冒険者達と共闘
エリスが男共を追い出した後、部屋にはエリス、シブラ、レヴィアと、いまだシーツに包まって悶えている秋葉だけが残った。他の女性達も心配して声を掛けてきたが、殆ど交流が無い人達だ。集まれば余計秋葉に負担がかかるだろう。
エリスから「大丈夫よ。ここは私達に任せて、男共のケツを叩いてらっしゃい」と言われて苦笑しながらも部屋を後にした。
「秋葉、大丈夫?」
「大丈夫じゃない……。うぅーー! 薬の所為とはいえ、マサキさんにあんな事しちゃった……!」
「秋葉はマサキの事は嫌いなのー?」
「嫌いなわけないっ! むしろ好っ……あぁぁ……! きっと幻滅されたぁぁ……」
秋葉は犯されかけた事よりも、マサキにキスをし、押し倒した事の方を気にしていた。当のマサキは口移しで薬を飲ませたことを気にしていたのだが、薬で意識が朦朧としていた秋葉が気付いた時には、既にマサキは狂気に染まっていた。
何処か遠くに行きそうな不安を覚え、動かない体を必死に動かして食い止めたが、抱きしめられた拍子に媚薬に促されるままに性欲に流され、唇を貪り、繋がろうと行動していた。
「はぁ、何を言うておる。マサキがそれくらいで幻滅する男ではないじゃろ。ウジウジしておると妾が先に押し倒してしまうぞ。妾の番に相応しい力も持っておるしのぅ」
「えっ!? それはダメっ!」
秋葉は顔を青くしてシーツから顔を出す。
ただでさえアデルやヨーコと言った美女が婚約者としているのだ。更にそこにレヴィアが割り込んでくるとマサキの関心が薄くなると思ってしまう。実際マサキはそういう事はないのだが、アデル達より圧倒的に触れる回数が少ない分、秋葉は不安になってしまっていた。
「ならば引きこもらずに堂々としておれ。思いを伝えるのはこの旅の途中、幾らでもあるじゃろう」
「え……うん。あの、レヴィアさん。ありがとう」
「レヴィアでよい。何、恋せよ乙女。引っ込むよりどんどんいくのじゃ。それに妾もさっきの言葉は偽りではないしのぅ」
「えっ!?」
「あのー、それよりもー秋葉さんー。早く服着てくれませんか? いつまでそのデカいメロンを見せつけてるのですかコノヤロウ!!」
シブラに言われてようやく今の姿を思い出す秋葉。その様子を見てエリスが楽しそうにしながら服を差し出す。
慌てて軍服を着だす秋葉を見ながらエリスは誰に言うでもなくぼそっと呟いた。
「引っ込むよりどんどん行く……。そうね。あのヘタレもそうしたら……」
「エリスさん、どうしました?」
「え!? う、ううん。なんでもないわ。それよりも早く、ガードル達の後を追いましょ」
「ならば、妾は先行してくるかのぅ」
レヴィアが窓に足を掛け、そのまま外に飛び出ていく。二階から飛び出たレヴィアにシブラとエリスは驚くが、秋葉はレヴィアがリヴァイアサンと知っているので気にした様子も無く、着替えと装備を整えていく。
最後にマサキから貰ったネックレスを着けて、両手で優しく包み込む。
数秒後、ドバキィと音を立てて盗賊が吹き飛んだ。
レヴィアの見事な昇竜○がヒットし、盗賊が一人天に還っていく。
