〜白雲と菊谷と創城界〜
「 僕は白雲!数少ないENIACをもつENIACERだよ。ENIACERって何?だって??これはねENIACを持つ人のこと言うんだ。」と白雲が雑な自己紹介を終えると、白雲の友達である菊谷が部屋に入ってきて、
菊谷「何をしておる、早く創城界にいこーぜ?」と、言った。
白雲 「何って閲覧者の方々にかる〜〜く自己紹介してただけだよ」
菊谷「なに!?閲覧者がいるのか!! それは失礼した。」と、言うとそれに続いて、
「俺は菊谷って言うよ!こいつとは、旧友でな、現象界と創城界での唯一の共通する友達でな!こいつまz………。」
余計な挨拶はいらん、と白雲はつっこむが菊谷は口を止めずに、
「じゃあ、創城界の話はしたか?」と、問いかける。
あまりしてないと答えると、じゃあ代わりに話してやろうとか言い出してきた。
断りきれなかったので「お願いする。」と言い切る前に菊谷は話し始める。
「ENIACがないと行けないのは知ってるよな。創城界はな、現象界の半分の時間しか経たないんだ。現象界での1時間は創城界での30分なのだ。さらに言うと創城界にいる時限りENIACを使って魔法を出すことができる。魔法は各個人で決まっていて、俺はボルト、つまり雷系の技が使えるのだ。白雲はなんだっけか?」
白雲は、「あぁ説明ありがとう」とだけ言うと自分の魔法のことは何も言わなかった。実は白雲は何も魔法が使えないことを菊谷には話してなかったのだ。何故かは分からない。修行もそれなりにつみ、努力したが何も使えないのだった…。
「それよりも、創城界に行くんだろ?早く行こうぜ?」とごまかすと、菊谷も賛成し創城界へ行った。