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百年の眠り  作者: 水花
SS
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ある父親の苦悩

目出度くローレンスと交際を始めたスティール。だがその様子を見守る父親の心境は複雑で・・・・・・。

 よりにもよって、とクリードはとある経済誌の表紙を見ながら、ため息をついた。

 

『あらクリードったら、何ため息なんかついちゃって』

 どうしたのと、モニターの向こうから鈴を振るような声がして、クリードは慌てて顔をあげた。

そうだ、“金の君”へと定期連絡のために、通信を入れていたのだったと頭を切り替える。通信ブース内に誰かが置き忘れて行った雑誌が、彼が今抱えている憂鬱を思い出させてしまったのだ。

「失礼しました、金の御方。お忙しいところお時間頂き、誠に恐縮ですが・・・定時連絡を致します」

『はい、どうぞ』

 聞いているわ、続けて頂戴。

モニターごしに映る“金の君”は、長い金の髪を持つ、たいへん可憐な女性に見える。大きな、少し釣り上がり気味の目は、しなやかに駆ける猫科の動物を思わせる。また果実のように赤い唇はふっくらと瑞々しく、口付ければ甘い味さえするかと思われた。

 が。

 クリードが“金の君”の姿を見て思うことと言えば。

 あの頃より、大分お変わりになられた、その一点のみである。

初めてクリードが“金の君”と会ったとき、“彼”は背の高い青年の姿をしていたから。


“金の君”が治める“金の界”や、今は王が不在となった“銀の界”、そして、現在クリードが暮らす“狭間の界”。これらの三つの界は互いに影響しあって存在している。いずれかの界がバランスを欠けば、その影響は他の二つの界にも及び、最悪の事態に陥れば、連鎖的な界の崩壊すら招きかねない。

 それを回避するために、三つの界にはそれぞれ“君”が居て、それぞれの界のバランスを保っていたのだが。

 狭間の界は早くから“君”を失い、銀の界は君たるべき王が長く不在であった。

 金の界のみは“金の君”の存在により、平穏を保っていたが、他の二界の影響からは逃れらず。

三つの界のバランスは急激に悪化していったが、ただ一人存在する金の君であっても、他界へは干渉できない。

 どうするべきかと“金の君”が思案していたとき・・・クリードが現れたのだ。

 聞き慣れぬ、“次元管理官”なる肩書きを名乗って。


 クリードは三つの界とはまた異なる界の住人である。その界は、三つの界と近接するが故に、様々な影響を受けていた。また彼の居た界は、他の多くの界とも隣接している、いささか不安定な界であるため、住人には様々な影響が出ていた。

 たとえば、神隠しや取りかえ子。特定地域での物体の消失あるいは移動。そういう事が日常のすぐ背中側で存在していた。このままでは、鍋の底が抜けてしまうように・・・平穏な日常が望めなくなる、非日常が日常となり、秩序など失われてしまう。安全網を張り巡らせるような・・・何とか手を打たねばなるまい、と人々が作り上げたのが・・・クリードが今就いている“次元管理官”と言う仕組みだった。

 界を接している部分に異変はないか、次元の綻びはないか、こちらの界へ落ち込む者が居るか、もしくは他界へと誤って行った者が居るか・・・など、彼らの界の技術力と、金の界での魔法に似た・・・呪術で構成された機構だ。他の界からの影響を最小限に抑えるための、セイフティネットと言っても過言では無い。それゆえ、界の呪術者とよばれる者の一部や防衛に携わる者が、次元管理官となる例が多かった。例外はあるにしても。  

また一般人には秘密であるため・・・鍋の底が抜けるように住んでいる界が崩壊するかもしれないなど、その危険が常にあるなど知れば、住人にしても平穏な気持ちで暮らせまい・・・たとえ伴侶であっても本当の仕事の内容は明かされなかった。

 また“次元管理官”は他の界の住人として暮らしながら、界の異変を監視することもある。今のクリードがそうであるように。クリードは元居た界を離れて、三つの界の異変を監視し、何かあれば本国へ連絡を取ったり回避行動を起こしたり、同じように狭間の界に常駐する仲間に連絡を取り対応を相談したり・・・また唯一存在する“金の君”へ連絡を取り、最善策を練ったりしていた。

 それらすべて・・・この狭間の界における、表向きの・・・普段の仕事の合間にである。

狭間の界で暮らすクリードにはちゃんと別の職業があって、毎日出勤していた。妻や娘は、自分の本当の職業を知らない・・・いや、この界の人間全てが知らないと言ってよかろう。狭間の界の住人は、隣接する金の界や銀の界の事も知らないし、ましてそれ以外の界の事なども、想像すらしないのだ。

