へ戻す）

理式跳躍（空間座標の再計算による瞬間移動）

【代表】

ハルヴ・レイディア（白理討伐隊隊長）

冷静、忠義、危険なまでの潔癖。

◆ ■ 赤理（せきり）

【理念】

「理は腐る。

　壊して再構築し、新しい進化を促すべきだ。」

【解説】

古い理を壊し、より強い理へ更新することを“善”とする改革派。

破壊的に見えるが、思想は明確で、

“進化”を世界に求める点では純粋。

剛の“理外性”を

「進化の触媒」として歓迎している。

【特徴】

赤衣

自由奔放

理破壊と再生成

白理と正反対（だが黒理と相性が悪い）

【能力例】

理鎧（りがい）生成（理層を破壊し再生させる防具化）

理脈打ち（世界の理脈を叩いて周囲を再構築）

覇断理刀（レクスの武器。断理技の象徴）

【代表】

緋刃（ひじん）レクス：赤柱（あかばしら）

豪快・直感型・筋肉文化に理解が深い。

◆ ■ 黒理（こくり）

【理念】

「観測せよ。

　理の変化を見極めることが、最も重要だ。」

【解説】

理に干渉しない。

壊しもしない。

守りもしない。

“観測”だけを行い、

世界の“変化の傾向”を記録する中立派。

だが neutrality（中立）ではなく

Non-interference（不可干渉）。

もっとも“得体の知れない”集団。

剛の理外性も、まずは観測対象。

【特徴】

黒衣

気配ゼロ

必要な時だけ現れ、消える

感情はあるが極端に薄い

【能力例】

理線観測（世界のルートの可視化）

観測位相移動（存在を薄くして気付かれない）

理外値計測（剛の数値が異常に高い）

【代表】

クロウ：黒理観測官

言動は静か、興味対象には積極的。

◆ ■ 三理派の関係（ざっくり図）

　【白理】───対立───【赤理】

　　　│ │

　　　└────微妙────┘

　　　　　　【黒理（観測）】

白理 → 剛：排除対象

赤理 → 剛：欲しい（迎えたい）

黒理 → 剛：観測対象（興味深い）