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冒険が俺を呼んでるぜ(笑)

あえて言わせて貰おう……





ネタをぶっ込んで何が悪いw

どうもどうも、イタリア語の凍った氷菓子のことジェラートでぇす。


カッコよく女の子の前を立ち去ったのはいいんだが……


「ただいま、俺は絶賛迷子中!!」


右を見ても森、左を見ても森、前を向いたら山。

戻って道を聞いてもいいんだが、プライドが許さない!


あれから六時間、森の中をさ迷い機械生命体とバトルを繰り返し、なんか変なワープ装置にひかかって二度目の上空ヒモなしバンジーを経験してようやく人が造ったような建造物の巨大な門の前までたどり着いた。

そうだなぁ~、某駆逐者に出てくる巨人対応の防壁ぐらいはあるぐらいの巨大な防壁だ。


「デッケェな~。」


やべぇ、門を見上げていたら首が痛くなってきた。


「そこの者、止まれ!」


「う……………………ん?」


門番だと思われる人物の声が聞こえる方へ顔を向けた俺は固まった。


「・・・し、ショタ……だと?」


身長135㎝サイズのショッタ子が、俺に向けて槍を向けている。

しかも、槍が重いのか腕がプルプルしていて場の空気がほんわかさせていた。

可愛いじゃないかチクショー。


「言う……な!ショタって言うな!」 o(><;)(;><)o


気にしてたんですね( ´ ▽ ` )


ちょっ、ジタバタしないで槍が危ないよ!

ほら、刃は人に向けちゃいけませんよー。


「あー、ショタ君。落ち着きたまえ。このアーモンドチョコあげるから。」


「え、本当に?わぁーい……………じゃねぇよ!」


「はい、ノリツッコミありがとうございました☆」


なかなかのキレが良い全力のツッコミでしたw

このショタ……できる!


「はぁ…はぁ……くそ。いったいお前なに者なんだよ?」


「俺か、まぁどうでもいいだろ。」


「よくねぇよ!お前なんか怪しいからちょっと取り締まり部屋に来い。」


「だが断る!」


能力発動、どのアニメ、ゲーム世界にも重宝されている(ハズw)の能力使わせて貰いやす~


Let's 透明化インビジブルwww!


「なっ!?どこに消えた?」


「・・・・・・。」


俺、現在透明人間でーす。


ショタ門番がギャーギャー騒いでいる間に門の真っ正面に立ち、またまた能力発動~!

お次は右腕には呪いの印である痣があり、爆発的な力を与えるが、代わりに少しずつ命を奪っていく呪いを受けた主人公さんの力、能力として使わしてもらいます(決め顔w)。


ちなみに呪いによるマイナス面である生命力の減少だけど……なんか、心臓を直で捕まれてる感覚でなんかヤバいっす。

でも、負けないんだからねぇぇぇっ!


チートな身体だからあまり影響はないかもしれないけど、ヤバそうなので早めにやることはやっちゃいましょう。


てことで、いま透明化中で見えないけど右腕を中心に半透明のうねうねした物が俺の体を包み込む。


「押し通る!」


ドオォォォォォォンッ!



あ、あれ(゜0゜*)?

門を格好いい(と自分では思っている)台詞を言いながら押し開けるつもりが門をブッ飛ばしちゃった……

ハッ!Σ(´□`;)

そう言えば俺、身体能力が神様スペックだったけ!?


そう言えば呪いの授けた祟り神って一応神様だよね……

神様スペックに祟り神の呪力が重なりあったらヤバイよね。


「なっ、え………も、門がぁぁぁぁぁ!?」


あ、ショタ門番いたの忘れてた。

というか、名前聞くの忘れてショタとしか呼んでなかったなぁ……

さて、ショタとの別れは名残惜しいけど、ここにとどまっていたらヤバそうだからさっさと中に入りますか。


……ッダッダッダッダッダッダッダッダッダε=┌( ・_・)┘


街の路地裏に身を潜めて透明化を解除。

ついでに祟り神の呪いも大人しくなってもらおうじゃないか。


はい、吸って~、吐いて~


「フッ………スゥー。」


精神統一、無我の領域~、後はちょっとした気合い~


みるみるうちに半透明のうねうねした物が消えていく。


ん?なんで能力解除しないで抑えたかって?

