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第十九話「妖怪の消える道」

 月がおかしくなり、夜が終わらない異変が始まった。異変の渦中にある悠子と幽々子は人里に向かっていた。その道すがらミスティア・ローレライとリグル・ナイトバグに襲われ、弾幕ごっこが始まった―― 今回は永夜編第二話目です。徐々に異変が幻想郷に広がっていきます。そして、夜を止めているのは誰なのか? それでは、東方悠幽抄、第十九話です。感想、批評、誤字脱字の指摘などなど、気軽にコメントをくださって結構です。宜しくお願いします。

 ◇


 ――――お前達か。こんな真夜中に里を襲おうとする奴は。


 慧音は目の前に突如として現れた人妖に向かいそう言った。

 人妖―― 正確には幼い容姿をした悪魔とおかしな服装をした悪魔の従者であった。

 悪魔は私の顔を見て鼻を鳴らした。


「フンッ、別に私は餓えてはいないけど?」

「出際に食事をしてきましたものね――って、あら? ここには人里があったはずですが?」


 悪魔の従者は慧音にそう問うてきた。

 慧音は慎重に、かつ強気に返答した。


「人里と人間たちは私が保護した。だから今は何もない。さっさと通り過ぎてくれないか?」


 慧音は何としてもこの場を素通りしてほしかった。

 月がおかしいのに、それに加えて夜も終わらないのだ。

 これは明らかな異変だ。

 そして、目の前の――特に従者の方からは空間を捻じ曲げる程の力を感じる。

 里の人間を守るためには私が気張るしかないのだ。


 ――しかし、現実は非情であった。

 従者の方が私に対して疑いの視線を向けてきた。


「ちょっと気になりますわね…… お嬢様。少しお時間を頂いてもよろしいですか?」

「しょうがないわねぇ。ちょっとなら、私の時間も使っても良いわ」


 そう言って、吸血鬼の少女は慧音を見てニヤリと笑った。

 慧音は理解した。

 自分の計略が上手くいかなかったことを。

 慧音は人里を、そして子どもたちを守るため、スペルカードを握りしめた――



 ◆



 ――――人里に向かう途中で二匹の妖怪に対峙した私と幽々子は、彼女らの能力により分断されていた。


 夜雀の妖怪・ミスティアのスペルカード『ブラインドナイトバード』。

 私と幽々子の視界は奪われ、引き離されてしまった。

 こんなときに闇を操る能力が残っていたら……

 ――だが、悔やんでも仕方がない。

 異変の原因でもある力を欲することは、自分の中に巣づくう恐怖心に打ち勝てていないということだ。

 私はもう恐れない。

 そう心に誓い、見えないながらも小太刀で牽制しつつ、周囲に感じる妖怪の気配を探っていた。


 やがて、私の視界が元に戻ると、目の前には蛍の妖怪・リグルがいた。

 リグルは私の視界が戻ったことに気付くと、ビシッと私の顔に指を突きつけてきた。


「ミスティアには悪いけど、弱そうなあんたは私が襲わせてもらうよ! 蠢符『リトルバグストーム』!」


 リグルがそうスペルカード宣言すると、明滅する蛍が集結し、私を取り囲んだ。

 私はその蛍の群れを見つめながら、ポツリと呟いた。


「綺麗ね…… これが弾幕でなければ、夕涼みには持って来いだったのにね」


 リグルは私の言葉を聞き、自慢げに言った。


「へへっ、そうでしょう? それに、これで動けないでしょ!」


 私は蛍の群れからスッとリグルに視線を移した。

 そして、小太刀を構えなおした。


「甘いわね。この程度で数々の妖怪を打ち倒してきた私を捕まえたつもり? ――結跏趺斬!」


 私が剣を薙ぐと、空気が裂け、周囲の蛍の群れを霧散させた!

 ――これは妖夢師匠が空気を斬った技。

 師匠の教えである『真実は斬って知るもの』を体現した技。

 まさに私と師匠の始まりになったものだ。


「ああっ、なんてことを! 私の集めた蛍たちが……」


 リグルは霧散してしまった蛍の群れを見て、悲痛な叫びをあげた。

 私はそんなリグルに向かって言い放った。


「スペルカードブレイクね。 ――小細工しないでかかってきなさい!」


 私の言葉が癇に障ったのか、リグルは悔しそうに地団太を踏んだ。


「ヒトねぎにそんなことを言われるなんてなんだか悔しいわ! 灯符『ファイヤフライフェノメノン』!」


 今度は使い魔を召喚し、私を目掛けて弾幕が放たれた!

 ――だが、この弾幕、薄い。

 私は弾幕を回避しながら、リグルの懐に飛び込んだ。

 瞬間移動や妖怪の力なんかなくても――私は戦える!


