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魔法少女ゆず☆リン  作者: Ponkan
序章
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序章(同上) ―――凛目線―――

 

 私、(たちばな) (りん)は今、大好きな親友に覆いかぶさって、寝ている。寝ているとは、Sleepの方じゃなくてGo to bed の方だ。


 つまり、抱いている。


 どうしてこうなったんだろうか。

 思い返してもどこが始まりかもわからない。


 記憶の限りで思い出せるのはこの辺だろうか、と回想を始めていく。


 私は小さいころ、自分の名前が嫌いだった。


 凛。それは背すじをピンと伸ばしているような、そんな雰囲気の言葉だった。

 両親は私が凛とした態度の子どもに育つことを望んでいた。


 でも現実の私は、凛という言葉とはかけ離れていて、泣き虫の女の子でしかなかったのだ。


 あるとき、いつもみたいに泣きそうになって、でも泣かないように必死で涙をこらえていたその瞬間。


「だいじょうぶ?」


 一人の少女が私の事を覗き込んでいた。

 彼女はすぐに私と打ち解けると、私の悩みも吹き飛ばせるような明るい笑顔で屈託なく笑った。

 彼女は藤沢(ふじさわ)ゆず、と名乗った。


 その日、私は新たな感情が自分の中でむくむくと大きくなっていくのを感じた。その正体が見極められるのは彼女と別れてからだった。


 別れたあと、気が付いてみると私の心は彼女の事でいっぱいだった。


 一目ぼれだった。


 私は努力をした。彼女に気に入られるため。そうして、ついに幼馴染で親友という最強の座を得た。


 でも、告白することは出来なかった。


 彼女に避けられるのが怖かったのだ。


 いつまでも、いつまでも勇気を出せない片思いでしかなかった。


 話は変わるが、中学生になった時に魔法少女という職が脚光を浴びた。12~19歳までの有志で集められた少女たちが、この世界に潜む<奴ら>をひそかに倒す、という職だった。


<奴ら>とは、人の心に巣食う闇の心の集合体だ。別名を恐怖とも言う。


 彼女たちは目覚ましい活躍をしていったが、政府は非情だった。

 いくら子供とはいえ、この力を使って犯罪でも起こしかねん。

 そう言った大人たちが沢山いた。


 結果、魔法少女システムは2人で1人分の力になるように、分けられた。

 体力を消耗しても、回復するにはもう片方が必要になったがその方法が少女たちには不人気で辞める人が後を絶たなかった。


 私は、そんなのどうでもいいと思った。


 ある時、ゆずが魔法少女にならないか、という旨のチラシを持っているのを見かけた。駅前で配っていたらしい。


 どんなもんかね、と何となくで覗き込んだ私の目は次の瞬間、喜びで大きく見開かれた。


 これだっ!


 そこは、注意点として書かれていたことだった。体力の回復にはパートナーとの性的接触、及びお互いの感情の一致が必要だと書いてあった。


 これなら、ゆずにも私を抱いてくれ、と堂々とお願いできる。

 そして、一緒に魔法少女に応募しないか、と言おうと口を開いた瞬間、冷静になった。


 別にチラシを持っているからと言って、興味があるとは限らない、と。


 私はまたもや怖くなった。

 それでも私は言おうと努力した。

 毎日、朝、今日こそは誘おう、と思いつつも一日たっても二日経っても言い出せなかった


 そして、半年たったある朝。登校中。彼女はわたしにある言葉を言った。


「あのさ、リン。魔法少女って興味ない?」


 私が半年かかっても言えなかった言葉をゆずは軽々と口から出してくれた。動揺しながらも、勿論と即オッケーを出す。


 それからまた半年。私達は魔法少女となり、<奴ら>を倒してから遂にいま、この瞬間をもって彼女と一つになるのだ。


 そう思い、喜びで震える身体を必死にこらえ、わざとゆっくり支度をしていく。

 そうして彼女がベッドに倒れ込むと、心が抑えきれずにベッドに歩いていくまでにすべての洋服を取り払ってしまう。


 私が彼女の上に四つん這いとなったところで、もう我慢の限界だった。彼女の薄い唇を見た瞬間私は気がついたらキスをしていた。


 すぐに正気に戻りくちびるを離すが、彼女がとろんとした目つきで、せがむようにこっちを見ているのでそれならば、と熱烈なキスをしてしまう。


 いわゆるディープキスというものだ。彼女の全てに触れたかった。


 それが済むと、大本命である彼女の裸をあらわにしたかった。セーラー服のリボンをほどき、彼女の頭を通して脱がす。肌着も一緒だ。


 可愛らしい胸当てが見えたが、もっと可愛らしい人が目の前にいるので気にせずに外した。すると、彼女の豊満な胸が見えた。胸もいじりたいが、ひとまず彼女の服を脱がす方が先決だ。


