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盗賊の村

 バタンッ! と勢いよく扉が開かれるとそこには宿屋の従業員だけでなく、村で見かけた獣人達の姿があった。

 槍や短剣で武装をしている者の他に一人は俺達を縛る用なのか、縄を手に持っている奴もいた。


「おいおい。どういうことだよ。食事にも麻痺薬混ぜたのに効いてねぇじゃねぇか」


「遅効性にしてももう効果は出ていいはずだが。まぁいい。たかが3人だ。そこの寝てるガキも上玉だし高く売れるぜ」


 なるほど。つまりこの村全体が盗賊の村ってわけか。普段は平穏な村を装って、時折冒険者や旅人を攫ってるって所か。下種だな。


「二人とも、さっさとこのゴミを片付けるぞ。皆が心配だ」


「分かった! 新しい剣の切れ味を試すには丁度いい相手だ」

「室内では槍は振るい辛いですが、鍛錬と思って割り切りましょう」


 余裕ムードの俺達の様子に村人、いや、盗賊達の殺気が増した。

 わざわざ相手に先手取らせる理由もないな。

 入り口で詰まっているうちに、〈MP自動回復(大)〉と〈疾風の如く〉を入れ替え、速攻で発動させる。魔法が使えない以上、付けてる意味が薄いしな。

 

 移動速度を速め、一瞬の内に一番先頭に立っていた短剣持ちの盗賊に向けて〈手加減攻撃〉で殴り飛ばす。


「ぶべらっ!?」


 顔面に拳を受けた盗賊は後ろに居た連中を巻き込みながら壁に打ち付けられた。外まで殴り飛ばすつもりだったが後ろの奴がクッションになったようだ。だが、そのお蔭で後ろに居た二人も気絶している。


「お、おい! てめぇ! よくもやりやがったな!」


「そいつはこっちのセリフだ!」


 俺の後に続いて素早く部屋から出てきたガードルが剣を鞘に差したまま、中腰に深く腰を落とし構える。


「〈居合〉!」


 瞬く間に横に銀色に光る線が走ると、槍を持っていた盗賊がどさりと音を立てて崩れ落ちた。これは冒険者ギルドで軽く説明を受けたが、ある程度の片手剣スキルが高まると使えるスキルだ。見事な居合抜きだ。

 鞘も付けたが、ガードルには最適だったようだ。西の奴らに奪われないように、後で錬金術スキルの〈ブロンズコーティング〉を掛けて偽装しておこう。


「ひ、ひいい! た、たすけっ!」


「遅いですよ!〈電撃槍〉(ショックスピア)!」


 逃げようとした最後の一人もグンアの電撃によって全身が麻痺し、倒れた。

 この世界のスキルは俺が持ってないスキルばかりで少し羨ましいが、お互い様か。

 俺の持ってるスキル量は異常だし。

 ガードルは盗賊たちが持っていた縄を使い、手早く縛り上げる。手慣れてるな。

 結構盗賊とか相手をしていたのだろうか。SM趣味じゃないといいんだが。

 

「マサキ、一応生かしたがこいつらどうする?」


「このまま転がしておいてくれ。暴れるなら麻痺入りの飲み物でも飲ませておけ。俺は秋葉達の所に向かうから、こいつで他の部屋の奴らを助けてやってくれ」


 奴らが作った麻痺だ。自分で味わってもらおう。効果は二人が身を持って知っている。

 アイテムボックスから万能薬を取り出し10個ずつ二人に押し付ける。


「分かった、だが俺達が着くまで無茶はするんじゃないぞ?」


「判ってる」


「あ、レヴィアさんはどうします? まだ寝てるようですけど……」


 こんな騒動が起きてるのにあいつまだ寝てるのかよ! 食事に遅効性の麻痺毒が混ざっていたらしいが、あいつに効くわけないし。

 うん、放っておいていいな。手出ししたら返り討ち確定だ。


「放っておいていい。あいつ俺より強いし。下手に起こして不機嫌をぶつけられたらたまらん」


「そ、そうか。Aランクのダンジョン持ちだもんな。触らぬ神になんとやらか」


 本当に神として崇められてる奴だけどな。

 それより、騒動を聞きつけて他の部屋から盗賊達が廊下に出てきた。どうせ全部倒すから手間が省けたか。


「ちぃっ! まだ飲んでない奴が居やがったか! おいてめぇら! たった3人だ。畳んじまえ! 滅多に居ない妖精を確保するチャンスだ! ヘマするんじゃねぇぞ!」


 こいつらアリスが目的か。宿屋に冒険者が大勢いるのに襲ったのはそういうことか。

 という事は俺達が原因……じゃないな。悪いのはこいつらだ。


 通路を埋め尽くす盗賊達に向けて、さっき縛り上げた盗賊Aの脚を掴み全力でぶん投げる。

 大柄の獣人がブーメランのように投げられた事に盗賊達は驚き、慌てて避けようとするが両端は壁だ。避けきれず巻き込まれ倒れていく。



「うおっ!? ぐがぁ!」「がふぅ!」

「ぎゃあっ!」


 奥の奴までは倒し切れかなかった。スペアだな。

 

