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ちょっと急展開かな?

ムカデを始末したはいいが、こいつの死体をどうするのかという問題が発生した。5mのムカデなんて俺の車に入れたくねえ。順当に考えれば、火エンチャした拳でとにかく殴って炭化させ、その辺にばら撒くというのが最善だろう。一応燃やす対象は指定できるので、山火事の心配もない。

待てよ?この外骨格、何かに使えないか?今後こんな化け物が二度と現れないとも限らないというか、俺の予想が正しければ確実にこれからも発生するだろう。人の感情なんて人がいる限り永遠に消えないのだから、奴らも人がいる限り不滅のはず。今回のムカデよりも強い個体がわんさか居ても不思議じゃない。

ならば、これで装備とか作れたらだいぶマシになるんじゃないだろうか。車よりかは硬いんだし、無いよりはいいだろう。「どうやって加工すんの?」という疑問からは一旦目をそらし、作業を始める。

でも、こいつから剥ぎ取るのはすごい嫌だ…絶対キモイ内臓とか見えるだろ。

ええい、ままよ!

吐き気に耐えながら、なるべく中身を見ないように注意しつつ外骨格を剥がす。いややっぱキモイな!クソが!

はぁ。ようやく少し落ち着いてきたぞ。とりあえず外骨格という外骨格を全部剥がしてやった。

残った中身と人の腕にしか見えない脚はもちろん火エンチャ拳で炭にしてバラして山にばら撒いた。植物が異常成長しないといいが。

表面を炙って殺菌した外骨格を車に積み込み、家に向けて走る。すっかり日は落ちていた。車内テレビのニュースでは行方不明者が近頃増加していることについて報道している。

いや、まさかねぇ。

…うん、全部がそうとは言い切れないが、確実に何件かはあの化け物の同類共の仕業だろうな。

これで全部人間の仕業だったら逆に怖いな。倫理どこに置いてきたんだよ。

というか、あれの存在は周知されていないのか?あんなのが居るんだから他にも能力者が居るのでは?様々な疑問が脳内を渦巻く。もし本当に能力者が世界に俺だけで、あの化け物たちに対抗できるような物が無いなら…?ああくそ、なんでこうなってしまったんだ!確かにちょっとした非日常やスリルは求めていたが、こんな物騒なのは望んでいない!

いや、こんなことを考えても仕方ない、これからのことを考えよう。

まずは外骨格を用いた防具の作成、それと体の能力のさらなる強化が必要だ。

頑張らないと…。

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