そんなの、ハンデだよ。


いやさ、神様にチート貰って転生したけど、チート過ぎてなめプしちゃうのはいけないことだと思うんですよはい。

なんで、なめプしちゃわないように代償がある呪いを残したのさ。

ま、神様スペックの身体だし死ぬことはないと思うからね。

呪いによるハイスペックも魅力的でもあるしね。


あれ、ハンデとか言っている時点でなめプかもと気づいたぞ……まぁ、いいか気楽に行こう。


さて、街中をゆっくり散策でもしますかね。


「・・・どこの未来都市ですか?」


歩いて数歩で出だ俺の一言。


いやだって、宙に車みたいな乗り物が飛んでるし歩道には人型のロボットらしき人物(?)がアイボみたいな犬型ロボットを散歩させてたりしてるんだぜ。


一応、人間もちらほら見かけるがたまに人間にしちゃデカすぎてモフモフなやつもいる……


「おいおい……」


転生物って言えばファンタジーだろうが!

これはSFじゃねぇか!


『もしもし……聞こえますか?』


「うぇいっ!?」


突然頭に声が聞こえてきた。

ビビったじゃないの…変な声も出ちまったし。


『あの智哉君……あ、今はジェラート君だったけかな……聞こえますか?』


これはあれか?念話ってやつか?

いや、SFチックに言うならばテレパシーって言えばいいのか?


『こちらジェラート、聞こえてますドーゾ。』


口でしゃべらず話してみました。脳内での会話って、ボッチの見えない自分と話す『もう一人の僕』ってやつみたいだよね……

俺?俺はボッチじゃないよー|ω・`)チラ チガウカラネ……


『よかった。繋がったようですね。』


『神様だよね?』


『そうですよ?』


『俺と付き合ってください!』


『ふぇっ!?……えっ?いいいいい、いきなりすぎます!貴方が思った疑問に答えるつもり』


『一目惚れだったんだ。』


『もう///バカ………ブチッ………』


あ、切られた。

さすがにヤバかったかな?

ついテンション上がって言っちまったよ。

嫌われてないと良いけどなぁ…




※※※※※※




~神様side~


「・・・・・///////。」


いま私は机の上で突っ伏していた。


「告白なんていきなりすぎだよぉ~」


私は神様という立場のせいか一度も男性と関係を持ったことがなかった。

父神が過保護だったせいとも言えなくもない。


『うちの娘に結婚なんてまだ早いわいっ!』(父神)


そのせいなのか分からないけど、転生させた彼の告白は私の胸を熱くさせる。


「恥ずかしすぎて仕事に集中できないよ~。」


「いやいやら仕事はしてくださいよ。」


私が悶々していると天使ちゃんことミカエルちゃんが紅茶を持ってやって来た。


「しかし、神様が一人の人間に執着するとは思いませんでしたわ。」


私の前に紅茶を置くミカエルちゃん。


「だってあんなにアピールされちゃったらさすがに気になるよ。」


私の思いは恋なのだろう。

彼は私に一目惚れで私も彼のことが気になって仕方がない……これは両思い間違いなし…いや、絶対両思いだ。


「あ、でも神様。」


「なに?」


「神様はジェラート君に会おうとしていませんよね?」


「そうだよ。仕事が忙しいし………それになんか、恥ずかしくて。」


「少しやばいんじゃありませんか?」


テキパキとお茶の準備を進めながら語るミカエルちゃんの言葉に私は固まった。


「だって、ジェラート君がいる世界は何気に美少女や美女が多いですわ。初なジェラート君がいつ堕ちるかわかりませんよ。」


「なっ!Σ(゜ロ゜)」


可能性はゼロではない。


「そろそろ下界に仕事の疲れでも癒しに行こうかしら。」


もし、彼に女性が近づいていたら牽制をしておかないと。


「フフフフ……早く今の仕事を終わらせないと。待っててねリンク君。」




~神様side end~






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