「行くわよ! 転生剣『円心流転斬』!!!」


 私は驚く顔をするリグルに対し、スペルカード宣言を行った。

 その直後、彼女の下段から弧を描くように小太刀を斬り上げた!


「はあぁぁっ! 壱! 弐!! 参っ!!!」

「ぐぁっ!?」


 私はリグルに息のつく間も与えぬよう、連撃を叩きこんだ!

 リグルは私の攻撃をガードしきれず、押されるように後退した。

 私はその勢いのまま、五連撃目で大きく踏み込んだ!


「哀れな蟲の妖怪さん…… これで――終わりよ!」


 私はまるで幽々子のようにそう言い放ち、小太刀で斬り伏せた。

 リグルは私に斬り飛ばされ、背後の木に叩きつけられた!


「ぐあっ!」


 リグルは苦しげな声をあげて、木からずり落ちた。

 私は服を整え、小太刀を構えながら彼女に近づいた。

 彼女は目を伏せながら、ポツリと呟いた。


「ごめん、ミスティア…… 今回のヒトねぎは強すぎる……」


 そして、先ほどのダメージからか眠るように目を閉じた。

 だが幽々子の力を使ったときとは違い、この場から消えるようなことは無かった。

 ――大丈夫。ただ、退治しただけだ。

 私は安堵し、スッと背中を向けた。


「ごめんなさいね。でも私は急いでいるのよ――幽々子を助けにいかなくちゃ」


 私はそう言って、幽々子を探しに駆けだした――



 ◇



 ―――― 鷹符『イルスタードダイブ』!!!


 そう宣言した雀の妖怪・ミスティアは、凄まじい勢いで幽々子に向かい突撃した。

 しかし幽々子は動じず、まるで幽霊(亡霊ではあるが)のようにふらりと回避した。

 ミスティアはそのまま近くの木にぶつかってしまった。


「あいたたた……」

「もう少し良く狙いなさい、小鳥さん?」

「何で避けるのよ~」

「当てないあなたが悪いのよ」


 幽々子はそう言って、ミスティアに笑いかけた。

 ミスティアはそれを見て挑発と受け取ったのか、もう一度スペルカード宣言をした。


「もう一度、挑戦! 鷹符『イルスタードダイブ』!!!」

「私に一度見せた弾幕は当たらないわ」


 幽々子は再びミスティアの突進をヒラリとかわした。

 そして、振り向きざまにスペルカード宣言をした!


「隙だらけなのよ。 蝶符『鳳蝶紋の死槍』!」


 そう宣言した幽々子はミスティアに白楼剣を突きつけた!


「うぎゃ!?」


 切れ味の悪い白楼剣がミスティアの背中に叩きつけられた。

 ミスティアは自身の突進の勢いも相まって、大きく吹き飛んでしまった。

 そして、地面に叩きつけられた。

 ミスティアは『イッタタタ』といいながら立ちあがり、ぷぅ~と顔を膨らませて幽々子を睨んだ。


「なんなのよ~ どうして当たらないのよ~」

「だから、あなたは単調なのよ――って鳥頭には何を言っても無駄かしら?」


 幽々子はため息をついた。

 ――鳥頭には何を言ってもすぐ忘れてしまう。

 幽々子がいくら自信を打ち砕くように振る舞っても、忘れてしまってはまったく意味を成さない。

 幽々子はだんだん面倒くさくなりつつあった。

 そんな幽々子の心情など露も知らないミスティアはただただ直前に聞いた言葉に対して反撃を試みてきた。


「馬鹿にしたな! それじゃあ、私の歌を聞きなさい! 夜盲『夜雀の歌』!!!」


 ――チッ、チッ、チッ――


 ミスティアのスペルカード宣言と共に、幽々子の周囲に夜雀の鳴き声が響き始めた。

 ――伝承によれば、夜雀に鳴き声は不吉の前触れである。そして、捕まえると夜盲症になるという。

 悠子と分断されたときと同じと考えると、再び視界を奪われてしまう可能性がある。

 だが、幽々子は歌うミスティアに向かって、あろうことかにっこりと微笑んだ。


「夜雀さん、呑気に歌うのは構わないけど…… 私のように強い妖気を持つ者は、その程度の力ではたぶらかすことはできないわ」


 幽々子はそう言って、白楼剣を納め、扇子をミスティアに突きつけた。

 そして、扇子をパッと開き、スペルカード宣言をした!


「老精の西行桜、あなたに見せてあげるわ―― 幽曲『リポジトリ・オブ・ヒロカワ ‐亡霊‐』!!!」


 幽々子はその場で美しく、まるで能でも舞うかのようにゆっくりとした動きで扇子を動かした。

 すると、ミスティアに向かって一直線に蝶形の弾幕を射出された!


