月面創世記
某神作とは関係ありません
完全オリジナルです
かぐや姫は孤独だった。
毎日昼と夜をただ繰り返す地球を見る日々
そんな日々に飽き飽きしていた。
ある日、手持ち無沙汰で石を色々な物に変えて遊んでいたら偶然神を創り出した。
白く美しく輝く髪を持つ少女
まだ自分の身に何が起きたのか分かってないみたい。
周囲をキョロキョロと見回すと私に抱えられていることに気づいたのかじっとこっちを見てくる。
声をかけようとしてはっとする
なんて呼べばいいのだろう
私には名前がある。
誰につけられたかなんて分からない。
けど、そんなことはどうでもいい。
私はこの名前を気に入っている。
彼女にも自分自身につけられた名前を気に入って欲しい
「そうだね、君の名前はツクヨミにしよう!」
ツクヨミ——かぐや姫と同じ髪色の彼女がこの月とともに永遠に美しくあれ、そう願って付けられた。
一人だったこの月に新たに遊び相手ができたことでかぐや姫はひどく喜んだ
それからしばらく、かぐや姫はツクヨミと遊ぶ日々だったが、ある日
「ねね!今日は団子作らない?」
「ねね!今日はお絵かきしようよ!」
「ねね!見て!これかぐやの絵!」
たくさん話しかけてくる可愛い子たち
はて?こんなにたくさんいたっけ?
赤、青、黄色、緑や黒色のようにカラフルな髪が辺りを囲む
まいっか、と目の前の子たちに目をやってしゃがむとと一緒に遊び始めた
その中で一人、気まずそうにかぐや姫に話しかけてきた
「あの、、遊んでたら増えちゃいました」
「んふぇ?」
水色のロングエアの子に飛びつかれながら振り返る
「ねぇ~アマテラス~もうちょい優しく抱き着いてくれないかな~」
「アマテラス?」
「そう!天が照らすって書いてアマテラス、なんか月っぽくてよくない?」
「はぁ、、、」
どうもかぐや姫は不思議な感性をお持ちらしい
かぐや姫創られながらもその感性までは持ってないツクヨミはよくわかんないと肩を竦める
そんなツクヨミはもう12歳である
神だからか、成長が早いらしく5歳の頃にはかぐや姫と同じくらいの背丈になっていた
ツクヨミが12歳になった夜のこと、
かぐや姫とツクヨミは地球を見あげていた
赤く禍々しく輝く地球
お世辞にも綺麗とは言い難いが、力強さを感じるものだった
そしてかぐや姫はこれを面白いと言いながら毎日見あげていた
「面白いって、、これのどこが面白いんですか」
「え〜、なんか模様とかが毎日変わっているから飽きないって感じかな〜」
やっぱりよくわかんない、とため息を吐きながら宇宙に手を伸ばす
「ねぇ、いまアレ掴もうとしたでしょ」
「いや、しませんよ。かぐやさんじゃあるまいし」
「いやいや、私だってしないよ。もしかしたら届くかもーって思ってそうだなって」
むぅとほんの少し手に力を入れた時、ツクヨミの手から青白い一筋の光が真っ直ぐと地球に向かっていった
えっ?と2人で顔を見合わせると後ろから少し低い声と高めの声が聞こえてきた
振り返ると煌びやかな黒髪の男女が歩いてきた
たしか男神の方がイザナギで女神の方ががイザナミだったっけ
もう由来とかそんなことは知らん
「あの、地球の様子が、、」
とイザナミが指摘してかぐや姫が地球を見るときゃっきゃと楽しそうにしてツクヨミの手をとった
ツクヨミの後ろに回るとツクヨミの手の平を地球に向け、その手の甲にかぐや姫の手を重ねて
「ねぇ、ツクヨミ、目を瞑って思いっきり手の先に力を入れてみて」
言われた通りに右手の先端に全身の力を入れてみるとしばらく溜まったあと一気に放出されたように力が抜けていった
なんとか立ち留まってゆっくり目を開けると、そこには前あった禍々しい赤い地球ではなく透き通るような色でありながらも深い青色を放つ地球があった
「すっごいねぇ〜青くなっちゃった〜」
そう言いながらかぐや姫は呆然としているツクヨミのほうを向くと地球を指さしながら
「ねぇ~今からあそこ行ってきてもいい?」
!?
全力で止められましたとさ
めでたしめでたし
「んで、なんでだめなの?」
あの後ごねるかぐや姫を引きずりながら屋敷まで帰ってきた一同が一息ついていると、ここぞとばかりにかぐや姫が畳み掛けてくる
「当然です!あんな星は見たことありません」
間髪入れずにイザナミがつっこむ
「そりゃあ生まれてまだ数年だからね〜」
「じゃ、じゃあかぐやさんは見たことあるんですか?」
「ん〜?無いよ〜」
「やっぱりないじゃないですか!」
さながら母親に駄々こねる子供みたいな構図だが、何だかんだ言い合っていたらまずイザナミとイザナギが見に行って大丈夫だったらかぐや姫も遊びに行くってところに落ち着いた
はぁ、とイザナミがため息をつくとその横でなぜか巻き込まれたイザナギが哀愁漂う顔で立ち尽くしていた
可哀想にと横目で見つつ、ツクヨミは膝の上でずっとニコニコしているアマテラスの頭を撫でている
アマテラスがニコニコではなくニヤニヤしていることに気づかずに
元々あったやつに加筆修正したものです
人気だったら続編書きます
某アニメを見たあとで修整したので多少影響を受けてるのは仕方ありません ←開き直り
では、さあ皆さんご一緒に!
かぐやっh(((殴⊂(`ω´∩) ←著作権パンチ
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