前へ目次 次へ 409/587 新装版 Ⅸ 表紙 【あらすじ】 「どうか、この剣だけは・・・。無血降伏の国に残された希望の宝剣伝説」 大陸のおよそ半分を旅して辿り着いたその国では、家を失った者達の間で疫病(えきびょう)が蔓延(まんえん)していた。しかし、敵国に無血で資源ある土地を明け渡し、財産の多くをも擲ったため、何の対策も立てることができない。そんな中、唯一の希望は、幻も同然となっている財宝のみ。それは大海原をわたって行く呪われた無人島にあるという。手掛かりを探り当てた彼らだが、その動きに気付いた敵国が根こそぎ奪おうと邪魔をする。