エリスとシブラは唖然としながら星になった盗賊を眺めていた。
その後ろで秋葉がジャコン! と弾を込め、臨戦態勢になる。
「お待たせしました。レヴィアに負けていられません。下種な盗賊達を仕留めてしまいましょう」
そこには先ほどまでの秋葉とは違った、一人の戦士としての秋葉がいた。
雰囲気が変わった事にエリス達は驚くが、まだまだ敵は大勢いる。
エリスは長杖を手に、部屋を飛び出て、シブラは背負っていた矢筒から矢を取り出して窓から構える。
恋する乙女たちの戦いが、今始まった。
「独り身は辛いのですよコノヤロー!」
訂正、恋する乙女たち+1の戦いが始まった。心なしか、いつもよりシブラの弓が的確に盗賊に当たった。
◆ ◇ ◆
「〈パワースラッシュ〉!」「〈ソニックアクス〉!」
「〈フレイムバイト〉!」「〈ツインスラスト〉!」
「〈グランドシェイク〉!」
手練れの冒険者のスキルが飛び交い、盗賊達を吹き飛ばしていく。ふと、元のゲームを思い出してしまう。大規模戦とかこんな感じだったよな。
戦争では単独で戦っていたからスキルなどは見えなかったが、兵士達もこんな感じで戦っていたのだろう。
それでも盗賊達は無駄に数が多く、次から次へと押しかけてくる。
当然その群れは俺の方にも向かってくる。
「死ねやぁぁ!!」
大斧を大きく振りかぶって突撃してくる巨漢の熊盗賊もいたが、動きが遅すぎる。
斧を素手で受け止め、腕を取ってジャイアントスィングの要領で放り投げると手裏剣のように飛んで行った。人間、いや、獣人手裏剣だ。
巨漢なのが災いして後ろに居た盗賊達は全員巻き込まれたようだ。ストライク!
「おお! 人族なのにすげぇなあんちゃん!」
「人族と言っても色々いるからな。それよりさっさと畳んでしまおう」
「おう! 俺達も負けてられねぇ! 行くぜ、ウッキャー!!」
気安く声を掛けてきた猿顔の獣人が棒で新手の盗賊達を薙ぎ払っていく。身軽な動きに盗賊達は動きについていけず、倒されていく。
武器といい、動きといい、まるで悟空を見てるようだ。
「はっはっはー! かかってこいやー!」
棒を振り回しながら調子に乗ってると、二階の窓から弓矢で狙っている敵の姿を見つけた。マップは隠れた敵も見つけられるから便利だ。数は……2、3人って所か。
こういうのは俺が片付けたほうがいいな。
足元に落ちている石ころを拾い上げ、〈ホーミングシュート〉で投げ込むと窓に吸い込まれるように軌道を変えて弓兵の頭に当たった。一人は部屋の奥に逃げたようだが、投げた石は誘導性を持つ。マップでしか見えないが、部屋の奥で動かなくなった。
どさりと二階から落ちてきた弓兵達に獣人達は驚くが、直ぐに縄を持って縛り始める。
足りない分は盗賊の服を剥いで代用だ。
「油断大敵だ。まぁ、こういうのは俺が相手にするから思う存分やってくれ」
「お、おおぅ。すまねぇ。助かった」
マップの機能を活かし、家の隙間からの不意打ち、屋根からの狙撃を事前に潰して被害を減らしていく。
