初・スキル使用!
20170713 誤字訂正 鳴りたい→なりたい
昨日はしっかり寝たからな。
今日から本気出す。
明日から本気出すはやらないフラグだって?
夢のためには努力を一切惜しまないのがこの俺、シルド=シルフだ。
時間が惜しい。早速始めよう。
とりあえず神に言われたように“物質鑑定”から始めてみるとするか。
スキルの使い方などわからないはずなのだが、自然と使い方は理解していた。
これも転生をした影響なのだろうか。
“物質鑑定”の使い方は簡単。目に意識を集めて心の中でスキル名を唱えるだけ。
その通りにやってみると目の前に懐かしい画面が現れて、そこにはこう書いてあった。
{天井 材質・木}
さすがLv.1何もわからん。
だが、スキルが発動したからよしとするか。
多少眠くなったがすぐになくなったな。
発動したおかげで“物質鑑定”についても多少わかったぞ。
これは自分の目のあえにあるものを鑑定するスキルだな。
範囲の中のものすべて鑑定じゃなくてよっかたぜ。頭がパンクしちまうからな。
初スキル使用も終わったことだし、ステータス確認と行きますか。
少しだけ楽しみだな。
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能力値はすべて、スキル・才能・特殊、その他は変化したところだけ示します
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『能力値』
レベル: 1 → 2
MP : 1/1 → 961/961
体 : 1 → 4
攻 : 1 → 4
守 : 1 → 7
技 : 1 → 25
速 : 1
魔 : 1 → 31
『スキル』
・物質鑑定 Lv.1 → Lv.2
・魔導 Lv.1 → Lv.2
『特殊』
new 成長ブースト300%
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一気に成長したな。ちょっと異常だろ。なんかおかしい。
神を問いただしてみるか。
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『おい、聞こえているか。
ちょっと質問があるんだが』
『キッタ~ッ、10連鎖!』
だめだこいつ人の話聞いてない。。
こいつの顔が目の前のあったらぶん殴ってやる。こいつの顔知らないけど。
もう一回だけ話しかけてみるか。はぁ…。
『おい、聞こえて・・・』
『ボールを、相手のゴールにシューッ!』
くそ殺意が、押さえろ、俺。
『超、エキサイ…ぶげらっ!
誰だい、僕の顔を殴ったのは』
俺の殺意があそこまで届いたのか?
いや違う。こういう時は、ステータス確認。
『スキル』
new 念動力 Lv.1
これか、まあいい。俺が言うことはただ一つ。
『ざまあみやがれ』
『っ!何だ、君か驚かさないでくれ。
一応、聞くけど君が僕の顔を殴ったわけじゃないよね?(#^ω^)』
しれっと、噓を吐いてやろう。
『そんな訳あるか。俺はそんなスキル持ってないし、
お前の顔を知らない。それより質問だ。
あの、成長率はなんだ。お前が手を入れたのか?』
『君の言うことも一理あるな。君が殴ったのではないんだね。
よかった、よかった。
それで、君の質問に対する答えなんだけど
僕が手を入れたわけじゃないよ。一定の条件を満たすと
スキルやなんかは手に入るんだ。君の思いが原因じゃないかな』
『サンキュー』
『こっちからも1つ質問していいかな?』
『良いぜ』
『なぜ君は僕に普通に話しかけられているんだい?』
『知らない。可能性としては、てめえが最後に
「また会えることを願って」
っていたからそれを世界が真に受けたんじゃねえのか』
『とりあえずはそれでいいや。じゃあ。またね』
『おう』
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成長チートに目が行きがちだが俺がなりたいのは、あくまで錬金術師だ。
やってやる。俺はやってやるぞ。
明日の投稿はなしにさせていただきます。
申し訳ございません。