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蒼き臨界のストルジア  作者: 夜神 颯冶
世界は今日も残酷で美しく
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                               海洋SF       




       現実は残酷ざんこくひど


 

 だからこそ我々は変えていかなければいけない

 

    命の痛みを知らなければいけない  

 

 

      戦わなければいけない 








            。







                   。



                    。



   。




         深海の宇宙




     。










             。





                   。




        幾重いくえにもかさなる気泡きほう




                               。







           。






                   。





         深淵しんえんらすまたた




                 。





    。





                    。






                     。



          もる雪垢ゆきあか



                     。

  

        。



      。



       。



                    。




                    。



        。




           眠る起源きげん 




      。





                      。




           。





        。



                  。





          絶海の孤島



   。


     。




                      。


    。





      。


     。



                   。




        。



                       。




      ─蒼き臨海のストルジア─




                      。



       。



                               。






               。



              。








 

 

 

 

どこまでも続く無窮むきゅう星々(ほしぼし)



そこに僕をしばるものはない。



海辺うみべの波の音が、

この世の苦悩くのうすべてを溶かしてただよっていた。



僕は夜の浜辺はまべで寝転び、

潮騒しおさいの優しさに包まれながら、

満天の星空を見上げ世界の中に溶けて行く。



そこには僕をしばすべてのものはなく、

無限に続く自由の空だけが広がっていた。



無限に広がる宇宙の中に、

僕をとりまく全ての事象じしょうは溶かされ、

埋没まいぼつし消えて行く。



空に浮かぶ無数のきらめき。



その中で一際ひときわ明るく輝き、

う二つ星を見つける。



僕が探していた星。



てて星と、かか星。



手を伸ばせば届きそうな位置で、

僕がそう名づけた二つ星は、

ように僕を見つめていた。



両親は僕が13の時に死んだ。



交通事故だ。



それから僕は親戚中しんせきじゅうをたらい回しにされ、

最終的に田舎いなかの祖母に引き取られた。



僕は現在14歳。



僕がこの秘密の浜辺はまべを見つけたのはつい最近の事だ。



何もない田舎いなかの港町でゆいいつ僕が見つけた楽しみ。



それが夜、この秘密の浜辺で寝転び、

夜空を見上げる事だった。




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