 体勢が整う前に走り込み、残った一人に向けて〈手加減攻撃〉でとび蹴りを繰り出す。

 距離があったからか、剣を横にしてガードされたが、ベキィ! と音ともに剣がへし折れ、盗賊が吹き飛んだ。材質が悪い剣だったようだ。そういえばガードルがいってたな。質が悪いって。

 

 盗賊の群れの真っ只中に降りた俺に向けて無事だった盗賊が素早くナイフを振りぬいた。

 中々の速さだとは思うが、遅い。

 紙一重で避け、ロストドミニオンを無造作に振りぬく。

 〈手加減攻撃〉は掛かっているが、ベキベキボキと、骨が複数折れる音が腕と胴から聞こえる。本当なら即死だが、これはこれで痛いだろう。盗賊には丁度いい罰だ。

 

 振りぬいた腕に鞭が絡みついた。残った盗賊二人が降りぬいた隙を狙って仕掛けたようだ。良い腕してるじゃないか。だが、無駄だ。


「うおおお!!」


「な! なんだこの馬鹿力は!」

「本当に人族か!? うわっ!」


 両腕に絡みついた鞭を掴み、力任せに引っ張ると盗賊二人が飛んできた。

 宙を舞っている盗賊二人目掛けて〈波動剣〉〈手加減攻撃〉で回し蹴りを撃つと足が光り輝き、足の先が伸びた。


 ドォン! と大きな音を立てて壁を打ち抜き盗賊二人は外に落ちていった。思いつきでやってみたが、足でやるとこうなのか。


 ボウリングした盗賊達が起き上がる前に通路の隅にある秋葉達の部屋まで駆け抜ける。

 後ろで麻痺から目覚めた冒険者達が怒鳴り声を上げながら盗賊達を痛めつけ、悲鳴が聞こえる。



 秋葉達の部屋の前にまで辿りつき、ドアノブを捻るが鍵がかかって開かない。


 少々手荒になるが、仕方ない。


 ロストドミニオンを構え、〈波動剣〉でドアを細切れに粉砕する。




 ドアの先では、胸を肌蹴させられ、今にも犯されそうになっている秋葉の姿があった。


「マ……サキさん。た……すけ……」


 その瞬間、俺の理性が怒りで消し飛び、どす黒く染まった。






あぁ、こいつらは―――コロスベキダッタ。






 瞬時に距離を詰め、秋葉の柔肌に触れている盗賊の腕を捻り上げ強引に秋葉から引きはがす。


「いでででで! な、なんだお前。じゅ……順番まもっ……!」


「黙れ。喋るな」


 強引に腕を捩じ切り、右腕をロストドミニオンで細切れにする。

 

「ギャァァア! う、腕ががぁぁ!」


「て、てめぇ! よくもぐがぁ!」


 エリスに覆いかぶさってた盗賊がナイフを抜くより速く、ロストドミニオンを振りぬき、首を刎ねる。


「ひぃぃ! 化け物! 助けっ!」


 怯え、逃げようとした奴もいたが、逃がすわけがない。

 頭を掴み、〈波動剣〉を使うと掌から光る剣が生え、盗賊の頭を吹き飛ばした。

 盗賊達の血で真っ赤に染まりながら、エリスとシブラの様子を見ると、服が乱れただけでまだ肌は露出していなかった。無事か。良かった。

 

 秋葉は大きく肌を露出し、ブラははぎ取られ、ズボンも下ろされ下着が露出していた。

 間に合わなかったことに悔しく思いつつ、秋葉にシーツを被せる。


「ひぃ! い、命ばかりはたすけっ!」


 秋葉を襲っていたのはこの宿屋の店主だった。最初から秋葉達を狙って隅の部屋を宛がったのだろう。どす黒い怒りが更に思考を支配していく。


 腕を失い、後ずさる店主を掴みあげ、〈手加減攻撃〉で顔面を打ち抜く。

 〈手加減攻撃〉で喉を打ち抜く。〈手加減攻撃〉で全ての肋骨をへし折る。〈手加減攻撃〉で何度も何度も何度も何度も顔の原型が無くなっても殴り続ける。

 周囲が血で真っ赤に染まり、歯が砕け、骨が折れても怒りの衝動のまま憎しみをぶつける。

 素手で殴っているが〈無敵〉のお蔭で怪我はない。

 

