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オカピの変身

作者: 原一文

昔、名前はオカピというキリンがいました。いつも優雅に森で散歩しているので、「森の貴婦人」と呼ばれています。

でも、オカピはシマウマを見て、すごく憧れています。

「もしシマウマの模様のキリンになれば、

きっと「最美貴婦人」と呼ばれるでしょう」

オカピはどうしてもシマウマの模様に変身したいです。

オカピはシマウマに聞きました。

「シマウマさん、綺麗ですね、どうすればシマウマの模様になれますか?」

「我々は生まれてこの模様だから、特別な事何もしていません。もし変身したいなら、魔法使いの狐に聞いた方がいいかも」


オカピは魔法使いの狐に尋ねました。

「狐先生,シマウマの模様になりたいです。どうすればいいですか?」

「金100両支払ってくれれば、魔法で変身してやる」

「金100両は大変高いですね。今まで全ての貯金は40両しかありません。」

「しようがないね。40両でやってあげる」

「ありがとうございます」オカピはすごく喜んでいました。

狐は40両をもらって、本当に魔法をオカピにかけました。

魔法をかけ終わると、オカピは鏡を見て、びっくりしました。上半身はロバのように短い首で灰色の毛皮、脚と尻だけはシマウマの模様になりました。

「何でこんなに見にくい?」と狐に問い詰めました。

「40両は全額の半分以下ですから、模様も半分しかできません。」

「でも、私の長い首は?」

「魔法をかけるのは、シマウマになるか、半分になるか、違う物をミックスする事はできません。」


オカピはそれからこの奇妙な姿になってしまいました。

でもいつも恥ずかしくて、めったに姿を人前で現れしません。幻の貴婦人になりました。



ps


日本の横浜の動物園でオカピに会えますね。







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