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017 魔法

同日二話目投下です。

 思わずステータスを開いたわ。


 キョーコ 

 年齢 37 LV,1 職業:錬金術師

 HP120/120

 MP320/380

 LP8/10

 

 AT15

 DF11

 MA23

 MD36

 SP10

 LU50


 スキル

 錬金術 LV,7

 鑑定眼 LV,4

 画 力 LV,10

 調理術 LV,5

 裁 縫 LV,7

 工 芸 LV,8

 調 教 LV,9


 称号:お姉


 あ、20も減ってる……アレには20もMPを使うのね。

 と思っていたら、来ました。



 新たなスキルを獲得しました。

 魔 法 LV,1

 水属性 LV,1

 集 中 Lv,1


 称号が変わりました。

 お姉 → 魔法使いのお姉



 ……魔法のためのスキルは分かるわ。

 でも、称号、お前はダメよ。

 ちょっと待て、混ぜるな危険、そのワード。

 ひゃだ!? 青少年健全育成標語的何かが出来ちゃったじゃない。

 それにしてもただでさえ痛い称号に、さらに厨二色が混ざってしまったじゃないのよ!

 ぬぅ、魔法を使えるようになって喜んで良いのか悪いのか。


 とはいえ、なってしまったものはどうしようもないわよね。

 そもそもこの称号というものにどんな意味が有るのやら。

 見たまんまなら魔法を使えるようになったお姉だからなんでしょうけれど、称号が何の役に立つのかは現時点では謎ね。

 私は開き直って日が暮れる手前まで練習することにしたわ。


 先程の魔法をもう一度打ち出せるかやってみたところ、イメージをすれば出せることは確定よ。

 ただ、毎度それを覚えているとも限らないから、あの形に名前を付けてみたの。

 私はあの氷の魔法に「スピンアイス」って付けたわ。

 こうすることで、スピンアイス=回転する氷柱という関連付けをしてみたのよ。

 じゃないとこれから色々と使おうと思ったときに、何が何だか自分で混乱することは必至よ。

 自慢じゃないけど整理整頓には自信のない汚部屋の住人にもなりかけた私からすれば、普通に有り得る事態だわ。

 スピンアイスの次は、土の壁の魔法を作ったの。

 名前は「ヌリカベ」よ。

 それらしいと思わない? 異論は認めないわ。

 指先に炎を出す魔法も考えたわ。

 名前は「ライター」よ。生活に役立ちそうだと思わない?

 風を操作する魔法も作れたのだけど、これは破壊力は無いも同然ね。

 ドライヤーみたいな活用が出来るんだけど、相手に掛けるのみで自分で使うには使い勝手が悪いの。

 とりあえずそのまま「ドライヤー」って名前にしたけど。


 スキルも結果的に以下が増えたわ。


 

 新たなスキルを獲得しました。

 土属性 LV,1

 火属性 LV,1

 風属性 LV,1


 スキルレベルが上がりました。

 魔 法 LV,1 → 3



 とりあえずは帰ってみんなに報告よ。

 そう思っていたら、背後でガサゴソする気配。

 パトラッシュかしらと見てみると、そこには紫色の毛に一角付きのあの子が。

 今朝も美味しく頂きましたけど、あら、パトラッシュは何処行ったのかしら。

 私は冷や汗を感じつつ、じっとうさちゃんと見つめあったわ。


 私はゆっくりと刺激しないようにうさちゃんの方に向けて両掌を突き出す。

 そして、静かに見据えて集中する。

 うさちゃんは鍋の具、うさちゃんは鍋の具、うさちゃんは鍋の具、うさちゃんは鍋の……ってちがーう!

 兎からは離れろ私。あの一角に突っ込まれたら流石の私もそのままの意味で逝ってしまうわ。

 やられる前にやり抜くのよ!



「スピンアイス!」



 それは掌で青白く光ると、瞬時に氷を形成して射出されたわ。

 あまりの速さに私も驚いちゃったけど、うさちゃんは驚く暇がなかった様ね。

 声も上がらす顔面にぶっささった氷柱は……口では言い表せないほどの不気味さね。

 自分でやっておきながらおぞましいわ。

 ……と、唐突にそれは来たの。



 レベルが上がりました。

 キョーコはLV,2になりました。

 それぞれのステータスは以下の様になりました。


 キョーコ 

 年齢 37 LV,2 職業:錬金術師

 HP120/150(30UP)

 MP300/480(100UP)

 LP8/10

 

 AT15→18(3UP)

 DF11→14(3UP)

 MA23→58(35UP)

 MD36→66(30UP)

 SP10→15(5UP)

 LU50→55(5UP)


 スキル

 錬金術 LV,7

 鑑定眼 LV,4

 画 力 LV,10

 調理術 LV,5

 裁 縫 LV,7

 工 芸 LV,8

 調 教 LV,9

 集 中 Lv,1

 魔 法 LV,3

 水属性 LV,1

 土属性 LV,1

 火属性 LV,1

 風属性 LV,1


 称号:魔法使いのお姉


 スキルレベルが上がりました。

 集 中 1 → 2

 魔 法 3 → 4

 水属性 1 → 2



 遂にレベルが上がりました。


 レベルが上がっちゃったけど、MAとMDが他と比べて大きく上がったわね。

 MPも一気に100も追加されちゃった所を見ると、魔法関係のステータスが上がったのかしら。

 実際、今回の初めての戦いで使ったスキルも魔法だし。

 レベルが上がっても体力とかが上がった分だけ上昇するわけじゃないのね。

 まぁ、そんなに都合良くは無いわよねぇ。

 

 さて、あのうさちゃんはどうしようかしら。

 あー、それよりも。



「ぱとらっしゅーーーー!!!」



 私は大声を上げたわ。

うさちゃんを倒してレベルアップしました。

遂に魔法を使えるようになりました。


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