「きゃあ!」


 ミスティアに弾幕が直撃し、夜雀の歌が中断された。

 舞いを終えた幽々子は、再び地面に転がされたミスティアを見据えて言った。


「どう? あなたの下手な歌よりは良いものが見せられたと思うのだけれど?」


 容赦のない幽々子の言葉に、ミスティアは悔しげな瞳を向けた。


「むぅ~、悔しいわっ! もう一度あなたたちの視界を奪い取ってやる!『ブラインド―― 」

「本当に鳥頭ね。一度見せた弾幕は私には効かない――悠子、今よ!」

「――ナイトバード』 ……って、えっ?」


 ミスティアが幽々子の言葉を聞き、背後を振り返ったときにはすでに、悠子がスペルカード宣言をしていた!


「剣伎『桜花閃々』!!!」


 悠子の姿が――消えた。

 いや、余りに踏み込みが速すぎて消えたように見えたのだ。

 悠子が通り過ぎた後には桜の花びらが舞い散った。

 ミスティアは悠子の一撃をかろうじてガードして、大きく吹き飛ばされた。


「くっ、でもまだまだ――」

「残念。私もいるわよ―― 幽蝶『ゴーストスポット ‐桜花‐』!!!」


 ミスティアが吹き飛ばされた先では幽々子が弾幕を展開していた!

 幽々子を中心に蝶と桜が舞い散り、ミスティアはその中へと飲み込まれていった。


 ――そして、弾幕が収束した場所にはボロボロになり膝をついたミスティアとそれを見下す幽々子の姿があった。

 ミスティアは頭を垂れながらポツリと呟いた。


「ただの人間と亡霊のくせに何でそんなに強いの……?」


 ミスティアの最後の質問に悠子と幽々子は声をそろえて返答した。


「なんたって、私たちは――」

「二心同体だからね」


 そう言って、悠子と幽々子は微笑みあった。

 一人は無邪気に、もう一人は妖艶に。

 そして、二人が立っていた暗い夜道には無数の桜の花びらが舞い散っていた――



 ◆



 ――――どういうこと? 人里が……


 ここには人間の里があった『はず』であった。

 だが、そこは平野が広がっているばかりで、人が住んでいた跡は何一つ見えなかった。

 そして、そんな平野にポツリと慧音先生が倒れているのを見つけた。

 私は駆けより、慧音先生を抱え上げた。


「慧音先生! どうしたんですか!?」


 慧音先生は私の声を聞き、ゆっくりと目を開けた。

 そして、苦しげに答えた。


「悪魔とその従者が突然現れて……」


 悪魔?

 慧音先生は妖怪に襲われたのか?

 私はその言葉の意味を考えつつ、すぐさまもう一つの疑問をぶつけた。


「それに、人里は―― 子どもたちはどうしたんですか!?」


 私は目の前に広がる光景に向かい叫んだ。

 すると、慧音先生がゆっくりと絞り出すように呟いた。


「私が、食べたのだ……」

「えっ?」


 私は慧音先生の言葉に思わず聞き返してしまった。

 突然『食べた』と言い出した慧音先生に違和感を覚えた。

 食べたって――何を? まさか……

 私の頭に慧音先生と初めて会ったときの幽々子の言葉がよぎった。


 『あの先生、半獣よ』


 ――私は嫌な想像を振り払った。

 あの人間を愛する慧音先生がそんなことをするはずがない。

 それに私は自分を信じてくれた先生を信じている。

 ――慧音先生は決して人を食べたりしない。


 慧音先生は急に私が黙ってしまったので、説明不足に気付いたようだ。

 再び先ほどの言葉を言い直した。


「正確には人里の歴史を食べた。だから、あなたには人里を認識できないのだ」

「歴史を食べる――それが、慧音先生の能力……?」


 歴史を食べる――すなわち、記憶になかったことにすることで認識の外に外すということなのだろうか?