所詮数に頼った盗賊だ。不意打ちも出来なければ手練れの冒険者達の敵ではないようだ。見るからに強そうなのは俺が先に潰している。出来れば石以外の投擲物も欲しい所だ。〈ブロンズコーティング〉もする必要あるし、そのついでに後で何か作ろう。
逆側を見ると一気に空白地帯が出来た。何事かと振り向くと、レヴィアが素手で盗賊達を吹き飛ばしていた。拳一発で盾が砕け、鎧が消し飛び、盗賊達が宙を舞う。
「ふふん、遊んでやろう。簡単に死ぬでないぞ」
両腕に青いオーラを纏いながら拳を振るうと敵に当たっていないにも関わらず、盗賊達が吹き飛ぶ。
圧倒的な実力差に盗賊達が怯むが、そこを見逃すほど冒険者達は甘くない。
ガードルが先頭に立ち、レヴィアがこじ開けた穴を突き進んでいく。
あっちは大丈夫そうだな。正直、レヴィア一人いれば大丈夫だし。
全体マップで見てみると、村を埋め尽くしていた盗賊達の殆どが倒されていた。
ここまでやれば俺が離れても大丈夫だろう。
「ここは任せた。俺は攫われた仲間を助けに行く」
「おう、任せとけ!」
その場を猿顔の獣人に任せて離れ、マップに映っているアリスと盗賊の所に向かう。
跳躍で屋根に飛び乗り、敵を避けながら向かう。
この村は森に囲まれ、土地が限られてる所為で家が密集している。下手に盗賊が居る地上より、こうして屋根を走っていった方が速い。
空を飛べる鳥型獣人が立ち塞がったが〈疾風の如く〉で速度を上げていた所為で止れず、轢いてしまった。俺は〈無敵〉は常時発動しているので無傷だ。
急な飛び出しするからこうなるんだよ。
屋根から屋根を飛び移りながら、村の出口から逃げようとする盗賊を見つける。後ろには使役していると思われる金銀に光る蜘蛛と、手には籠を持っていた。
〈疾風の如く〉に魔力を込め、更に速度を引き上げて盗賊に向けて駆け抜ける。
人質を取られたら面倒だ、ちょっと細工をしよう。
〈ステルス〉を発動して姿と気配を消す。これで蜘蛛も俺に気付く事が出来ない。
速度を維持し、姿を消したまま蜘蛛を轢き、盗賊の手に持っていた籠を奪取する。
盗賊は俺に盗られた衝撃で前のめりに倒れ込んだ。
「んーーー! んーーーー!」
籠の中ではアリスが銀色の糸で絡め取られて身動きを封じられていた。
こういう奴がいるから妖精が人前に出ないんだろうな。
アリスを傷つけないように糸を千切り、拘束を解くと泣きながら飛びついてきた。
「うわぁぁん! こわかったー!」
「よしよし。もう大丈夫だから安心しろ」
「ひっぐ、ひっぐ、ずびー!」
「ええい! 鼻水をつけるな!」
銀色コガネグモは妖精を食うと聞いたからな。本当に食われるか、もっとひどい目にあうと思ったんだろう。
アリスを宥めていると、後ろでドサリと蜘蛛が落ちる音が聞こえた。
随分と高く吹き飛ばしたようだ。銀色コガネグモが足を丸めてピクピク痙攣している。正直、虫はそこまで嫌いでもないが、ここまでデカい蜘蛛だと気持ち悪い。
バっと盗賊が起き上がり、蜘蛛を見て震えていた。
「あぁ! ジェニファー!! 貴様、良くも僕のジェニファーを!」
蜘蛛に女みたいな名前付けるんじゃねぇよ! いや、雌なのかもしれないけどもう少しマシな名前にしろよ!
