兄の情報整理3
あらかたの説明を受けたがまだまだわからないことが多すぎるとりあえず気になっていた事を聞くか。
「さっき神様的な人物といったがその言い回しは、意味があるのか?」
フレニカと名乗った女性は、見てる限りあまり無駄な言い回しはしないはずだ。
なぜ神様的なのか神なら神様でいいはずだし人物をつけるのもへんだ。
「神様は数百年に一度交代するのですが、交代するときに人間からランダムで選ばれるのです。」
なにそのシステム、何でランダム。
そんな質問攻めをしばらく続けていたら後ろに控えていたガエルが変なことをいってきた。
「ホントにこんなやつがダンジョン攻略に役立つのか?」
呼び出しといてなんなんだよ知らんよ、俺らが役立つかなんて。
ただ、すごくムカついたな~
「失礼ですよ、呼び出したのはこちらなのだから」
「そうですが、まだ実力を知らないのも事実ですし...」
まあ、そのとうりだけど。
実際、喜楽はまだしも俺は多分役立たずだろうな。
「でしたらここで少し僕と戦いません?」
意外やつがとんでもない事を言い出した。
喜楽だ。確かにひどい言われようだがそこまでする必要ないだろ、ただ昔からすごく負けず嫌いだったからな。
「ここで?いま?誰と誰が?」
ガエルが不思議そうにいった。それはそうだ俺もなにいっているのかわからん。
「ここで、今、僕とガエルさんで」
いっちゃたよ。相手の実力も分からないのに一時の感情に任せて戦うのはバカのやることだが喜楽が言う時は、なんか安心感がある。
「なめてるのか?」
「いいえ全く。ただ言われっぱなしは、しょうにあわなくて」
「いいぜやろう」
あーあもう止められないな。だったら俺のやることはガエルの実力を計る事ぐらいか。
「止めなさい。喜楽様はまだ恩恵をもらってないのですよ」
気になる単語か飛び出してきたな。
だが喜楽のためにもここは兄貴である俺が肩をもつとこだな。
「かまわない恩恵とやらの力も見たいしな。それに喜楽は強いよ」
恩恵が力であると仮定したが大丈夫だろうか?
「ですが騎手長であるガエルさんの相手は、さすがに...」
「大丈夫ですよフレニカさん」
その言い方だとケンカ売ってるみたいになるが大丈夫なのだろうか。喜楽、まさかなにも考えてないのか。
「硬いこと言うなよ、恩恵も最小限しか使わないから」
ガエルがそんな事を言った。恩恵を力と仮定したがあってるっぽいな。
「わかりました。ただし私が止めたらすぐにやめるのですよ」
こうして異世界初の戦いが始まった。
喜楽のよくわからない提案により




