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扉繋ぎのウォルト

作者:三原雪
 エル・ワトランディ。それがこの世界の名。
 街は聳える外壁に囲まれそこに門はない。その向こうに何があるのか誰も知らない。
 森や平原、砂漠に海には果てがない。その遥かなる先に何があるのか誰も知らない。
――いや、知っているのだ。問うまでもない当然のこととして、何もないのだと。
 出ることのできない街は扉で繋がれる。
 抜けることのできない森も扉で繋がれる。
 扉が本来隣り合うはずのないあちらとこちらを繋ぐ。炭鉱の街の扉を抜ければ交易の街の扉に出る。商店の奥の扉を抜ければ森の小屋の扉に出る。
 扉が繋ぐ世界。それがエル・ワトランディ。
 誰も扉は繋げない。扉を繋ぐ原理は誰も知らない。
 ――いや、あるいはアドリヴェルテなら――

アドリヴェルテの森を探し、扉から扉を抜けて世界を旅するウォルトとラギ。
ウォルトには扉を繋げるという異能力があったが、それには代償を必要とした。代償は過去の記憶。
ウォルトは消えていく記憶を少しでも止めようと、旅の光景を目と心に焼き付ける。
彼らが訪れる絶景の記録と、そこで働く人々の物語。
異世界ならではの絶景と仕事にまつわる、章ごとで完結する短編集。
2章-1 本の塔
2014/10/02 19:41
2章-2 本の塔
2014/10/03 20:00
5章-1 緑の井戸
2015/02/08 20:00
5章-2 緑の井戸
2015/02/09 20:00
5章-3 緑の井戸
2015/02/10 20:00
11章-1 額中の海
2016/04/09 20:00
11章-2 額中の海
2016/04/10 20:00
11章-3 額中の海
2016/04/11 20:00
11章-4 額中の海
2016/04/12 20:00
11章-5 額中の海
2016/04/13 20:00
11章-6 額中の海
2016/04/14 20:00
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