蜘蛛を使役してたのは異世界人かと心配してたが、どうやら魔物使いの獣人のようだ。
魔物使いは笛を取り出して――俺が取り上げる。使わせる理由もないしなぁ。大量の虫を呼ばれても面倒だし。
「ああ! 僕の笛を! 返せ!」
距離もおかずに笛を吹こうとするお前が悪い。これが魔物を使役するための道具なのだろう。アイテムボックスに没収。
「あぁ! 笛がぁ!?」
「無力化したところで、アリス。やっちまえ」
「よっくもやってくれたわね! 『マジックミサイル』!!」
怒り心頭のアリスの両手から魔力の弾が無数に発射され、魔物使いの盗賊は避ける暇も無く全弾命中。跡には黒こげになって麻痺、毒、混乱、暗闇、火傷など状態異常のオンパレードを食らった盗賊の姿があった。凶悪だなこれ。
鬱憤が晴れたのか、アリスの顔は晴れ晴れとしていた。泣き顔よりはこいつは元気な顔が似合うな。
盗賊が倒れると蜘蛛がヒョイっと起き上がった。意外としぶといな。
「ギッ! ギギギギギ!」
何言ってるか全くわからん。だが、敵意は感じないからどうやら俺達に向かってくる事はなさそうだ。獣だし、本能的に戦いたくないのかな。
「何言ってるか判るか?」
「大体はね。雄なのに雌の名前与えられてイライラきてたみたい。餌の魔力も少ないし、寝るときは抱きしめて寝るしウンザリしてたみたいだよ。それで、解放してくれた私達に感謝してるっぽい」
ああ、確かに男なのに女扱いされたらいやだよな。こりゃこの蜘蛛に同情するわ。あの盗賊、虫好きの変態ということか。
「ギギッ! ギーギ!」
蜘蛛は鳴き声を上げながら蜘蛛の糸を木の枝に括り付けた。アリスを捕えてた糸とは違って銀色で綺麗だ。
「んーどうも、これがお礼の品みたい」
「意外と律儀だな。ありがたく受け取ろう」
蜘蛛は俺達に銀糸を渡すと、森の中に消えていった。もう変態に捕まるなよー。
アリスはくるりと振り向いて、俺の肩の上に乗る。
「よしっ! マサキ、他のも倒しちゃいましょ! れっつごー!」
こいつ、俺を乗り物と勘違いしてないだろうか。なら、望み通りしてやろう。
「いいけど、振り落とされるなよ?」
「へ?」
魔力を込めて〈疾風の如く〉を発動。ゴウッと激しい音を立てて来た道を駆け抜ける。
「速い速いひゃやいーーー!?」
「黙ってないと舌噛むぞー」
速度は緩めるつもりはない。盗賊達の数は減ったとはいえ、怪我人も出てるだろうしな。
風を切りながら村の中心まで戻るとあれだけあった敵のマークが一つの塊になっていた。
アリスは俺の速度に振り回されて目を回している。これで懲りればいいんだがな。
さて、塊になってた原因はこれか。
「おお。マサキ、遅かったではないか。こっちはもう片付けてしもうたぞ。アリスも無事で何よりじゃな」
「こ、これ。レヴィアがやったの?」
「妾一人ではないがの。多少、そこの冒険者たちのお蔭じゃ」
レヴィアが盗賊達で積み重なった山の上で偉そうに座っていた。
冒険者達は苦笑を浮かべながらレヴィアを眺めている。一部は心酔するように興奮していた。
「よう、マサキ。アリスも無事助け出せたみたいだな。にしても、すげぇな。Aランクってのは。Sランクは国が認めないと出せないんだが、この嬢ちゃんならあっさりいけるんじゃね?」
セントドラグ王国に頼めばきっと一発で出るぞ。
辺りを見渡すと冒険者達の方にも数多くの怪我人が出ていた。盗賊の数も多かったし、一部はそれなりに強い奴もいたから当たり前か。
接触して回復魔法を使えばあっさり治せるが、アース大陸であまり派手に動き回るのはやめたほうがいいな。
ハイポーションの数が厳しくなるが、『ルーム』の中にはまだ在庫はあるし、フェンに頼んで取り出してもらえばいいか。
軽度の怪我人にはポーションを振る舞い、手足が欠けた人には魔力を込めて作った特製ハイポーションで手足をくっ付ける。
斬られた先の部位さえあればハイポーションでも治るのは前の戦争で学んだことだ。
「つくづくすまねぇな。貴重なポーションを使わせちまって」
