情報整理
光が消えた直後俺の持てる情報整理能力のすべてを使って情報を整理した。
隣では、後ろむきに倒れたくせにあのバランスの悪い状態からバクテンでもしてしりもちもつかずに喜楽は、立ち上がっていた。
「さっきまで通学路にいたはずだよな?」
喜楽が周りの様子を見ながら問い掛けてきた。
「そのはずだが...」
俺も起き上がりながら周りを見て答えた。今俺らがいる建物?は柱が規則ただしく並んでその先にちょと大きめの扉があった。部屋は、薄暗いが見えないほどじゃない。
「この、魔法陣てきなのはなんだ?」
足下を見ながら喜楽が質問してきた。
「俺は、知らないし見たこともない」
「兄貴が知らないなら、多分地球のものじゃなさそうだな」
「俺だって地球の知識で知らないこともあるぞ」
ある程度余裕を見せているが、喜楽も俺もここに来てから一度も頭の回転を止めてないし警戒もしている。
ここに来てから36秒たったころ変化が訪れた。
「バタン」
やっとの思いで部屋の把握を済ましたのにまた情報が増えた。
俺たちのいるところからちょうど15メートル先にある扉から五人の人が入ってきた。
一人は、ドレス姿で高そうな着飾りに王冠をかぶった姫様ぽっい17才ぐらいの女性。
その隣に立のは、これまた王冠をかぶった王さまぽっい40代半ばの男性。
その王族らしき二人の後ろに立つのが鎧を着て腰に西洋風の剣をもち左目に傷のある兵士らしい人。
さらにその後ろに二人。格好はさっきの人と同じ感じの、兵士らしき人だ。
「あの、すみま..」
喜楽が声を掛けようとしたので片手で止めた。
理由は、3つある。
一つは、味方であるかわからない相手に情報を渡さないため。
二つめは、情報を出さず情報を得るのは、喜楽よりも俺のほうが上手い。
三つめは、もし敵である場合喜楽の戦力は、必要不可欠だからなるべく情報を渡したくないし渡すなら俺のほうがいくらかマシだ。
その事をどこまで読み取ったかわからないがいちよう納得したらしい。
「あんたたちは、何者だ」
なるべく短く必要な情報を引き出す。
俺は、ある程度の嘘は見抜けるし尋問レベルを大幅に越えた技術で情報を引き出せる。この世界でそれが通じるかは別として。
何も言わないのでまた質問を投げ掛けた。
「なぜここに来た」
「私達は、敵ではありません」
王族らしき女性の人が話しかけてきた。
嘘をついている様子は、なしか。だがまだ気抜くわけにはいかない。
「敵ではないなら剣を下ろせ」
「出来ません」
「なぜだ?」
「あなた達がまだ敵かどうかわからないからです。」
やりかたは上手いとは言えないが敵かどうかを確認するあたりは、褒めてやろう。
でも、真面目に返事をするぎりはない。
「敵ではない...これでいいか?」
俺は少し余裕を見せるように答えた。
女性は、おもむろに手を差し出してきた。そうすると指輪の一つが光出した。
「嘘はついてないよですね」
マジか、分かるのかよ...
推測でしかないがあの指輪で嘘かどうかを発見出来るんでとしたら、かなりのハンデつきじゃないか。
俺も嘘は見抜けるが確実ではない。
「信じてもらえて助かるよ」
確かにさっきの答えは嘘ではないが一概に本当でもない。
敵対されればこちらも反撃はするし、スキを見せれば人質ぐらいは取ろうかとも思っていた。
「剣を地面に下ろしなさい」
部下に命令するように女性が敵対しない意思を見してきた。
「いいんですか?」
心配するように後ろの兵士らしき人が女性に問いかける。
「大丈夫何とかするわ」
「わかりました」
カラン
剣を下ろす音だ
少し抵抗が見られたが下ろしてくれた。
まだ信用はできないがとりあえず話を進めよう
「あんたたちは俺たちがここにいる理由を知っているのか?」
「知ってるもなにも私達があなたたちを呼びました」
何で勝手に呼び出してんだよ、という言葉をおし殺した
「ここではなんですし場所を移動しましょう。ついてきて下さい」
ここは、素直にしたがっておくか...