 〈手加減攻撃〉は、必ずHPを1残すスキルだ。そう、HPが1になっても1残す。非殺のスキルだ。どうやっても殺すことが無いスキルだ。

 致死と思われる攻撃でも死ぬことが無い。

 痛みで失神しても、更なる激痛で叩き起こす。


「ががあが。だ、だず、げ。ご、ごろぢで」



 まだだ。まだ。秋葉の苦しみはこんなもんじゃない。

更に、〈手加減攻撃〉で苦しめようとしたその時、後ろからローブの裾を引っ張られた。ふと振り向くと、秋葉が赤い顔をしながら、どこか苦しそうな表情をしていた。



「……ダ……メ……」



 秋葉が痺れて、辛そうな顔をしながら訴える。

 

 

 そうだ、俺は秋葉が薬で苦しんでるのに。何やってたんだ。



「すまん、秋葉。今すぐ楽にしてやるから……」


 謝りつつ、ぼろ雑巾になった店主を窓の外に放り投げた。

 秋葉を抱き起して、万能薬を飲ませようとするが舌すら動かせないのか上手く飲んでくれない。無理がたたったのか指先ひとつ動かせない。

 身体に振り掛けるが、効果が薄く改善の兆しが見えない。

 早く助けてやりたいと、俺は意を決して薬を含み、秋葉に口移しで薬を飲ませていく。

 舌を使いながら、薬を喉の奥まで運び、飲ませていく。

 

 気づけば俺の思考を支配していた怒りと憎しみの感情が薄れていく。自分にあんな感情があった事に驚いた。

 あのままだったら俺は取り返しのつかない事をしていたかもしれない。

 物思いにふけりながら何度も秋葉に口移しで万能薬を飲ませていくと、身体がピクリと動いて眼がはっきりとしてきた。

 だが、その眼は若干怪しく、どこか妖艶で―――。


「んんっ」

「んぐっ!?」


 気づいた時には秋葉に押し倒され、舌を絡め取られていた。

 動けるようになったという事は万能薬は効果があったはずだ。だが、なんだこの状況は!?


 秋葉は顔を桜色に染めながら、トロンとした目で俺を見つめ、抱きしめてくる。

 エリスとシブラの前で深く舌を絡め取られ、貪るように唇を重ねられる。

 これってどういうことだ!? いきなりの事で頭が混乱して、理解が追いつかん!

 二人を横目で見ると真っ赤になりながら俺達を見ている。やめてくれ!


「はぁ、マサキ……さぁん」


 唾液の糸を作りながら、唇を離した秋葉が掛けられたシーツを取ろうと――!





「ちぇい!」

「きゃうん!?」


 可愛らしい声で鳴き、秋葉が崩れ落ちた。後ろにはレヴィアが仁王立ちしていた。

 あぶねェ……助かった。……惜しかった気もするけど。

 レヴィアが後ろから首筋に一撃を入れたようだ。死んで……はいないな。幸せそうな顔で気絶している。


「全く非常時に何をしとるのじゃ」


「すまん……って。非常時に寝てた奴に言われたくない」


「う、ふ、ふぅむ。どうやらこの娘らの飲み物には麻痺毒以外に、濃厚な媚薬も入っているようじゃな」


 誤魔化すように飲み零れていた飲み物を指で掬い、一舐めして分析するレヴィア。

 それじゃ誤魔化されないからな。

 媚薬か。さっきの秋葉の行動はそういう事だったか。万能薬じゃ打ち消せなかったのは、状態異常というわけじゃなかったからだろうか。それとも別の何か特殊な薬が必要だったか。万能薬でも『魅了』や『昏睡』は治せなかったしな。調べておこう。


 レヴィアがエリスとシブラの額に触れると、体が淡く光って赤く染まった顔も、全身の痺れも取れていく。魔法じゃなかったみたいだが、何を使ったんだろうか。妖精魔法とは別っぽいな。


「うむ。これで大丈夫じゃろう」

「はぁっ、レヴィアちゃん。ありがと。助かったわ。マサキは……えーと、ご馳走様」

「ご馳走様ー。いやー、あんな熱烈な物初めて見たー」


 やめてくれ、思い出させないでくれ。下手に思い出すと雄の本能が起きるから!

 半分起き掛けなのを意地で抑え込んでるのに!

