登場人物紹介
瀬野 戒
本編の主人公。
超能力者を無差別に生み出す、ルぺ・スオウを殺すことを運命づけられた。
味方には情が厚く、敵には徹底して容赦がない。合理主義になりきれない半人前。
異能力を殺す、皆殺しの烙印。害悪の音を聞き取る、壊れた音感。音による位置確認ができる、反響定位を持つ。
ルペ・スオウ
自身の歌声で無差別に超能力を与える存在で、同時に戒に殺される運命意を持つ少女。
好きなことは歌うことで、多くの人々を引き付ける魅力は、天性のアイドル。
秋草 桔梗
幼いころに戒と、ある約束をした少女。
家族から虐げられていたが、戒に助け出された『魔王の花嫁』の当事者。
そのことから、戒に依存気味なところがある。
ルペ系の超能力者と違い、全ての超能力を使える天然能力者。
東条 雅
文武両道主義のお嬢様。
風野宮学園風紀員会委員長であり、戒と同じ文芸部所属。
戒に対して、競合者であり相棒だと自認している。
通称、暴力系ヒロイン。
宮本 武蔵
海原高校生徒会会長直轄情報調査室室長。
過去の事件『海原高校の栄光の日々』で暴れまわった元テロリスト。
名前が偽名臭いと評判。
佐々木 小次郎
巌流寺に住んでいる自称剣士。
女性扱いされると不機嫌になるくせに、好んで着るのはフリルが多い服。
結構、アホの娘らしい。
古坪 零士
海原高校生徒会会長。
メガネがよく似合う知的な外見だが、静かな熱血漢と評判。
戒との関係は「安保」と認識している。
通り名は『対反民主主義人型決戦兵器』である。
新島 朝美
海原高校生徒会副会長。
古坪の公私問わず秘書的な関係。
性格はふわっとしているが芯が通っている女傑であり、古坪の通り名は本来は彼女が受け継ぐものであった。
槙枝 雅人
福祉教育部の中心的な人物。
正義感が強く、公平で優しさを兼ねそろえた人物で、風野宮学園で非常に慕われている。
運動神経が良く、特に武術に関しては天性の素質を持っている。
超能力は『テレポートを使うことができるが、体力を以上に消費する』である。
赤松 乙女
代々反民主主義の家系に生まれ青年部で活動している現役の少女。
雅人達の後輩であり、ある意味で全ての元凶。
策謀が大好きで、自身の主義に染め上がる人を見るのが趣味。
口癖は「ぷよぷよぴーん」と言う謎の言葉。
超能力は『口癖を唱えることで念写ができるが、写真を真実を思い込む』。
神本 一恵
清く正しくがモットーで性善説文学系女子。
福祉教育部の部長で活動に熱心であり、活動を通して雅人に好意を持つ。
雅人と正反対な戒は、出会ったころから嫌悪感を抱いていた。
超能力は『千里眼で、使用回数がある』。
横路 真理亜
元レディースに所属するほどグレていたが、福祉教育部に関わってから更生したと自認している。
雅人に惚れこんでおり、一途な性格もあって一緒にいることが多い。
反面、うさん臭い戒は本気で嫌っており、平然と侮蔑することが多かった。
超能力は『念動力を利用した、疑似怪力』。
クロエ・スタインベルト
アメリカ出身で、明るく活発に行動する姿から猫のようだと言われる。
特に武術をしていないが、身体能力が高いため前線に出られる。
雅人に好意を持っているが、孤立しやすかった戒の世話を焼いていた。
超能力は『念動力で空気に干渉し、衝撃波を生み出す』。
ソフィア・ローディン
暫定君主国家グルンデ王国からの留学生。
身分を隠しての留学しているが、本名は王女ソフィア・フォン・プロフェード。
超能力は『回数制限があるが、触れた相手の未来をランダムで予知する』。
城戸 博
福祉教育部の参謀的な存在。
メンバーの中でも気が弱い面が見られるが、力を行使する必要性と意味を理解している。
超能力は『自分以外の人同士でテレパシーが使える仲介する。キーワードが必要』。
安門 天
風野宮学園の生徒。
同性よりも異性に囲まれている所謂『オタサーの姫』であり、注目されもてはやされてないと気がすまない性格。
超能力は『名前を連呼されると、無限軌道を持つ乗り物を念動力で自在に操る』。
役職は戦車乙女。
ストーリーが進むごとに、追加と修正を予定。