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現象界と創城界
僕と称するのは高校生の白雲である。
2つの世界を行き来する中いろいろな問題が起こるのだ。これはいかに……?
〜第1章 創城界〜
20××年、僕は2つの世界を行き来することができる。1つは現象界という日常生活を送るための場所。ここは全ての人々が生きているいわば、今現在の地球というべきか。もう1つは、創城界これは僕の腕に身につけられているENIACと呼ばれる腕輪をつけてる人のみ行くことができる、特別な世界。
創城界は、名前の通り城のようで現実上では存在しないパラレルワールドだ。だから、ここでは何をしようが現象界には何も影響を及ぼさない。ただ1つの条件を除けば………。ここの世界はいつでも好きな時に行ける訳ではない。
行けるのは現象界での真夜中にあたる時間のみ。しかし、創城界では明るく1日照らしているのだ。そしてこのストーリーは創城界で起こるとある問題から始まる。