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狂おしい程愛してる。  作者: 水月鏡花
3/3

狂おしいほど愛してる

ごめんなさい、


ごめんなさい、


走りながら涙がまた溢れ出す


嫌だよ…もう疲れたよ


「至…至…いた…る…」


気づいたら私は波打ち際にいた


「あ…海綺麗だな…至にも見せてあげたい」


また貴方のこと


私はあなたがいないと生きていけないの


貴方が私の生き甲斐


私はあなたに溺れている


貴方は私がこの世から居なくなったら


覚えててくれますか?


来世は…あなたと恋仲になりたい


兄妹じゃなく


堂々と貴方と恋仲って言いたいな


「さよなら私の愛した人」


嗚呼









今日は月が綺麗ね






あなたを



貴方を



「狂おしい程愛してる…」



一人の少女が海へ姿を消した


その少女は家族思いのいい子だったと


遺族は泣きながら話していたそうだ


警察はその少女の遺体を捜索しているが


その遺体はまだ見つからない


そしてその少女の兄も行方不明となった




かなり無理矢理の終わらせ方になりましたが

この作品を読んで頂き誠にありがとうございました


私は他のサイトの方で主に活動しております

小説書きではなく台本書きなので

少し読みづらかったりしたかと思いますが

本当に最後まで読んでくださり誠にありがとうございました


次の作品は小説書きが出来る様に努力いたします


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