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少女の記憶  作者: 悪之文学
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夏の記憶

小さい頃は誰でもあったような、幼い頃の目線を大切に書いてみたので、ゆっく読んでいってね。

私の脳裏に淡く蘇った記憶…死んで浮いてた金魚。地面に落ちたままの林檎飴。煙を照らすセピア色のライトに集まった無数の蛾。


その記憶は生々しくも淡い思い出のようにも感じさせた…。



私は重度の精神病…。

だけど、いきなり大声を出し暴れたりもしなければ病んでいたり鬱でもない。


でも、普通の物が違く見えたり物と喋ったりする

つい最近喋った物は、家の仏壇にあるお祖母ちゃんの写真

こっちをにっこり笑った写真。

私がじっと見ていると手招きして、仏壇にあるお菓子を一つ食べなさいと言う

でも、話したくないときは写真が急にパタンと倒れるのだ


そうして、お菓子を食べているとお母さんに怒られる。

でも、私は食べた理由をお母さんに伝える

すると、お母さんはいつも困ったような悲しそうな顔になる…。

もぅ一つは、玄関に飾ってあるコケシ。

私が小学校から帰って来ると、お帰りって言ってくれる

だから私もただいまってかえしてあげる。でも、このコケシはお母さんに嫌われているんだ…

気持ち悪いとか、前あった位置から少しズレているとかで色々言われて少し可哀想になる。



そんな中でも話したくない物はたくさんある。



私が幼稚園の頃まで遊んでいた、赤ちゃんのお人形…


時々、トイレに入っているときに私の部屋からずっと私を見ている、トイレを済ませて部屋に戻るとお人形はいなくて押し入れを開けると箱の中から出た状態で居座っている。

最初は寂しいのかなって思い一時期部屋に置き他のお人形と一緒に置いといたのだが

ある朝、部屋を見回すと他の人形の腕や脚、頭までもがバラバラに散らかっていた。そのお人形はずっと居た場所から動くこともなく壁に向かって座っていた…それ以来私は箱に入れて固くガムテープで閉ざしてしまった。

その後は、他のお人形さん達から押し入れの中から『クルシイ…ダシテ』と深夜に言っているらしい。私は出してあげるつもりはない。


こんな感じで、私は話しができる

私はこのことが普通だと小さい頃から思っていた…

だけど違ってた。

お母さんに喋った事が全部、お母さんを悲しくさせた。


だから、私は悪い事をしたからいっぱいお薬をもらう。

いっぱいお医者さんに悪い所を見て治してもらう。


そして、大声で騒いだり上を見たまま何もできない人達と暮らす事になった。


ここにいて嫌な事は、友達の描いたピエロの絵がいつも通る廊下に貼ってあること…

そのピエロはいつも怖い事

変な所で切ってしまい、すみません…。まだ続きがあるので読んでいってください

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