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〜白雲と剣聖の道中とPart1〜
2人が別れた後、白雲は剣聖に行く道をトボトボと歩いていた。自分が強くなりたいとはいえ剣聖まで行くのは一苦労なのだ。剣聖にいくまでの3分の1ぐらいの道を歩いただろうか、今日はここで夜を明かそうと決めた。夜ご飯は非常食がすこしあったけど、どういう風の吹き回しか、せっかくだから狩りをして自分で作ろうとした。そこである異変に気付く。イノシシが二頭ばかり死んでいる。1匹は外観でギリギリイノシシとわかる程度でもう1匹は全くわからない。僕が異変だと思ったのは、イノシシが横たわってる周りに明らかに埋葬した形跡があることだ。イノシシは群れでは生活することもあるけど、埋葬がきちんとされてるのはどうもおかしい。これは人間の仕業だ。っと考える。
僕はここで泊まるのは危険だと思い、後もう少しだけ距離を伸ばした。さっきの所から4.5km離れた所に休めそうな場所を見つけた。
たいまつに火をつけそれを木々で組み立てた物の中に入れ込んだ。たちまちボーボーと音を立てながらおおきな炎を立てた。白雲は一時の休憩を満喫した。