 クリードは、表向きの仕事を出来るだけ早く終わらせ、時には後回しにして、“次元管理官”としての責務をまっとうしてきた。二つの仕事をこなすというのも、なかなか大変なのである。我ながら段取りが上手くなるなあと時々自分で感心するくらい。

 彼の、素早い上に正確な仕事ぶりは上司に高く評価されており、それ故新たな仕事が増えるという、彼にとっての悪循環が起こっているのだが・・・余談である。

 今日もクリードは仕事を一段落させると、少し休憩してくると隣の席の同僚に声を掛け、職場の一角にある通信ブースへとやって来た。おいまた奥さんに連絡かと、からかわれながらも。ああそうだよと笑いながらクリードも返す。そしてあるフロアへとやって来た。主に休息するためのフロアであり、三分の二ほどを軽食スペースが占め、残りを通信ブースが占めていた。食事時間を外れているため、人はさほど居なかったが、クリードのように少し休憩を取るためにであろう、テーブルでコーヒーを飲みながら軽食を摘んだり、他愛ないお喋りをしている者も居た。

 クリードも飲料ディスペンサーでコーヒーを淹れてから、さてと十台ほど並ぶ通信ブースを見る。何台かは使用中を示す赤いランプがついていたが、空室もあった。コーヒーを持ったまま空いているブースの一つに入り、椅子に座る。目の前には50センチ四方ほどのモニターがあり、その手前には木目調のテーブルとその上にはキーボードが置かれている。コーヒーをテーブルに置き、クリードはキーボードで社員コードを打ち込んだ。

<社員コード確認。ユーザー確認。通信準備完了しました>

機械音がブース内に響き、自動的にブースの扉が閉まった。

 クリードが勤める会社は、この地域で中堅どころであり、派手さはないものの手堅い経営で知られている。社員の福利厚生も充実しており、休暇も取りやすく、また勤務面でもフレックス制を導入しているため時間に融通が利く。緊急事態になれば表向きの仕事を放り出してでも対応せねばならないクリードにとって、本当に願っても無い職場ではあった。

通信ブースは個室になっており、プライベートに配慮されていて、鍵もかかる。ただ通話記録はどうしても残るためクリードは自宅へ連絡すると記録上は見せかけて、“金の君”との連絡を取っていた。

そのため、同僚からは“よく家に連絡をいれる男”と思われているようだが。

 もちろん“この界”の通信に、界を超える術は無い。けれど、次元を超えて連絡を取るための、特殊な器具を接続すれば、それが可能になるのだ。

 自宅でも通信は可能であるが、家族に知られるわけにはいかないため、敢えて職場を使うクリードであった。

 自宅であれば、不意に妻や娘が飛び込んでくる恐れがあるし、いくらプライバシーと言ってみても部屋に鍵などかければ妙な勘繰りをされるに違いないからだ。

「・・・三つの界は安定しています。一時“銀の界”での平衡が揺らぎましたが、それも落ち着きを取り戻しつつあります。また三つの界が互いに離れる速度に変化はありません。現時点で次元の綻びは見当たらず、それぞれの界へ落ち込んだ者も確認されておりません。また三界以外の界からの来訪者も居ないようです」

 “金の君”は長い金の髪をくるくると指に巻きつけながら、頬杖をついた。

『そう・・・何も変わった事はないのね。わたしの方でも特に異変は感じてないわ。連絡ご苦労様』

「そうですか。何事もなく、何よりです。それではこれで・・・」

 そう、何事も無いのが一番だ。クリードは定時連絡を終えようと、失礼しますと言いかけたのだが。

『ところで。何事も無いのなら、何故あなたはため息なんてついてたのかしら?』

 さあ答えなさい?にっこりと微笑む“金の君”によって阻止されてしまったのだ・・・。


「これですよ」

 クリードは“金の君”にも見えるよう、モニターに件の雑誌を両手で掲げた。表紙を飾るのは経済界を賑わす若きコンピュータシステムの開発者にして、この界を支える巨大企業の跡取り。艶やかな黒髪を後ろに撫でつけ、正装姿で微笑んでいる。

 今まで映像や雑誌や新聞などで何度となく見た顔であり、名前だったのだが・・・“金の君”はあっさりとある名前を口にした。

『あら、ディーンじゃない。彼がどうかしたの?』

「・・・あなたは、知っていたんですね・・・?」

 “金の君”はモニターの向こうで肩を竦めた。

『知っていたかといえば、そうね、彼が狭間の界へ転生する・・・それも時を遡って行われるって事は知っていたわ』

「それはいつです?」

『いつの時点かと“時間”を問うても無意味ね。界を隔てている以上、時間の制約からも逃れられる。三つの界にはそれぞれの時間が流れるから。ただ私の意識上の時間軸で言うなら、銀の界での騒動の直後よ』

