執筆の息抜きに
私の経験ということもあり、いろいろ好き勝手に書かせてもらっています。
本当はこの投稿も、作者の方わかりやすい順に構成できたらよかったのですが、とりあえず大事だと感じたことを思いつくままに書いていますので、先にお伝えしておいた方がよいことや、重複している内容もあるかと思います。
その辺はどうか、ご容赦ください……! もしお気づきの点があればコメントで教えていただけると助かります。
執筆の息抜きにでも、興味ありそうなところからざーとお読みいただければ、と。
というわけで今回は、私とみなさん、双方にとっての息抜き回という笑
さて、今はまさにカクヨムコンテストの真っ只中であり、書籍化を目指し挑戦しておられる方も多いのではないでしょうか。
私も昨年、受賞することを目標に掲げ毎日のように投稿していました(今年はさすがに忙しく、参加は無理そうです……)。
編集者からの打診が見込めない私のような作者にとっては、ほとんど唯一の方法といってもいいかもしれません。
持ち込みを受け付けている出版社(編集者)に直接見てもらうという方法もありますが、これもかなり難しいようです。
持ち込みについては私自身が実際にやってみたこともあり、皆さんにお伝えできることも結構あるかと。
このことについてはまた別の投稿で触れたいと思います。
コンテストで受賞すると、書籍化するにあたって「○○受賞作!」という帯もつくかと思いますので、知名度的なことはもちろん、出版社としても売り込みやすいのではないでしょうか。
とはいえ、だいぶ以前から書籍が売れなくなったと言われていますし、人気作とそうでない作品との差は広がる一方のようなので、よほど有名な賞でない限り、それだけで売り上げが見込めるわけではないようです。
書籍化するだけでもかなり険しい道のりですが、やはり一番の目標は、書籍化された自分の作品を一人でも多くの方に読んでもらうことだと思うのです。
実際某掲示板では、書籍化されて大いに喜んだものの、売上的には悲惨な状況で「こんな思いをするくらいなら書籍化されないほうが良かった……」という書き込みも目にしました。
当時の私は「いや自分の作品が世に出せただけでも良かったじゃないか」なんて思っていましたが、今になってこの方の気持ちが痛いほどわかります。
すでに宣伝させてもらっていますが、令和7年1月25日(土)に、自作「異世界を自由に生きてゆくための冴えたやり方」のコミカライズが配信される予定ですが、誰にも見向きもされず、売り上げ的に悲惨な状況になってしまったら……そう考えるだけで今から胃が痛くなっています……。
これもまた別の投稿で触れたいと思いますが、小説がコミカライズされるにあたっては、時に大幅な修正や改変が行われることもあります。私も担当編集者の方と何度も打ち合わせさせていただき(基本漫画家の方と直接打ち合わせはしません)、お互い納得のうえで原作とは異なる展開になっている個所もあります。
とはいえ、原作はあくまで私の作品であり、おもしろさや売り上げの責任を感じないわけにはいきません。むしろ売れなかったら私のせい、みたいな。
一生懸命投稿した作品がまったく読まれないというのは、とてもつらいことです。しかし、いろんな方に関わっていただき、商品として店頭あるいはストアに並んだ作品が売れないというのも、それとはまた別の悲嘆がありますね(まだ販売されてもいないのに)。
一年前の私がこの投稿を読んだら何を贅沢なことを、なんて思うのかもしれませんが、実際にひとつの夢がかなうという段階になると、また別の不安や心配、恐怖がつきまとう、という……。
……こんな投稿がみなさんの息抜きとなってくれたら幸いです(暗)