 そうしてスカートを脱がし、インナーパンツも脱がすと、もう彼女はパンティとハイソックスだけだった。ハイソックスもするりと脱がせると、彼女の隠されていた肌が見えるようになる。


 彼女はもう涙目になりながらも私に抗うことなくただ脱がされるがままにしていた。そして最後のパンティを脱がそうとしたが、なんか腰をずらして脱がせようとしない。


 それならば、と彼女の耳たぶをかるく、くちびるで包み込むかのようにして甘噛みする。

 彼女は嬌声をあげ、ついにそのたたえていた涙が快楽の末かポロリと落ちていくのを私は見た。


 それからは私の欲望のすべてであった。彼女の下の方をやさしく、激しくこすり上げエネルギーを流し込んでいった。


 胸をいじくり、彼女の柔らかさを知った。


 頬を朱に染めながらやめてくれと上目遣いに言ってくる。


 彼女の涙ながらの懇願に私はぐっときながらも、これはただのエネルギー補給のためにやっている行動でしかなく、ゆずだって本気で望んで、という訳じゃないと思い返し、また行為に没頭する。


 そうして、彼女が息も絶え絶えになったころ、少し寂しそうな顔をしていたので(そして自分に心当たりがあり過ぎるから)冗談のつもりで言う。


「ゆず、まだ疲れているみたいだね。もうちょっと回復しようか」


 もう今日はこれで終わり、という返答を予想していたのだが、彼女はあろうことかもっと嬉しいことを言ってきた。


「そう。まだ疲れているみたい。今度はあたしの方から行っちゃおうかな?」


 と。一瞬耳を疑った。つまり、第二ラウンド開始をしたいと言うのだ。


 彼女からの反撃が始まる。


 彼女はまず、私の首筋に鼻を近づけてきた。匂いを嗅いでるのかな、と思ったが大間違い。耳の後ろの方を舌で器用になめてきたのだった。


 それで私は大方とろけてしまった。さっきまで私が上にまたがっていたはずなのに、気がついたら彼女が私に覆いかぶさってきている。


 彼女はわたしの両脚の太ももをつかむと、股を開かせた。私の恥ずかしいところが彼女からじゃ丸見えだ。顔を真っ赤に染めていると、そんなのも気にせず、

 やさしくその指先を隙間に入れてきたのだった。


 ひゃぃっ、と変な声が私からも漏れる。

 全身が喜んでいるみたいだ。彼女は、シュミレーション通りにやろうとする人みたいに、たいそう丁寧に中をまさぐる。


 自分の喘ぎ声が聞こえる。


 それから彼女はわたしの耳元に口を近づけ、ささやく。


 大好きだよ

 と。その言葉を合図に、指先の運動が早くなっていく。数十秒後、私はかるく達しかけていた。それに気づくや否や、彼女は一度手を止める。そのようにして完全に達する前に寸止めを繰り返す。


 もう、どこを触れられても情けない声が出てくるようにされてしまった。


 はぅぁっという吐息と共に快楽神経が刺激される。


 小ぶりなはずの胸も、ぱんぱんにはちきれそうになっている。そんな胸をもてあそんで、ゆずは乳首を音を立てて舐める。


 もう少し押せば完全にいくことが出来るけど、それはしない。

 どこまでも寸止めで終わる。


 一時間後、私はもうくたくただった。どこを撫でられても、すぐ達してしまうふにゃふにゃ状態。


 そんな私を見た彼女は、やめるわけでもなくラストスパートをかけてきた。

 私のあなに指をかるく押し込む。さっきまでとの積み重ねの成果もあり、もうそこはぐちゅぐちゅでおねしょした状態とさほど差異は無いように思われる。


 そのぐちゅぐちゅな液体をたくさん出させようと彼女はその指で私のあそこを撫でて、あるいは少し引っ掻いて、私の体と相談しながらどれが一番私を興奮させられるか試行錯誤する。


 遂に私の穴からその液体が、リミッターを外したようにどばどば出てくるようになったのを見てから、彼女は自分の下の部分を私の同じ部位にこすりつけてきた。


 私から出た液体というローションでぬめぬめさせて摩擦を減らし、こする、こする、こする。

 先ほどまでとは比べ物にならないほど大きな波が私を襲ってきた。


 必死にゆずにしがみついて自我を保っていたが、耐えられなくなってついに声をあげてしまう。


 その興奮の波が引くと

「いっぱい、いっぱいきもちよくなれたねー。」

 なんて言ってくる。


 私はさっきので少し幼児退行してしまったらしい。


「きもちよくなえたのーわたし、いい子?」


 なんて聞いてしまう。彼女の胸にしゃぶりつきながら‥‥




完全にエロシーンのみで構成されているのは序章のみです。

運営の方、少しだけ目をつぶってください。これから面白くなるので。お願いします。

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