「そんな早くから・・・」

 クリードは肩を落とした。銀の界で命を落とした、銀の界の王子。彼には娘が大変世話になったと“金の君”から聞かされていた。それについて、彼にはもうどんな言葉もかけられないが、大変感謝していたというのに。

 この界で異なる名前を持つ、この界の住人として生きている、かつての“銀の界の王子”。

 それ自体については、クリードは意見を持たない。転生などの概念はクリードの元居た界でもある。けれど。

「何故、ウチの娘が、彼の転生に絡んでいるんでしょうねえ・・・」

 彼の腕に庇われて、後姿しか映っていないが、間違えようが無い、この紅茶色の髪の毛はスティールだ。

 雑誌の表紙の写真の脇には、こんな文字が躍っている。

『若き経済界のプリンスの、恋のお相手は?!』


『そりゃ、あなた、彼がスティールのこと好きだったからに決まってるじゃない』

 己の恋路のために転生し更に記憶まで取り戻してみせるなんて、驚きよね対した恋の力だわと金の君は言った。

 己の恋路のために、己の身と力を二つに分けた方がそれを言いますかとクリードは内心思ったが、賢明にも口にはしなかった。

 クリードはさらに肩を落とす。彼がそこまで娘に執着しているのかと思うと、何やら気が重いと言うか・・・。

「あの“波動”は、彼が記憶を取り戻したからこそ、のものでしたか・・・」

 先日観測された、狭間の界ではあり得ない“波動”。この界へ常駐する仲間からの報告で、クリードはそれを知った。その波動は“君”が持つものに似ていたが、狭間の界の“君”はとうに存在が失われている。詳しく調べた結果それは銀の界のものだと判明した。

 何故この界に銀の界の波動を持つ者が?シャールは銀の界から動いていない。他の誰かが、銀の界から狭間の界へ渡ったのか?

 緊急事態かもしれないと、彼は金の君へと連絡を取り、そこで驚愕の事実を知らされたのだった。

『銀の界の王が我侭言ってね・・・子どもたちを転生させたようよ』

ディーンは狭間の界へ転生させたのね。呆れたように肩を竦め、その時は何も知らぬげな口調であった金の君が、今は少し恨めしい。


『いやね、そんな恨めしげに見ないで頂戴。転生では以前の記憶は失われるのが普通よ。まっさらな生を歩むためにね・・・それを敢えて捨てると言うのは・・・以前の記憶も抱き、まして現在の記憶人格も抱いて生きると選択したのは、彼そして』

 金の君は少し目を細めて・・・雑誌の中のスティールを見た。以前よりも髪が伸びて、背も少し伸びたようねと思った。彼女は少しも覚えて無くても、幼い彼女と、リルフィと過ごした数日間は、金の君にとってとても楽しい時間だったのだ。

『狭間の界へ転生した、彼を探すと決めたのは・・・スティールよ』

 大勢の人の中から・・・砂粒の中に埋もれた小さな宝石を探すようにしてでも、彼女は探すことを選んだ。

 そうして・・・互いが夢から持ち出した、互いの夢の欠片の導きもあり、再び会い、そして。

『スティールはディーンを見つけ、ディーンは記憶を取り戻した・・・あなたは何が心配なの?』

 ディーンは確かに銀の界の波動を持っているけど、もう以前の“君”に連なる力は無いわ。この界のバランスを崩すような事にはならないけれど・・・?

 クリードはますますため息を深くして、答えた。

「私が心配しているのは、そういう事ではなくてですね・・・何故ウチの娘は、こうも厄介なモノばかりに好かれるのかと思うわけですよ・・・」

『あら、厄介だなんて、酷い言い草じゃなくて?』

 金の君は形のよい眉を吊り上げた。言葉とは裏腹に、その目は笑っていたけれど。

まあ彼が“厄介”と口走る気持ち、わからないでもないけれどと金の君は胸の中で呟く。

 その一。狭間の界で行方不明になったスティールは、何故か金の界へ移動していて、そこで他界の住人であったリルフィに懐かれる。

 その二。銀の界から逃れてきたシャールを拾う。

 その三。いつの間にか銀の界に渡ったかと思うと、銀の界から“金の君”の分かれた半身を連れ帰る。

 その四。これが彼にとって一番の問題かもしれない。もと銀の界の王子と、どうやら手に手をとって恋路を歩んでいるらしい・・・?

