馬車の旅
ギルド館のメイドさんから分かれ、街を発ってから数分が経ったころ
「そういえば自己紹介まだだったな俺達は商売人のバル、ゲルト、ジングだ、まあよろしくな坊主。
いや¨元¨勇者か、確か」
お、この人はちゃんと認識してくれているらしい俺が¨元¨勇者って事を。
「はい、俺は¨元¨勇者の佐藤 秀です。まあ、短い間ですがよろしくお願いします」
そう、敬語を使い大人な反応(秀はそう思っている)を使い挨拶をしたがすこし気難しそうな反応をされてしまった。
「おいおい、俺らはこれから短い期間だが旅仲間になるんだぜ敬語なんてよしてくれや。それに敬語を使うとしたら俺らのほうなんだぜ秀殿」
秀殿、なんだその呼び方どこかのお殿様かよ
「ふつうに、秀でいいですよバルさん」
まあそっちのほうが接しやすいしね。
「そうか、まあ本人が言うんならいいか。じゃあよろしくな秀」
「よろしくおねがいしますバルさん]
そう挨拶をすませいろいろなこと話していると辺りが暗くなっていた。
「もうこんな時間かそろそろ飯にしないとモンスターに襲われたとき大変だからな」
こっちの世界の飯かどんなのがあるか楽しみだな。
「今日の飯は先の町で手に入れた黒体の豚の肉だ」
見た目は黒いが全体的に油が乗っていていい香りがするこれはうまそうだ。
ゴクッ
唾を飲み込み分けられた肉を口に含むと。
ジュワァ
口の中で肉が溶けていくよう消えていった。そして後からくる、はじけるような甘味これはうまい。
そう思いながら秀の意識はとおざかって言った
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