第1話 出会い
俺の名前は高橋祐也今日からこの中島高等学校に通う高校1年生だ。
なんで地元の家から近い高校に通わないかって?いや、別に勉強ができないからここに通うんじゃないそりゃ学力的には楽勝で合格できた、しかしだなんでわざわざ中学の知り合いが多く通う高校に行かなくちゃならんそんなの結局中学と同じ奴らに絡まなくちゃならんのだ・・・。
まぁそりゃ親や担任に反対されまくったけど高校では中学は違う俺を演じてみせよう。
この中島高校は2つの学科に分かれており普通科とアニメーション科更に普通科は普通の大学を目指すクラスと難関大学を目指す特別進学クラスに分かれるらしい俺は当然余裕で特別進学クラスを1位合格した。
まぁこの高校レベル低いんだけどね中学の奴らが居ないだけましか。
クラス分けは入学試験の順位で決まる
「えーっとAクラスはここだ」
さぁまず挨拶でコミュニケーションをとって今度こそ友達を作るのだ。
「おはよ」
顔を真っ赤にしながら蚊の鳴くような声で挨拶をした。
当たり前のように教室にいる人数は少なかったがちゃんと皆から挨拶が返ってきた嬉しさで泣きそうになりながら指定されていた窓側の1番前の席に座った。
後ろからちょいちょいと肩をつつかれて後ろを振り返る後ろの席には白髪に耳ピアスを付けだどう見ても中学でヤンチャしてました的な男子が座っていた。
「俺は梟島中の中村 哲哉だ!お前どこ中?」
うゎ、俺が一番苦手なタイプだいきなり慣れ慣れしい奴だが敵になっても面倒臭いのでしっかりと自己紹介しとくか
「俺は北中の高橋 祐也だ宜しくなえっと中村君でよかったけ?」
「おいおいタメなんだから哲哉でいいよ宜しくな祐也」
うお、いきなり下の名前で呼び合うか?まぁいいかなんか親友みたいでいいな。
「わりぃ慣れてなくて宜しくな哲哉」
「おう!宜しく!ところで部活何入るか決めたか?」
そうだったこの高校1年以上絶対どこかの部活に所属しないといけなかったんだ
「いや、まだ決めてないんだよ哲哉はどこに入るの?」
「俺?俺はなもちろん野球部だマネージャーと付き合ってみたい」
「最低な理由だなでも野球部て5厘刈りじゃなかったけか?」
「うわー忘れてた俺の白髪が・・・やっぱりサッカー部にする」
「結構マネージャーが居れば何処でもいいんじゃねえか」
ぴっしと軽くチョップした。
部活かまぁ部活紹介をみて面白そうな部活に入るか欲を言えばアニメ部とか有ってくれたらいいな。
なんてしょうもないことを考えていたら次は横からひょいひょいとつつかれてそちらを見るとすっごい可愛い子がいたなんて言うかお人形みたいな整った顔そしてロングの茶髪なんて可愛いのだ。
「宜しくね☆私は南中の桐谷 心雪☆えっと~高橋君でよかったけ?☆」
とかわいい声で話しかけてきたちなみに「☆」は俺が勝手に付けた☆
「そうだ、北中の高橋 祐也だ宜しくな桐谷さん」
割り込むように哲也が入ってき
「お、俺は中村 哲哉で、ですよろしくおねぎゃいしゃす」
凄い顔で噛み噛みすぎて喋れてないてかはっきり言ってきもい怖い桐谷さん絶対引いてるだろと思い横を見てみるとめっちゃ顔を崩しながら感情むき出しで
「よ、宜しくね中村君」
ちょっと、桐谷さんその顔で哲哉を見ると傷つくよやめてあげて
「部活の話なんだけどどこ入るか決めたぁ?」
「俺はサッカー部ねぇ桐谷さんサッカー部のマネージャーやらない?」
「私はアニメ部には入るから無理」
「おっほんとに?俺もアニメ部入ろうと思ってるんだ」
「じぁ一緒に見学行こーよ」
「おういいぞ」
そこで先輩らしき人が教室に入ってきた。
「今から入学式ですので体育館に来てください」
入学式は1時間程度で終わったその後教室に戻りHR(自己紹介タイム)が始まった。
「北中の高橋 祐也です宜しくお願いします」
「梟島中の中村 哲哉でふよろひく」
……と前から順番に自己紹介をして行った。
ばたん と大きな音が教室に響き哲哉よりも噛み噛みな喋り声が聞こえてきた。
「大仲中のの、あ、あ、雨風 樹でふっよ、よ、よろひくおねがいひまふ」
なんだこいつみたいな視線で皆の注目を浴び真っ赤になったデブがいた。
ひととうり自己紹介が終わり今日の学校は終了した。
桐谷さんと部活の見学に行く約束をしていたので椅子から立ち上がり桐谷さんの方へ行こうとすると凄い巨体が突っ込んできた何事と思い下を見るとデブ・・・雨風がいたすると急に立ち上がり
「おおお、おお俺も一緒にアニメ部にけけけ見学にい、いってい?」
と言ってきた俺は構わんが桐谷さんが嫌だったらダメたし確認する・・・必要なかっただから桐谷さんその顔はダメかわいいお顔が台無しですよ、桐谷さんが嫌なら仕方ない
「ごめん俺他の人と約束してるからまたの機会に」
そう言うと雨風は涙を貯めながら分かったといってどこかに行ってしまった。なんだあのデブ。
「えっとアニメ部の部室は・・・おっとここだ」
パーンパーン部室のドアを開けたと同時に銃声の様なものが聞こえ何故か頭がカラフルなアフロになっていた・・・
えっと状況を整理させて・・・え?なんで俺部室に来ただけなのに頭がアフロでカラフルになってるの?前を見ると先輩らしき人が4人ほど立っていた・・・
「いやーすまんかった去年は誰も来なかったもんでつい張り切ってしまった。
まずは自己紹介と行こうかー俺は3年部長の富永 雄輔だ!宜しく」
「同じく3年副部長の有坂 穂南美よ宜しくね」
「同じく3年の田中 隆祐だよろしく
」
「同じく3年我は邪神オーズ様の右手中林 藍那青右目そして右目に魔王が宿るもしこの右目の封印が解かれようものならこの世に大いなる被害をもたらすだろう」
うわー最後のひと凄い中二病・・・引くわーでもなんであんな人に限って美人なんだろう。
「えっと1ーAの高橋 祐也です。よろしくお願いします。」
「同じく1ーAの桐谷 心雪ですよろしくお願いしまーす。」
かわいいなんで行動一つ一つ凄くかわいいの?反則だよ惚れちゃうよ?
「じゃあ簡単に活動について簡単に説明しとくねこの部活ではそれぞれオススメのラノベを勝手に持ち込んで読んだり勧めたりするの」
え?これだけ?もっとアニメのことを話したりしないの?なんだこの部活まぁ楽だからいいけどさ
こうして俺と桐谷さんはアニメ部に仮入部したのだ
やっと第1話が出来ました!読んでくれると嬉しいです。また、アドバイスなどもお願いします。