 

 二人の弄りにため息を吐きつつも、二人とも俺を見て怯えや恐れはないようだ。あんな姿を見られたから多少なりとも影響があるかと思ったが、その後の出来事の影響が大きいのか、麻痺と媚薬で意識が薄かったのか。まぁ、良かった。


「あっ!? そうだ! マサキ、アリスちゃんが連れて行かれたわ!」


「はぁ!? あいつ妖精魔法使えるのにか?」


「妖精を食らう『銀色コガネグモ』を使ってー、アリスの魔法を防いでたよー。私達もなんとかしたかったけどー。うん、ダメだった」


 麻痺してるのに無茶しようとしてくれたようだ。銀なのか金なのかどっちかにしろと言いたいが、モンスターを使役できる奴もいるのか。

 職業的な魔物使いか異世界人の能力か。前者だと楽だが後者だと厳しいことになりそうだな。


「おい、マサキ。エリス達は大丈夫か!?」


 ドタバタと、音を立てながらガードル達が雪崩れ込んできた。後ろには他の冒険者や商人、旅人達もいる。全員助けたようだな。


「馬鹿っ! おっそい!」


「ぐへぁ!?」


 エリスが傍にあった枕を投げつけるとガードルの頭にクリーンヒットした。

 これでも必死に駆けつけてきたんだから労ってやってたらどうだろうか……。

 

 エリスは多少乱れた服を整えて、壁に掛けてあった金属製のメイスを手に取るが、何だろう……先端の赤黒い染みは。気にしないほうがいいな。


「んっ……」


 腕の中にいた秋葉がピクリと動いた。どうやら気が付いたようだ。


「あれ、私……。マサキさん……あぁぁぁぁ!!」


 起きて早々、秋葉が顔を真っ赤にさせてシーツに包まった。

 あ、そういえば今の秋葉の姿……色々とヤバい!


「「おおっ!」」


 入り口近くに固まってた野郎共から歓声が飛び出る。何か見たのかこの野郎共。


「ほらほら、お着替えタイムなんだから男どもはさっさと出て、外の盗賊どもを叩きのめす! ガードル! あんたもこんなところで寝てないでさっさと行きなさい!」


 ガードルがメイスで転がされて部屋の外にまで叩きだされる。その染みってガードルの血じゃないだろうな。

 

 俺含む男連中が廊下に叩きだされると、先ほどの光景を話し合う声が聞こえた。


「おい、見えたか?」

「ああ、白だった」

「胸は?」

「残念ながらっ……!」

「くっ!」


「お前らいい加減にしろよ?」


 まるで男子高校生のようなノリで話している冒険者達に向けて特大の殺意と圧力を叩き込むと、びくっと体を震わせて黙った。まだ戦い続いてるんだから真面目にやれよ。

 

 話を聞いていた女性陣達も白い目で男共を見てため息をついていた。

 後でパーティーの不和が起きるかもしれないが自業自得だ。知らん。


「いつつ、と、とりあえず、俺達にこんな目に合わせた報いを思い知らせてやろうぜ」

 

 メイスで殴られた頭を擦りながらガードルが起き上がり、率先して先頭に立つ。

 ガードルは頑丈だし、行動力もあるし、リーダー向きだな。その場にいた全員が頷き「おうっ!」と掛け声とともに外を目指して駆け抜ける。

 

 途中、縄で縛られたり、重傷を負って動けなくなった盗賊達を見つける。宿屋の中にも結構な数の盗賊が居たようだが、助け出された冒険者達の敵じゃないようだ。


 宿屋の外に出ると、そこには大勢の盗賊達が宿を取り囲んでいた。数にして100は超える。何処にこれだけ潜んでたんだよ。


 盗賊達の群れの中に入り口で門番をしていた兵士の姿も見つけた。こいつもグルだったか。

 

「けっ! 大人しくしてりゃあ、良かったものを! おい! てめぇら! 脚の一本や二本切っても構わねェ! 生きてさえいれば全員売り物になるんだ! やっちまえ!」


 モヒカンのようなトサカを生やした鳥獣人が声を荒げて盗賊達をけしかける。

 モヒカン鳥の言葉に気になる事があったが、今はこいつらを叩きのめす方が優先か。


 俺はマップを最大まで広げて村全体の敵の動きを把握し、二手に分かれた冒険者軍団の手薄な方に回る。

 村人だった奴らは全員赤いマークになり、俺達に敵意を示していた。

 村人を皆殺しにして乗っ取ったか、または元からそういう事を隠しながらやってきたのか判らないが、今日行動に移ったのが運の尽きだ。一人残らず叩きのめしてやる!

 アリスも助けてやらないとな。全く世話の焼ける奴だ。


 冒険者達と盗賊達がぶつかり、月明かりの中、深夜の戦いが始まった。

 


感想や評価ポイントを下さるとモチベーションの維持にとても繋がるのでありがたいです。


余談:秋葉がヒロインしていて楽しいです。

海外でもこの話ほどではありませんが、ガイドさんが案内するところ以外に行くと危険な所があります。お女性の方は特にご注意を。

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最近はこちらの方も日曜更新で頑張ってます。 宜しければこちらの方も感想や評価諸々を下さると大変喜びます。 TSさせられた総帥の異世界征服!可愛いが正義! re:悪の組織の『異』世界征服記~可愛い総帥はお好きですか~
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[気になる点] 薬を口移しで飲ます展開は要らん
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