「いいんだよ。自分で作れるし」
「それでもだ。この恩は忘れねぇ」
獣人は力を持つ者に敬意を払うと聞いていたが、こういった治すという力にも当てはまるようだ。
「それで、頭はどこだ?」
「うむ、ここじゃな」
レヴィアが尻の下に居た一人の獣人を摘まみあげると。ボコボコにされて体中に青あざが付いたモヒカン鳥獣人が居た。ビクンンビクンと痙攣しているが生きてはいるようだ。
ぽいっと俺に向けて放り投げると、地面に叩きつけられた。受け止める義理はないしな。
良く見ると手足に弾痕がある。これをやったのは秋葉か。
「マサキさん。アリスちゃんは大丈夫でしたか?」
声の方に振り向くと、いつも通りに振る舞う秋葉がいた。何処か無理をしてる様子は見られない。レヴィア辺りが上手くフォローをしたのかもな。後で何かご褒美でもやろう。
「ああ、この通り……と言っても俺に乗っててぐったりしてるけどな」
「どれだけの速度出したんですか……」
感覚的にジェットコースターくらいだろうか。上下に揺れて人力ジェットコースターになってただろうな。
「うぐっ……」
足元に転がってた盗賊頭が呻きを上げながら顔を上げる。どうやら気が付いたようだ。
「へへっ。てめぇら……このまま、ただで済むと思うなよ」
「そのザマで何を言ってるんだ。お前の手下も全滅。もう終わりだよ」
「はっはっは。おめでてぇ奴だ。お前達は、村人である俺達を襲ったんだよ。つまりだ、立場上、お前達の方が盗賊なんだよ」
はぁ? そんな無茶苦茶な事通るわけないだろ。南領の領主ってマトモって話だぞ。
「げほっ。これでも、善良な村民ってこの辺りで通ってるんだぜ。お前達がどんなに言っても、やったことは襲撃だ。直ぐに軍隊が来る、おしまいだよお前らは」
ここまで自信があるという事は、南領の軍とつながりがあるってことか?
領主が良い人でも、衛兵達までとは限らない。上層部で情報を握り潰し、領主に伝えないという事もあり得るわけか。
「マサキさん、どう思います?」
「判らんが、嘘を言ってる様子じゃないな。深夜だが、移動すべきかどうか……」
ガードルや他の獣人達も盗賊頭の言葉を聞いて戸惑っている。襲われたのに返り討ちにしたら犯罪者なんてふざけた話だからだ。
「お、おい。マサキ。とりあえずこの場を離れたほうがいいんじゃないか? お前、獣王国に向かうんだろ? 指名手配なんてされちまったらお前……」
指名手配なんてされたら獣王国に向かっているアデル達も危険な目にあうだろう。最悪捕縛……処刑は多分無いと思いたい。ネメアーはもっと危険だ。元邪教の司祭だ。こっちは処刑の可能性が高い。
秋葉もいるし、アリスもいる。レヴィアは、いざとなったら本当の姿になって無実を証明できるだろうが、この大陸にいると思われる『パヴェリア』に存在がばれる。そうなったら何が起きるか分からない。
ここはガードルの言う通り、悔しいが逃げるべきかと悩んでいる所で
「ハーッハッハッハ!」
変な高笑いが聞こえた。声のする方向を見ると一番高い家の屋根に誰かが乗っている。月明かりがそいつを照らした時、俺は驚愕した。
口元以外をすべて隠した緑色のマスク。
眼を覆い隠す黒いサングラス。
筋骨隆々の体を覆い、体の輪郭を明確に強調する緑色の全身タイツ。
胸にはトレードマークらしき文字『KJ』 の文字。
肩を保護する赤いショルダーガード。
風も無いのにはためく赤いマント。
もう一度言おう、体の輪郭を明確に強調する全身タイツ、つまり股間もぴっちりだ。
そう、俺達の前に現れたのは――全身タイツの
「「「変態だーーーーー!!」」」
「ホワッツ!? 違ウ! ヒーローだヨ!!」
感想や評価ポイントを下さるとモチベーションの維持にとても繋がるのでありがたいです。
新大陸について初めての異世界人がこれでした。
秋葉の濃密なシーンはもう少しやれましたが、ひとまずあれで妥協を。
艶っぽいシーンは反響次第で描写は考えようと思います。
今日は出かける日なので誤字修正感想返しが遅れます。申し訳ありません。




