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【プロローグ】
王が村を治める時代。
ある日村に一人の幼い少女が移り住んできた。
その少女の右目の瞳は赤く輝き、村人たちを驚かせた。さらに少女には不思議な能力があった。
その瞳と能力故に、次第に少女は村人から避けられるようになってしまった。
その少女よりもいくつか年上の少年が、同じ村住んでいた。
幼くして両親を失い、一人、生きてきた。だが、少年は決して弱音を吐くことなくたくましく育っていった。
そのうちに村人からの信頼も得て、不自由なく生活を送っていた。
そんな少女と青年が出会い
互いの寂しさを埋め、ともに笑いあい、ともに支えあってきた。
だが、そんな二人に王の魔の手が忍び寄っていた。
初めて投稿します…。
最初から上手に書けると思っていませんが、完結できるようにがんばります!
よろしくお願いします!