第一話 留学先到着
5月12日の朝頃に長い長いフライトがようやく終わり、アメリカについた日本とは違う雰囲気を放った街並みでニューヨークのシンボルの自由の女神などが見えてきて、京太それを見て「すげー」と思わず口に出てしまって、ようやくアメリカに来た実感が沸いてきていた。
そこからこれからしないといけないことの確認をした後ホームステイ先の家に移動をすることにしたが、やはりどこもかしこも英語ばかりで戸惑っていたが、京太もそれは慣れていくしかないと決意しているとホームステイ先の家に着いた。
京太は緊張しながらホームステイ先の家の玄関前に行くと、待ってくれていたホストファミリーに対面した。京太は慣れない英語で緊張しながら「ハローグラッドトゥミートユウ」などと前もって準備していた英語であいさつをすると、ホストファミリーの母親は笑いながら日本語で「あら久しぶりね何年ぶりかしら」と話しかけてきた。
突然の日本語に京太はびっくりしていると、相手の母親は不思議そうな顔で「あらあなたのお父さんから私たちが日本語を話せることを聞いてなかった? 」と言われて、京太はようやく自分の父親が相手の家族たちが日本語話せると言っていたことを思い出し、
京太は焦りながら「いえ確かに父親が言っておりました」と返し、相手の母親も笑顔で「あら、そうなら大丈夫よ」といいお互いの誤解がとけた様子だ。
相手の母親はどうやらほかの家族のことも紹介したい様子だ、それを察した京太が「すいませんほかの家族の方にも挨拶がしたいです」というと、相手の母親が手を一回たたいて、「そうね一回みんなで自己紹介をしたいわね、よし中に入って頂戴あなたの歓迎会を今から始めるわ」と言い京太を家の中に招きいれた。
家の中に入った京太は土足で上がることに抵抗を感じながらリビングの方に行くと自分と同い年くらいの白髪の美人な女の子とその弟らしき男の子とおそらくその子たちの父親がいた。
正直京太は内心では、自分の好みドストライクゾーンの子がいてその子のことが気になって仕方がなかった。
席についた京太は頭下げて「皆さんこんにちは、今日からお世話なります。田代京太ですお願いします」というと、
まず母親が自己紹介をした「こんにちは、ミア ウィリアムズです。よろしくね」と言われ京太は一礼した。
その次に父親が自己紹介をした「こんにちは、レオン ウィリアムズです。よろしく」と言われ京太エマさんの時と同じように一礼した。
その次に白髪の美少女が自己紹介をした。「こんにちは、エマ ウィリアムズです。趣味はゲームよ、よろしくね」という挨拶をされたことで京太は同じゲーム好きなんだと思いかなり親近感を感じていたが、一礼するだけでなにも会話はしなかった。おそらく可愛すぎて緊張しているのだろう。
最後に弟が自己紹介をした「こんにちは、ルーカス ウィリアムズだよ。おねぇちゃんと同じでゲームが好きだよおにぃさんゲームが好きなら一緒にしようね」と言われ京太は笑顔で、「うん好きだよゲーム一緒にしようね」と返した。
これで一通りの挨拶が終わり、すぐに歓迎会が始まったそこではこの家でのルールやこれから通う学校のこと英語がわからない時は日本語で話してくれると助かるなど色々な話をした。ちなみに両親から聞いていたのか知らないが、
僕の好きなシチューだった。さっきもミアさんは前に会ったことがあるなど言っていたし、なにか昔会ったことがあるなど考えた京太だったが長時間フライトのせいで疲れていたので体を休めようとさっき教えてもらった部屋に向かうと、
ちょうどとなりの部屋に入ろうとするエマの姿が見えたので、どうやら隣の部屋はエマらしいもしかしたらこれから仲良くなれるかもやなんなら彼女になってくれたりなど考えながら自分の部屋に入ってベッドで横になっていると、
となりから英語のFワードを使った暴言が聞こえてきて、びっくりして飛び起きるとその声はエマのものだった。どうやらエマはただのかわいい女の子ではなく、とんでもないくらい口が悪いらしい。
これを聞いた京太は疲れていたが、正義感からか注意しにいき、エマの部屋のドアをノックすると、すごい怖い顔したエマがいた。しかし内心京太は、容姿がとても好みの女の子のそんな顔を見れたことに喜びを覚えていると、
すごい剣幕でエマがうざそうに、「私は今忙しのどこか行ってちょうだい」と部屋の前から僕をどこか行くように怒ってきたので、
どうしようもなく自分の部屋に帰った。京太は気になっていた女の子にそんなことを言われ落ち込みながら、内心明日からこの子と学校に通うのか大丈夫かななどと思いながら眠りに着くのだった。
ここまで読んでくれてありがとうございます!長いエピローグが終わり本編が始まりました。
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菅原でした。