Prologue
処女小説でございますので、表現や文がつたない部分が多々、あるとおもいますが、何卒ご了承し、お読みください。
歴史は駆け巡る。例えそれが、良い結果であっても。また、悪い結果であってもだ。
また同様に、平和というのも一条の風が吹くように通り過ぎてゆく。決して恒久なる平和は存在しないのだ。それは、1200年余りを綴って来たシャンテ大陸の歴史が物語っている。
有史以来、人は国を創り、争い、破壊し、統合し、強固なものにしていった。その結果、シャンテ大陸ウェステリア地方だけでも、8つの国家が存在した。 その中でも一際小さな国があった。
ゲファルン王国。ウェステリア中南部に位置するこの国は、賢徳王ヨーゼフの尽力もあり、西の大国、リース帝国より独立し、約30年もの間、国家を存続させてきた。 その賢徳王も、43歳で死去し、家督は息子のギュンター・アルブレヒト・ハインツに継承された。
齢18にして家督を継いだ王。その報は全国を駆け巡り、諸国は徐々に変化し始めた。
そして、ここから綴るは家督を継ぎし日より6年と数月後の物語。
貴方はこの世界で何を見るのだろうか・・・・・・
感想、意見などございましたらメッセージにてどうぞ。
また、構想が浮かび次第、執筆いたしますので次回以降はまだ未定です。