猫ちょーかん③ 猫ぼーえーだいじんと話をする
ちりん、と鈴が鳴った。
「入りたまえ」
猫ぼーえーだいじんは猫ちょーかんに敬礼する。
「なんでもハチワレ母子をわがくにの田舎に迎えいれたいとか…」
「私もそろそろ嫁を迎えたいのだ」
「(驚きの表情を必死に隠す、猫ぼーえーだいじん)猫ちょーかん、確かマンション住まいでしたよね」
「この際、一軒家を建てようと思っている(きりっ)」
「ハチワレ母子もアパート住まいでしたよね。
ではまず、マイホームの場所を決めるひつよーがありますね」
猫ぼーえーだいじんは、持参した「しなののくに農園パラダイス地図」を広げた。
「いくつかわがくにの農園地域をせつめーしますね。
まず、この北の要衝、S坂氏のりょうち。
先日ぶどー畑の真ん中に、わがくに最大規模のショッピングモールが誕生しました。
わがくにのしゅとのすぐそばにあることもあって、大変賑わっております。
主なのうさくもつはぶどーやりんご、ももなどの果樹栽培が盛んでして、しなのこくないずいいちの生産量です。
近隣のりょーちには数年前にちくま川側の園地がこうずいで壊滅しました場所もありましたが、それも今は昔。
耕作放棄地もあるようですが…畑にはりんごやももがたわわに実っております。
すがだいらスキー場からもほど近く、人気もありそうな場所ですね」
「ショッピングモールか…しばらく行ってないな。買い物はこんびに派だ」
「きのー偵察に行ってきました。
しなののくに初出店の店舗も多いようで、えどの巨大ばすた近くにある飛び猫ショップがあり、もうすぐかぼちゃ祭りなので、チーズ連合製のおしゃれ雑貨が販売されていました。
どこかでみた建物だな、と思ったら、M本氏領地にあるショッピングセンターにくりそつ、でした。
せっけーには地元の高校が関わっており、せこーは「しかのしまチーム」です。
隣地にはなぜか「あおチーム」のげんばじむしょがありました。
一階店舗には竹林の装飾が施された服飾店も真ん中あたりにあり、白黒パンダが中にいるようですね。
えっとですね…何が言いたいか、と申しますと、ぜねこん数社による川中島合戦の模様…」
「ショッピングモールの話はもういい。
他の農園地域の話が聞きたい。
ハチワレ母子移住は、農園地域で検討している」




