表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

ギルドってなんか定番でいいよね!



「うおっ、なんかブルッときたな。」


嬉しいような怖いようなどちらか分からないフラグ(?)たったような気がする。


おっと、状況説明するぜ。

現在俺は惑星連盟って所ののギルドに所属するためにギルドが経営している酒場を見つけてそこに入るところだ。


酒場って言っても、某狩りゲーみたいなレトロな雰囲気じゃないぞ。

強いて言うなら近未来な喫茶店って感じだ。

すまん、なんか詳しくいえなかったわ。


それにしても酒場には色んな人がいるんだな。

ロボット以外に人間(?)がいて良かったわ。

ロボットが飲んでいるのは酒なのかわかんねぇけど。


つーか、酒臭っさ!

こんな昼間にオッサン達が酒飲んでいいのかよ?


「おいおい、見たことのねぇ面をしたヤツが入って来たぜ。」


うわっ、毛むくじゃらで酒臭ぇオッサンがからんできた。

ギルドのテンプレ乙ww


「お前、ギルドに入るんだろ?なら通過儀礼としと先輩である俺に金をよこしな。」


おいオッサン、ガハハハッて笑うたんびに唾が飛んでんだよ。

汚いからやめなさい…ばっちい、ばっちい(*´д`*)


「・・・・・うぜぇ。」


「あん……?何か言ったか?」


「うぜぇって言ってんだよオッサン!」


「なんだと小僧!!」


オッサンが怒鳴ると共に腰に下げていた銃を抜き俺に銃口を向ける

が、俺はその場から瞬間的に相手の背後に回り込む桜が似合う死神キャラみたいにオッサンの背後に現れ、首に手刀をいれて意識を刈り取った。


「遅ぇよ。」


その場に崩れ落ちるオッサンを無視して俺はバーの横にある受付に行った。


「どうも、ギルドに入りたいんですけど。」


あ、なんでギルドに入るか言ってなかったよね。

なんか面白そうだったんだよね。

いやあれだよ、ニートになるのも有りだったけど……さすがに転生してまでニートって言うのもねぇ……ということで働くためにもギルドに入ります。


ちょっと適当で何が悪い<(`^´)>


「はい、この紙に必要事項を記入してください。」


うおっ、さっきの出来事を見ても動じない受付嬢……プロやな。


さて、渡された紙でも見ますか。




※※※※※※






~ギルド登録記入用紙~


次の事を記入してください。


・名前


・年齢


・武器


・種族


・死んでも文句を言わないボソ(まぁ、死人に口無しですけどね。)

はい・いいえ


~惑星連盟ギルド 蒼星クイレト支部~




※※※※※※




あれ?

受付嬢さんが何か怖いこと呟いていたような気がする……



ま、まぁいいか。

よしささっと書きますか。




※※※※※※




~ギルド登録記入用紙~


次の事を記入してください。


・名前 ジェラート


・年齢 二十歳(だったと思うよー)


・武器 近接戦闘武器とその他


・種族 人(一応……多分……人だよね?)


・死んでも文句を言わない

はい


~惑星連盟ギルド 蒼星クイレト支部~




※※※※※※




「書けましたよ。」


「早いですね。では拝借させて頂きます。」


早いって?

別に悩んで書くとこはなかったぞ。


あ、死んでも文句は言わないって所は少し悩んだかも。


「あの質問いいですか?」


考えていたら受付嬢が話をかけてきた。


「どうぞ。」


「武器の欄に『近接戦闘武器』と書かれていますが、強いて言うならどのような武器をお使いになるのでしょうか??」


確かに、近接戦闘武器って書くのは間違ってたかも。

Zセイバーとか剣だしなぁ、シールドも槍も使うし……


「そうですね……基本は剣で戦うので剣でいいですよ。」


「ありがとうこざいます。では奥の部屋にあるテレポーター、転送装置を使い蒼星クイレト支部まで移動してください。」


えっと、紙にも書いてあったけど支部っことは別の場所に本拠地的なところがあるのか?

まぁ、行かないと思うし知らなくて良いから黙ってよ。


さて、いきなりだけど受付嬢の容姿を詳しく説明するぜ。


かなりの美女だ。

髪はセミロングで茶髪。

ハの字眉毛にクリクリした可愛らしい緑色の瞳。

ぷっくらした唇。

そして肝心のバストは思ったよりt……(ギロ)睨まれたので止めます。



よし、会話に戻るか。


「ここでは登録できないんですか?」


「できません。ここは情報と依頼の提供しかできないところです。」


ふむ、携帯小説の転生ものとは違うなぁ……支部ってことも関係あるのかな?


「わかりました。」


「ではテレポーターの部屋へ案内させていただきます。」


受付嬢がカウンターから出てきて、こちらです。と言って奥の部屋に歩いて行く後ろを俺は黙ってついて行った。


何気に受付嬢の歩きが速いwwwま、待ってよぉ((((((゜ロ゜;


「ここがテレポーターの部屋です。」


受付嬢に案内されてついた部屋には中央に丸い台が置いてあり、台の周りには様々な機械がちかちかランプを光らし作動していた。


やべぇ、地球との文明の差が半端ねぇ!!