 考え込んでいた私の隣にゆっくりとやってきた幽々子が、おかしそうに笑いながら語りかけてきた。


「ふふっ。悠子には見えないのね、ほらここが寺子屋。そして、一町先に行きつけの本屋があるじゃない」

「えっ?」


 私は幽々子の言葉を聞き、パッと顔を上げた。

 だが、やはり私には何も見えなかった。

 すると、慧音先生が幽々子に向けて警戒心を露わにした。


「私の能力が効かないところを見ると――おまえ、妖怪だな?」


 慧音先生はそう言って、脇腹を押えながら立ちあがった。

 そして、幽々子を睨みつけた。

 一方、幽々子は涼しい顔で慧音先生の視線を受け流した。


「そう言えば、あなたとは話したことがなかったわね」

「それはそうだ。初対面なのだからな」


 そう答えた慧音先生に対し、幽々子は可笑しそうに笑った。


「そうでもないのよね、慧音先生。あなたは良く悠子に愚痴っていたわね――『私は子供たちの前で先生でいられているのか?』――可愛いところもあるわね~」

「っ!? 何故それを!? そのことは悠子さんにしか言っていないはず…… まさか、悠子さん?」


 慧音先生が私の方にバッと振り向き、キッと睨んできた。

 良く見ると慧音先生の瞳が少し潤んでいる。

 よほど恥ずかしかったのだろう。

 このままでは私も疑われると思い、すぐさま弁明した。


「違います! 言ってませ――いや、厳密には違わないのですが…… 実はですね――」


 私は今までの経緯と何故幽々子が慧音先生のことを知っているのか説明した――



 ――少女説明中――



 ――私が説明し終えると、慧音先生は納得したように呟いた。


「確かに今まで不審なところはありましたからね。異変の件といい、人間である悠子さん一人では起こし得ない。必ず協力者として力を持った妖怪がいるとは思っていましたから」


 私は慧音先生のその言葉を聞き、安堵のため息を漏らした。


「ホッ…… 納得してくれてよかったです」


 私たちのやり取りを傍で見ていた幽々子はその先を促した。


「それで、あなたを襲ったのは誰なの?」


 慧音先生は幽々子の言葉を聞き、顔を伏せた。

 一呼吸置いた後、先生を襲った犯人の名を語ってくれた。


「私を襲ったのは紅魔館の吸血鬼、レミリア・スカーレット。そして、その従者である十六夜咲夜だ」

「レミリア……スカーレット」


 私はその名前を聞き、悪寒が走り抜けるのを感じた。

 ――私に妖怪、ひいては幻想郷に対する恐怖心を植え付けた張本人。

 ある意味、あの異変を起こすに至った元凶。

 もし、この異変に関わるのであれば彼女と戦うことになるのだろう。

 しかし、今の私は師匠の力はあるが妖怪の力は持っていない。

 そんな状態で勝つことができるのだろうか?

 彼女と再び戦うことで私の心はまた恐怖心に支配されてしまうのではないだろうか――


 ――レミリアに対する恐怖心で震える私の肩に手が置かれた。

 私が振り返ると、幽々子がにっこりと微笑んだ。


「大丈夫よ、悠子。今は私が付いて――いや、憑いてるわ」

「わざわざ言い直さなくていいわよ……」


 私はそう言って幽々子の手を握った。

 ――そうだ、今の私の隣には幽々子がいてくれている。

 もう、あのときのように恐れる必要は無い。

 

 私は幽々子から勇気をもらい、スッと立ちあがった。


「さぁ! 夜を止めているレミリアと咲夜を追いかけるわよ!」

「ええ。あのときのお礼をきっちりとしないとね」


 幽々子はそう答えて再び微笑んだ。

 私たちの言葉を聞いた慧音先生は、私たちに向かいスッと頭を下げた。


「ありがとう。そう言ってくれて感謝する。私がやられてしまった今、人里を優先して守ってくれるのはあなたたちだけだ」


 私は慧音先生の行動に少し慌ててしまった。


「そんな……頭を上げてください。これは恩返しでもありますから。それで、彼女たちはどこに向かったんですか?」

「この先にある『迷いの竹林』に向かった。だが、そこには―― いやなんでもない。迷いやすいので気をつけてくれ」


 慧音先生が一度言いよどんだのが気になったが、今はそれどころではない。

 少しでも早くこの異変を解決しなければ。

 私は慧音先生に対して力強く答えた。


「わかりました。『迷いの竹林』ですね! 行くわよ、幽々子」

「はいはい」


 幽々子はやれやれという感じで私の言葉に返事をしてくれた。

 そして、私と幽々子はレミリアたちの向かった『迷いの竹林』に向かい駆けだした――



 ◇



 ――――人里に残された慧音は悠子と幽々子を見送った後、ポツリと呟いた。


「妹紅、おまえはこの異変に関わっていないのだろうな……?」


 その呟きは、古代の月に照らされた幻想郷の闇に吸い込まれていった――

 とうとう永夜位異変が本格的に始まりました。時を止めていたのは――もう分かりますよね? 次回はレミリアと咲夜が再び登場します。悠子は妖怪に対する恐怖心に打ち勝つことができるのか? 楽しみにしていてください!

 追記:更新を待っていてくれる人がどれほどいるのかわかりませんが、最近は私的に忙しくて更新頻度が下がって申し訳ないです…… 次回の更新も二週間後くらいになるかも。

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