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7.暗号解読に挑戦

 推理小説が好きで暗号に興味のある篠崎、菊川、曙橋の三人がワクワクして話を聞いていると、西大島が「なにとぞ、ご協力をお願いいただけますでしょうか?」と期待する目で彼らを見渡して問いかける。


 篠崎が菊川と曙橋の一人一人に「いいよね?」と尋ねると、菊川は「はいはーい」と手を上げ、曙橋は無言で頷いた。それを見た彼は、西大島の方に向き直り、


「僕ら三人は暗号解読に協力します。もちろん、秘密を厳守します。決して他人には話さないことを誓います」


 秘密厳守について言葉を換え、念押しで二度伝えた篠崎を見て、西大島は「ご協力を大変感謝いたします」と言いながら頭を深々と下げた。


「では、さっそくこれの解読をお願いいたします」


 座卓の真ん中に茶封筒の中身が、西大島の手によって広げられた。それは、半紙の半分くらいのサイズで、薄くて黄ばんだ和紙はいかにも年代物。紙質はもろくて、細かく畳まれた折り目からちぎれそうだ。


 文字は、達筆というかそれすらわからない草書体。


 篠崎達には読めそうで読めないので、西大島に読んでもらったのを曙橋がメモに書き留めた。



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