背後から抱きしめる
小さな頃から一緒だったから
一緒にいることを当たり前に思ってる
なんでもないって思ってる
そんなことないのにね
目を開けて
手を伸ばす
素敵に笑う
嬉しそうな顔
おはようと
突然指が触れる
涙腺から零れ出た
大群で押し寄せてくる色んな気持ち
小さく縮こまった心を解くように
虹色に内側で煌めいてく
苦しさと悔しさとは
儚く溶かされ
恋々とする気持ちも
燃えて散って その瞳に映る空へ
変な顔と笑う君
妙な気持ちにさせてるのはさ
些末な事と当たり前みたい
いつも平然と好意を向けるな
何でもないのはあなただけなんだよ
良くも悪くも意識されてないの
のうのうと受け入れたままではいないんだから
意識してるの
私だけ……だよね
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言葉は繋がっている