「ではジェラートさん、台の真ん中に立ってください。」


受付嬢に言われるがままに台の中央に立つと目の前にクリスタル色の板が現れた。

板の表面には


「クイレト支部に行きますか?」

「YES」「NO」


の字が書かれていた。


「このYESの字に触れたらいいのか?」


やべ、つい敬語にするのを忘れてた。


「はい、その通りです。」


全然気にしてないようです。

じゃあ、もう敬語使わなくていいか。


「じゃあ、行ってくる。」

(^ー^)ノ


俺は受付嬢に手を振りながら「YES」の字に触れた。


なぜか受付嬢がサングラスをかけている。


ブ――――――――ッン……


と音が聞こえたと思えば台がピカァーッと光った。


「目がぁぁぁぁぁッ!?目がぁぁぁぁぁッ!?」


いきなりのフラッシュでどこかの大佐状態の俺はその姿のまま転送された。


あの受付嬢、光ること知ってるくせに教えなかったな!

なんて女だ!畜生っ!


おぼえてろよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッw


「目がぁぁぁぁぁッ!?目がぁぁぁぁぁッ!?」


「キャッ!」


俺は目を押さえて転げ回っていたら誰かにぶつかった。


あれ?転送は?と思ったそこのチミ……君、そんなもんとっくに終わっているのだよ。


ぶつかったことに気づいた俺は目をシバシバさせらながら立ち上がり、ぶつかった相手を見た。


「な……にケモみみだとッ!?」


スーツ姿のウサ耳お姉さんが内股で尻餅をついている……女の子座り、だと!?


wait、wait、餅つけ……じゃなくて落ち着け俺。

ここはクールに状況判断をしようじゃないか。


そうだなオレ、なんせ俺はこの世界のことを詳しく聞いていなかったからな。


だよな!全然ファンタジー要素がなくてショックを受けていた俺の前にウサ耳お姉さんが現れた……最高ジャマイカwww


Σ(゜ロ゜)ハッ、いかんいかん暴走しそうだった。

ここは紳士的な態度をしめそうじゃないか。


と俺の脳内会議は始まりから終わりまで一秒以内で行われていたのだった。


「すいませんお嬢さん。お怪我はありませんでしたか?」


俺は尻餅をついたウサ耳お姉さんに手を差し出した。


「あ、ご親切にどうも……」


俺の手を取ったウサ耳お姉さんと俺の目があった。


「・・・・・綺麗な瞳。」




※※※※※※




~ウサ耳side~


ワタシはクイレト支部に所属のハンターです。

今日は支部のテレポーターを使って他の惑星に行こうとしたところ、突然テレポーターが光だし誰かが転送されてきました。


「目がぁぁぁぁぁッ!?目がぁぁぁぁぁッ!?」


その人は目を押さえたまま転送されたらしく叫びなからジタバタと転がっていました。


なんか、変な人が来ちゃいました。


ドンッ!


「キャッ!」


なんてボーっとしていたらワタシはそのもがいている人にぶつかられてしまいました。


咄嗟の出来事で反応できずワタシは無様に尻餅をついてしまいました。


なんたる醜態、ハンターが尻餅をついてしまうなんて……


「すいませんお嬢さん。お怪我はありませんでしたか?」


先程まで転がっていた人がワタシに気づいて手を差しのべてくれた。


えっと……いい人みたいだ。


「あ、ご親切にどうも……」


手を取り顔を上げると彼の目とワタシの目があった。


わぁっ……


吸い込まれそうなぐらい深い緑色なのにどこか温かさを感じる瞳を見てワタシはつい


「・・・・・綺麗な瞳。」


と呟いていました。


「お褒めの言葉ありがとう。」


ワタシの呟きに彼は微笑みながらワタシを立ち上がらせた。


綺麗な瞳の彼が私に微笑みかけてくれている…


ドクンッ……


この時胸が、私の胸がなぜか熱くなった。


「俺は今からギルドへ登録に行くためのテレポートして来たのですか、生憎初めてなでして……どこに行けばいいですか?」


質問されたと思うけど、今のワタシは胸が熱くなった原因を考えていて聞こえていなかった。



~ウサ耳side~




※※※※※※





どうも俺、ジェラートのターンが回って来たぜ。


目の前のウサ耳お姉さんは質問しているのになぜか上の空で答えが返ってきそうもない。

何もない空間をなぜかジッと見ているのが気になりますww


なら俺は黙ってウサ耳お姉さんを眺めていようではないかw


読者の諸君、俺は決して変態じゃないからか!了承を得ないと手を出さないから絶対!!


OKでたら出すのか、だって?

出さない奴がどこにおるのだね?


ではウサ耳お姉さんの詳しい容姿を伝えたいと思う。

ほら皆拍手、拍手!


パチパチ((o(^∇^)o))パチパチ


…………パチ(o(^∇^)o)パチ


………………o(^∇^)o



ごめん、なんかゴメン。

話を戻すよ。


えっと、ウサ耳お姉さんの容姿は……

フワッフワッの赤毛の髪にブラウンの瞳。

胸は結構大きい……

[それ以上眺めているところs……byネ申]


ふぃっえくしょん………ヴぅ、寒気がしたぞ。


うーん、このまま時間を無駄にするのもなんだし早く場所を聞こうとしますか。


「あの~、ギルド登録に行きたいのですが……どこにいいのでしょうかウサ耳さん?」


「・・・・・セイラ。」


「はい?」


「・・・・・セイラって呼んでください。」


おいおいマジですか!

ウサ耳、セイラはまさかの萌キャラなのか?

どっかのお兄さんが喜んじゃうよwww!!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