あとがき
あとがき
初めに、「思い出の日に」を読んで下さってありがとうございました。作者の八神あずきです。これは高校生の時に書いた作品のオマージュだったのですが、結構好きな世界だったので色々と手直しして展開を変えて……既に別物になっていますね。
テーマは約束、記憶、そんな類のものです。受験戦争で知識を蓄えても、ところてん方式で抜けていくことに苛立ったことがきっかけの話でした。忘れるって辛いことですよね。でも立ち向かうことは忘れたくないという思いも込めているつもりです。
あとどうでもいい拘りとして、小説って制限が無いのでいつまでも書き続けることは可能ですよね? でもそれだと読むのが大変になるので「短くする」ことをモットーにさせて頂きました。本気を出せば一時間もかからないことからも、私個人としてはこの話は大好きです。
現在(2013.9.7)、「こちらダンジョン経営代理人」という小説も投稿しています。こちらもふと思いついたネタから書き始めたものですが、もしお時間があるようでしたら読んで下さると嬉しいです。
では最後に、「思い出の日に」を読んで下さって本当にありがとうございました。皆さんが読んでくれることを力に今後も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
2013.9.7 八神あずき