表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/38

8.暗号らしい和歌みたいなもの(その1)

 篠崎と菊川は、曙橋が和紙の横に置いたメモ用紙に引かれるように互いの頭を近づける。


 そして、息を止めて黙読する二人は、読み終えるとほぼ同時に嘆息して顔を見合わせた。一方で、曙橋はさっきから自分が書いたメモにずっと目を落としている。


 メモの内容は、五七五七七の和歌にしては字余りがひどい和歌だった。いや、和歌と言えるのは最初だけで、それに言葉が付け足された感じのものだ。


 具体的には以下の通り。


-----------------------


ゆ  あ  む

る  そ  ら

り  ふ  さ

を  に  め

み  せ  や

ま  い

わ  し  こ

ん  て  ろ

      も

   う  た

   え  ち

   は  ぬ

   す  れ

   く

   へ  き

   よ  つ

      ね

      お

      ひ


-----------------------

上は暗号です。埋蔵金の手がかりの一つを現しています。

この後のページで、登場人物の一人がこの暗号を簡単に解いてしまいます。

なぜこれで解けるのか、お考えください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