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妄想論

ファンタジージャンル1強について

作者: とびうお君

 何故ファンタジーだけが人気なのか?この謎に迫って見たいと思います。前知識として読書はスポーツと良く似てるって点です。文学は何故多くの人に面白く無いか?野球でもサッカーでも素人と経験者の差がすぐに分かります。ボールに対する扱いに慣れているんです。後はガチでやってる人は基礎体力筋肉や心肺機能が根本的に違います。読書と言うのは頭を使う内容を読むには慣れと基礎脳力が必要になります。何故面白くないのか?それは読書素人として慣れてないのと筋肉(脳の機能)が不足してるからです。


 読んでて素人ゆえの苦しい時期を経験してない読者は高度な内容の小説が面白く無いです。だって疲れるだけでこれ何が面白いんだ?って苦痛しか無いからです。慣れと筋肉が無いスポーツを他人から無理矢理やらされたらそれって罰でしか無いです。何が娯楽なんだ?となります。


 ファンタジーを読むのが簡単なんじゃなくて、ファンタジージャンルにはそういった非力な読者に合わせた作品がおいてあるからです。ただし非力じゃない玄人読者もやっぱり疲れます。それが良い意味での疲労になるか?単純に疲労になるか?なら後者の方が多いでしょう。慣れと筋肉が出来てる人でも疲労は絶対に有ります。ストレス展開やシリアスってのはそれに繋がりやすいです。鍛えられてない若者は当然として疲労が溜まりやすい中年もファンタジー以外のジャンルの作品は疲れるので避けようとします。


 なおかつ中年もいつからか?読書をしない世代がどんどん増加して言っています。読書をし無い今時の若者って批判っておかしいです。これラノベが出来た頃読書し無い若者のために漫画アニメ層から金をもらおうってなったのが始まりです。ラノベが始まった頃にすでに読書し無い若者=中年が出来ています。世界的には日本だけが異色で特にアメリカでは男性は基本読書をしません。何故アニメはヒットしたのに漫画は市場規模が小さいのか?これは漫画は読書=小説と見られてるからです。漫画マニアにしか売れないので日本みたいなヒットは無いわけです。


 一般読者なんているの?っていつも私が疑問を投げかけてるのはここにあります。世界の常識は読書(欧州は漫画がある程度売れるのでアメリカとは違うのかもしれませんけど)は一般的じゃなくて、アニメや実写を通じて物語を楽しむのが一般的なのです。それが日本でも同じようになってきただけです。ネット世代の新しい常識じゃないです。過度にネット世代が促進させたのは間違い無いですけど。


 ファンタジックな要素を含む物語が漫画アニメで極端に多いから。これが答えだと思います。書いてる事は過去書いた漫画物語と頭を使わない読者の焼き直しです。ただそれを結びつけて分かりやすくしています。


 ただネット小説黎明期から、ファンタジー小説が多かったとは聞いています。当時はアニメで現代学園ラブコメの全盛期でした。ネットでそれらに対するニッチとしてファンタジーが育ったと聞いています。では何故漫画アニメと重なるラノベ読者が大量に入ってきたか?ですが、書籍化(漫画化も含む)とアニメ化が原因じゃないか?と推測しています。ニッチ層としてアングラ活動をして居たネット小説読者に対してラノベ読者も現代学園ラブコメに飽きてきて新規参入したのではないか?さらに遅れてネット小説のアニメ化(SAOが最も有名)からネット小説の知名度が上がってアニメ層も参加し始めたのではないか?と見ています。


 多くのエッセイを書く人に批判的に書きたいのですが、小説が嫌いって視点が無いとなろうの魅力は分からないと思います。何故か?アニメ漫画で似たような物語が見れるならアニメ漫画を見るからです。物語を小説って偏ったひとつのメディアで見ると全く今の現象がわからないと思います。小説嫌い=小説は疲れるから出来る限り読みたくないって中年読者の視点は、読書能力が最初から鍛えられてない若者読者と似てくると見ています。


 じゃ何故小説が嫌いなのに小説を読むのか?それは漫画アニメの物語に不満があるからです。その不満がネット小説では解消されます。それが偏った異世界の偏重だと思っています。私無料漫画とか調べたのですがファンタジーだけが特別高い人気じゃないです。でもネット小説はなろうだけじゃなくて、すべてハイファンタジーばかり人気が高いです。


 これはハイファンタジーが今流行してると見るのは早計だと見ています。これからも永遠にハイファンタジー優位の状況は変わらないと見ています。今の流行が去れば不人気も脚光を浴びると思ってるあなた?それは甘いですよと書いておきます。小説はライトな作品を好む受け手には本来選ばれる媒体じゃないです。だからそれが選ばれてると言うのはそこに何かしらの原因があるはずです。


 ハイファンタジーに偏ってるからこそなろうは読まれてると見ています。不人気ジャンルがわるけじゃないです。逆です。ハイファンタジーだけが特別視されて読まれてるだけで本来小説で物語を楽しむ層じゃないと見ています。恋愛は?最初に書いたアメリカでは男性は読書しないです。これは日本も傾向として女性の方が読書を好む傾向が有ります。恋愛は女性人気だとすぱっと割り切れます。恋愛もファンタジー舞台が人気ですが、ファンタジージャンルと同類に扱わないほうが良いです。


 不人気なんて考え止めた方が良いです。本来のネット小説の実力はむしろ不人気ジャンルの方にあると思ってください。あっちが本来のネット小説の読者の通常運転の常識なんです。無理矢理ファンタジージャンルで別の読者層を取り込んで底上げしてるだけです。何故じゃ小説が嫌いな事を話す人が居ないのか?矛盾だからです。ただ確実に言えるのは疲労する内容を避けたいこれは絶対に有ります。そこは多分拾い出せると思います。ただ私ははっきりと小説はライト作品(頭を余り使わない内容)を楽しむには劣った媒体だと感じています。


 自分の心を突き詰めれば多くの読者は小説は嫌いだと分かると思います。

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