第二部〜黒き統合と希望の炎〜第26話『誓いの果て、明日へ(後編)』
──ジャスティスタワー・最上層──
塔全体が異様なうねりをあげる。
レヴェリオ本体は砕けた──だが、核だけが生き延び、今や暴走を始めていた!
「自己統合核、暴走加速!」
ネビュロスが絶叫する!
「周囲エリア、次元崩壊まであと三分──!!」
ヴェルミリオンが顔を青ざめさせる!
「これ……下手したら、ノクタリアごと……!」
バーニングが歯噛みする!
グリムもコクピット内で拳を握り締める!
「くそっ、クロスユニオン・ガーディアンももう動けへん!!」
◆ ユナイトの決断
その時だった。
ユナイトが、静かに座席を立ち上がった。
「俺が行く」
「何を──!?」
グリムが振り向く!
「ジャスティスガーディアン……分離システム、まだ動くはずだ」
ユナイトが静かに語る。
「俺一人、コアユニットに乗り換えて、暴走核を抑え込む」
「無茶だ!!」
バーニングが叫ぶ!
「やめろ!!そんなこと──!」
ヴェルミリオンも食い下がる!
だが、ユナイトは微笑んだ。
「これは……俺たちジャスティスフェイスが撒いた種だ」
「だから──俺が、終わらせる」
「未来は……お前たちに託す」
◆ 分離、そして突撃
クロスユニオン・ガーディアンから分離されたジャスティスガーディアン・コアユニットが起動!
ボロボロになりながらも、ユナイトはコクピットに乗り込む!
「ジャスティスガーディアン、コアモード……起動!!」
真紅の光が、塔の頂上を照らす!
地上では、セイジレッド、ジャッジレッド、ブレイズレッドもその光景を見上げていた。
「ユナイト……」
セイジが呟く。
「……最後まで、お前らしいな」
ジャッジが目を伏せる。
「頼む……」
ブレイズが、拳を強く握った。
◆ 最後の戦い
暴走する黒核に向かって、ユナイトが突撃!!
「うおおおおおおおおおお!!!」
加速するコアユニット!
暴走核からは黒雷が無数に迸る!!
「負けるかああああああ!!!」
ユナイトが、全身のエネルギーを解放!
「未来を──守るために!!!!」
ジャスティスガーディアン・コアユニットが黒核を正面からぶち抜く!!!
爆裂!!
轟音!!!
光の奔流が塔を呑み込んだ!!!
◆ 散華
眩い光の中、ユナイトの声だけが響く。
「……これでいい……
……これで──
未来は……繋がる……」
爆光に呑まれ、ユナイトの姿は消えた──
◆ 静寂、そして誓い
塔の崩壊は止まった。
ノクタリアの空に、穏やかな光が戻っていた。
地上に集まった八人。
グリム、バーニング、ネビュロス、ヴェルミリオン、セイジレッド、ジャッジレッド、ブレイズレッド──そして、
ユナイトの不在を胸に、拳を重ねた。
「……アイツが、未来をくれたんや」
グリムが静かに言う。
「だったら……」
「俺たちが──守る!!!」
八つの拳が、空に向かって突き上げられた!!
白炎が、希望のように空へ昇る。




