猫ちょーかん⑦猫ぎょーせーだいじんからの話
がらがら。
扉を引く音がした。
「猫ぎょーせーだいじんからの急報です」
猫ちょーかんの元に一通の手紙が来た。
何事だ、といそいそと手紙を読み上げる。
「拝啓
これからにほんこくのせーじかによる、せーへんがおこりそうだ。
しきゅう、しなののくにのかくしょのけーびたいせいをにだんかい上にきょうかしてほしい。
せいじょうふあんによるじんしんのあっかで、はんざいりつがたかくなる。
すでにこのぶっかだかで、ひとはざいをやすくてばなしはじめている。
さきほどわがやでも、またぬすっとがあらわれた。
農園パラダイス計画や観光パラダイス計画従事者は、うまく短期的な利を回せるよう、配慮してほしい。
せいじふあんがかいしょーされれば、人心は回復するが…なんきょくはその直前におこる。
有効なせーさくを打ち出す者がふざいになるからだ。
猫しょくん、犬しょくん、家なき野良猫やあばれ無法ねずみの排除に協力を」
「婚活ぱーてぃーどころの話ではないですね」
猫かんこーだいじんは言った。
「猫ぼーえーだいじん」
「はっ。私どもの日頃のいたずら…もとい、ぼーえー対策の成果を発揮する時ですな。
ねずみこぞーきどりのアホねずみを野に放つ、官犬も最近はいるようだ。
気を抜かないように」
「しなののくにの警備本部長は誰だ?」
「とーきょーこくから来た新任、らしいですよ。
さいきんのけーさつは、さいばー犯罪が得意ぶんやらしいっす。
やばいっすね…。
新しい犯罪技術に対しては、がいこくの方が上なので、やつらはあまりあてにはできない」
むしろ自分の祖国をまもるとかいいつつ、過剰なみんしゅうへの攻撃で犯罪悪化させそうですよね、やつら、と猫ぼーえーだいじんは呟いた。