 こう並べてみると、なんとまあスティールは、クリード曰くの“厄介な”者たちに好かれている事でしょうねえとこっそり笑った。

 父親としてみれば、波乱万丈の人生など子どもに望むまい。周りにいる者をみれば・・・彼女が平穏で無風な人生を送りようがないと言うことだけは、判ってしまうのだ。

 ごめんなさいねと金の君は心の中で呟く。そして、もう一言。諦めて頂戴と。


「・・・その、こちらへ転生した彼がですね、私に挨拶に来ると言うんですよ」

『あら、もう結婚の申し込みなの?神業のように素早いわね』

「違います!まだまだ早すぎますよっ!娘はまだ子どもなんですからっ!・・・そうじゃなくて、何かと娘の周りを騒がせてしまった、詫びがしたいと言うんです・・・」

 一週間ほど前の事だ。夕食が終わった後、スティールがクリードの書斎にやって来た。何やら言いづらそうにしていたので、欲しいものがあるけど小遣いが足らないからねだりにでも来たのかと思ったのだが。

 いっそ、その方が何倍もマシだった。娘は言った。

「ええとね、会って欲しい人が居るんだけど・・・」

 思わず顔が強張り、何言うんだまだお前には早い。そう口走るのは何とか堪えたクリードに、娘は何も気付いた様子はなく、早口で続けた。

「えっとね、あたしちょっと雑誌に載っちゃうかもなんだけど、その事で親御さんに説明とお詫びがしたいって・・・デ・・・じゃなくて、ローレンスが言うの。来週の土曜日あたりに、夕食でもどうですかって」

 どうかな?首を傾げる娘に、クリードは混乱する頭を振りながら尋ねた。そもそも、ローレンスって誰の事かねと。そして。スティールが説明するにあたって、顎が外れそうなほど、驚いたのだった・・・。


「あのローレンスが、かつての銀の界の王子が転生した姿だと知っただけでも、かなりな驚きでしたのに。その上、スティールとつきあいがあるなんぞ知った日にはもう・・・」

 私はどうしたら良いものか悩みますよ。

『別にどうもしなくていいんじゃない?彼氏を初めて紹介された父親の顔をしてれば?』

「面白がってらっしゃるでしょう?」

『ふふふ、まあディーンにしても、あなたが次元管理官だとは知らないわけだし、そもそも他界の存在すら知らないでしょうし、まして自分の前世を知っているだなんて思ってもいない。だから彼にしても緊張してるでしょうよ』

 好きな子の親に初めて会うわけだから?

 何処までも明るい金の君の声に、クリードは再びため息をついた。やはり面白がっているとしか思えなかった。


 ピピピ・・・軽快な電子音がブース内に響いた。それは休憩の終わりを告げる合図だった。

「それでは、これで失礼します。次回の定時連絡でまたお会いしましょう」

『ええ、ディーンとの初顔合わせ、どうなったか聞かせてくれると嬉しいわ』

 楽しいわの間違いではとクリードは思い、そしてふと浮かんだ疑問を尋ねてみた。

「金の御方。銀の界の王子は二人居ましたね。一人はこの界へと転生した訳ですが・・・あとの一人はどの界へ転生したんです?」

 “金の君”は細い肩を竦め、答えた。

『さあね、それは私にもわからないわ』

 と。


 通信ブースから出たクリードは、足早に自分のデスクのあるフロアへと向かう。思ったより金の君との話が長引いてしまった。胸ポケットに押し込んでいた縁の無い眼鏡をかけ、額に落ちかかる髪の毛を煩わしげに撫で付けた。そしてデスクに着くと、同僚がまたもや声をかけてきた。

「ほんとマメに奥さんに連絡するよな。感心するよ」

 いつも仲がよくて羨ましいねと笑われ、クリードはそうかなと曖昧に笑って答えた。

 さて定時連絡は終わったので、後は表向きの仕事を片付けねばと頭を切り替えてゆく。書類を捌きながらも、“夕食会”の事を思うと気が重くなるクリードだった・・・。



「さて、クリードにはああ言ったけれど・・・」

 金の君の赤い唇から、歌うような声が零れる。通信が終わったため、通信球は今は白く曇っている。金の君は椅子から立ち上がり、今度は水鏡を覗き込んだ。

「これは、どうしたもの、かしらねえ・・・」

 水鏡に映る映像を見て、金の君はひとり、ため息を零した・・・。


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