はじまるかもしれない
はじめまして。にゃはと申します。
私自身、恋愛にトラウマをもっています。
そんな自分の話をいい感じに練り込ませて、このお話を作っているので、実話も入ってます。
小説を書くのは初めてで、至らないところもあると思いますが、読んで下さると嬉しいです。
「葉月、入学した時から好きだったんだ!
可愛いし、頭いいし!
だから俺と付き合ってください!」
ーーああ、これで何回目だろう。
5月に入ってから6人目だ。
「ごめんなさい。あなたのこと好きじゃないの。」
もううんざり。
恋なんてしたくないのに。
「なんでだよ!俺学校1イケメンなんだぞ?
俺とお前が付き合えば俺の株があがるんだ!
付き合えよ!」
は?なにそれ。
「私、あなたのそーゆーとこ大嫌いなの。
ナルシストだし、株って結局自分のことしか考えてな
いじゃないの。
あなたのそーゆーとこホント残念ね。」
私は毒舌だ。
自分でもしっかり自覚している。
「くそ!なんでだよ!
もったいぶりやがって!
俺は諦めないからな!」
諦めの悪い奴め。
「あっそう。勝手にすれば?
あなたのことなんか好きにならないから。」
告白を見ていたまわりの人はーー
学校1のイケメンがフラれたと大騒ぎ。
面白がる男子やら、喜ぶ女子やら。
これでいいの。
恋愛なんてもうしたくない。
ツラい思いしたくないから。
ずっとそう思っていた。
今日までは。
読んでいただきありがとうございます。
語彙力が…(失笑)
次話は葉月の目の前にとある人物が…
次話も読んでくださると嬉しいです!