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撃てない銃  作者: たむこ
3/4

4月9日 2

部屋の目覚ましの時計の針は、6時40分を表していた。

私は必要なものを詰めたランドセルを、肩にからって玄関へと向かった。


玄関にそろえられた白い靴。

どうせすぐに大きくなるわ。とお母さんがちょっと大きめに買ってくれたので、スルリと足先が入る。

スポッとぬけそうになることもあるけど、大分履きなれていた。


「あっ!?」


私が肝心な物を忘れいた。

学校に行くときは絶対に必要なのよ!


私はトタトタと自分の部屋えと向かった。

そこで、机の上に置き去りにしていた黒いノートを手に取り、ランドセルにしまい込んだ。

ついでに、引かれっぱなしの布団も畳んだ。


玄関に戻る途中、リビングをチラリと覗くと、だらしない格好でソファに寝ているお母さんの姿が見えた。

布団をかぶらないと、風ひいちゃうわ...と思いながらも、そのまま玄関へと向かった。


私は靴をスルリと履き、家を後にした。


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