暑い
いつから此処にいたか?
いつからかは分からない。
空を見上げると大きな太陽が有る。
サンサンと日差しが全身を焼く。
「本当に暑いな……」
見渡す限り砂が有る。
見渡す限りの砂の山脈。
緑が。
緑が無い。
砂漠だな。
「ガチで暑い」
サンサンと陽が……。
「熱いわあああああああああああああああっ!」
ガバッと炬燵布団ごと炬燵机を跳ね上げた。
「へっ?」
ガシャアアアアアアアアアアアンンッ!
向かい側の窓を炬燵机で破壊してしまった。
「あっ」
ビュウウウウ~~。
二階の実家の窓から外の雪が室内に入り込んでくる。
一階から親の怒声が聞こえてきた。
親が階段を登る音がする。
背筋が凍った。
寒さではなく冷や汗で。
うわ……。




