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詩集

晴れの雨

作者: K・t

窓の向こうは 晴れているのに

なぜか不思議と 雨がふっている


楽しそうにみんなが それを浴びていて

眺めていたら うらやましくなった


でも


ドアを開けると 雨はどしゃぶり

踏み出そうとして 足がすくんだ


どうしよう やめておこうか


おいでよと 声が聞こえた

顔を上げたら 笑顔があって


つられて一歩 踏み出してみると

雨はとたんに やわらかくなった


窓ごしの時と ちがって

服に冷たく 染み込んでくるけれど


空は晴れて 風はおだやかで

飛び込んでいく 自分を手招いた

お読み下さってありがとうございます。

ちょっと不思議な雰囲気を目指してみました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 見える『雨』は、心が描いてしまった困難の象徴……と、感じました。 そこを、手を差し伸べて貰えた事で不安は解消されてゆく。 案ずるより産むが易し。でも『その一歩』が難しく、だから誘ってくれる…
2020/04/12 16:14 退会済み
管理
[良い点] めっちゃ不思議な感じが出ていますね! 何を意味しているんダロウ……。 人間関係……?
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