表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天才女棋士は第五皇子を皇帝にのし上げる~帝国宮廷事件真相解明局譜~  作者: 立沢るうど


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/49

第二十六話……天才女棋士は招待状を受け取る

 アーリオと別れ、皇帝室に行き、先生による健診と追加報告を皇帝に行った私達。

 第十側室に戻ると、立入禁止区域外に侍女が丁度居合わせていた。


「あ、センシャル・ストラクツ様。こちら第一皇女殿下からの招待状です」

「あ、どうもありがとうございます」


 手紙を受け取って中に入ると、私はすぐに封を切り、みんなの前で内容を読み上げた。


「『センシャル・ストラクツさん。明日午前九時から、宮廷の私の部屋で碁を打ちましょう。アン』」

「……。俺が言うのもなんだが、酷い招待状だな……。強制参加か」

「これだけでも性格が分かるな。セン先生が碁を知らなかったらどうするつもりだったんだ?」

「『何様だよ』と思ったけど、皇女様だった……」


「まぁ、予想通りの内容だよ。ルールぐらいは書いてくると思ったけどね。私が棋士であることは知らないはず。わざわざこんなヤツのために、筆を持ちたくなかったんだよ。最低限の情報だけ伝えればいいだろって」

「そしたら、口頭連絡でいいんじゃないか?」


「この対局は、彼女にとって皇位継承戦の余興のつもりだから、ちょっとした遊び心を加えたかったんじゃないかな。たった今、私が言ったことと矛盾してるよね。でも、それが第一皇女なんだよ。まぁ、それも明日分かるから、『こんなヤツ』のために議論する必要はないよ」

「センが微妙に怒ってる気がする……」

「是非、セン先生の力でコテンパンにしてほしいね」

「俺達からすれば、よく分からない人間は怖い存在のはずなんだけどな」

「お姉様であれば安心ですね!」

「センちゃん、私達も応援に行くからね!」


 みんなが私を応援してくれている。

 しかし、この対局の本当の目的は別にある。


 私はそれをみんなには黙っていることにした。

 それも明日になれば、分かることだから。


「じゃあ、お母様。お風呂の時間は何時?」

「十九時半から一時間だよ。同時に上がれるように、男風呂と女風呂は分けてもらった」

「へぇー、そういうこともできるんだな」

「流石に皇族と男女混浴はマズイからなぁ」

「もちろん、他の皇族と会うこともないから安心して……」


 皇子が言い終わる直前、窓の外に兵士の人影が見えた。いななきも聞こえたので馬に乗ってきたのだろう。


「フィールズ殿下! 正門前に『バルトン』と名乗る男が、『殿下に召集された』と言ってやって来たのですが、ご確認をお願いします! ファミリーネームは捨てたとも言っており……」

「セン」

「行きましょう。みんなはちょっと待ってて」


 そして、私と皇子は馬車を使って正門前に向かった。

「面白かった!」「つまらん……」

「続きが気になる!」「次回作に期待!」


と思った方は、以下の「☆☆☆☆☆」から、応援をお願いします!


星一つであっても、皆さんの反応が大変励みになります。

星五つであれば、なおのこと!


ブックマークもよろしくお願いします!



最後に、本話をお読みいただき、ありがとうございました!


Xアカウント @tachizawalude

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